日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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白地に淡い緑色という、いかにも軽快なエビスビールらしからぬ見た目がまず印象的です。謳い文句は「清涼感あふれるフルーティーな味わい」。そしてよく見ると原材料は麦芽、ホップ、レモングラスとあります。エビスビールを名乗りながら副原料が使われていることにも驚いたし、レモングラスを加えたビールというものも飲んだことがありません。そもそもレモングラスがどういうものかも知りませんが、少なくとも軽い味わいと酸味を連想させるに十分でした。これは大して期待できないなと思いつつ飲んでみたのですが、ものの見事に裏切られました。結論から言うと、たいへん美味なビールでした。
しっかりとした苦味と渋味から成る重厚な味の骨格は、これぞビールの魅力という天晴れなもの。実を言うと初めの一口目は、レモングラスがどこに隠れているのか分かりませんでした。より神経を集中させて二口目をいただくと、レモングラスの上品で華のある香りを微かに纏っているのです。まさに絶妙な仕上げ、お見事です。久々の傑作、何とも嬉しい誤算でしたが、ここで一つ興味深い事に気付きました。エビスビールの名の必然性の感じられない安売り、乱発については数年来繰り返し批判してきました。このシトラスブランのような傑作もありますが、大して美味くない限定品も多くあったのは事実です。しかし私自身、エビスの名が冠されていなければ淡い色合いでレモングラスが使われているビールを手に取ることはなかったでしょう。まんまと術中にはまってしまったというわけです。エビスを名乗る限定品を乱造するのも売るためには仕方ない、綺麗ごとは言っていられないといったところでしょうか。

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「八時の法則」を見出したことにより、宿題となっていた「茜屋」の再訪をすんなりと果たせたのは大きな収穫でした。そして茜屋は記憶していた以上に素晴らしい店で、やや長居をしました。この結果二軒目のみゆきの暖簾をくぐるのもこれまでとは違う時間帯となったわけですが、客層が大分違っていました。簡単に言うと、所謂同伴の男女ばかりなのです。不逞というわけでもなければ声を張り上げるわけでもない。皆良識的な人ばかりでした。とはいえ、間違っても積極的に店の雰囲気を良くはしていません。
福岡に移り住んでまずは地元の居酒屋をあちこち飲み歩きましたが、その結果分かったのは、福岡には独酌文化がないということでした。一人客ばかりがずらりと並んでカウンター席を埋め、それぞれが黙々と酒を楽しんでいる。そして飲み終えたらすぐさま店を出る。東京ではこういった光景が当たり前であり、そのような居酒屋が無数にありました。だから同様の体験ができないことに戸惑ったのです。北九州にはこれに通ずるものがあるだけに、余計に印象的でした。たとえば小倉の「武蔵」では、長いカウンター席が一杯の満席であっても、静まり返っていることが珍しくありません。この手の店では客の目的は純粋にして単純。本当に酒の好きな者が酒を楽しむために足を運ぶのです。これでこその居酒屋であり、その中に身を置いて静かに酒を酌むのはこの上なく居心地が好いのです。

八時を回ってから茜屋に入ったことにより、目玉の豆腐を食べられずに終わってしまいました。二軒目に入った当店も変わらず素晴らしい店ではありました。小ぢんまりして品の良い造り、酒肴も文句なし、何より若女将のあしらいが最高です。しかし残念ながら、店には何ら非はないもののこれまでで一番居心地がよろしくなかったです。八時の法則の功罪がはっきりと見えてきた気がします。次回の松山では二軒目はいよいよ「吉」の再訪か、どうしてもおでんがよければ無沙汰をしている「呑気」にお邪魔するのも一興です。

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サントリーモルツが終売になった時、これを嘆き批判しました。単に残念だ、嘆かわしいというだけでなく、実害があります。自宅での晩酌、金曜日の夜や何か特別な事があった日にはプレミアムビールを楽しむこともありますが、日々そんなことをしていたらきりがありません。プレミアムビール扱いではなく手頃な価格で手に入り、且つまっとうで美味なビール。普段はこれをいただくわけですが、これに当てはまるのが一番搾りだけになってしまったのです。以前は一番搾りかモルツか、その日の気分で選ぶ楽しみやささやかな変化を味わえたのに、これがなくなってしまいましたorz
そこに思わぬ救世主が現れました。ふと立ち寄った大型スーパーで、サッポロクラシックが売られていたのです。同じようにこの事に当てはまるビールとはいえ、ご存知の通り九州ではなかなか手に入りません。専業の酒販店でもない店でまさか売られているとは驚きましたが、とにかく反射的に六本パックを二つ購入しました。惜しむらくは仕事中だったため、小さなリュックに入るこの十二本が限界で、箱で買えなかったことです。次の日にもわざわざ立ち寄って計二十四本をおさえましたが、これも一凌ぎに過ぎません。

こんな幸せ、道民だけ。パックに書かれた謳い文句が何とも印象的ですが、稀にではありますがこうして九州人にも楽しむ機会はあります。とはいえ、恒常的にこの美味なビールを味わえるのはやはり北海道民だけです。かつてアサヒがプライムタイムというビールを販売していたことがありました。これも実に美味なビールでしたが、比較的短期間で終売となってしまったのです。どうして本物に限って永く販売されないのでしょうか。一番搾りに比肩するビールが再び継続的に販売されることを願ってやみませんorz

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自力で見付けた名店というのはかけがえのない存在であり、その後長く愛用することになります。と言いたいところですが、折角出会った当店、二回目以降は満席御免が続いてもどかしい思いをしてきました。訪ねるのが土曜の夜に限られるというのがやはり難条件でした。しかし八時を境に一気に予約なしでも入れる確率が高まるという法則を見出し、遂に二度目の訪問が叶いました。
間口が狭く控えめな店構えは、煌びやかな二番町の只中にあって地味で目立ちません。むしろそれが良いのであって、品の良い佇まいは実に好印象です。中に入るとすぐにカウンターが一直線に伸びます。座敷は奥に小さなものがあるだけで、主役はあくまでカウンター席。この造りも良いし、何よりそのカウンターの上に品書きがなく、置かれているのは爪楊枝を入れる小さな壺のみというのが素晴らしいです。品書きは厨房の高い位置に掲げられた黒板があるだけ。居酒屋のカウンターや卓の上には何も無いのが理想ですが、限りなくそれに近いです。とどめはそのカウンター席の様子が外から窺えること。内外の造りは満点です。

無口で職人気質の主人が黙々と包丁を振るいますが、その雰囲気がまた実に良いです。魚介はどれも素晴らしいもので、中でもマゴチと紋甲烏賊は感動的な美味でした。中盤戦ですぐに出してもらえるものを一皿欲しくなり、烏賊の煮付けを注文しました。果たして予め仕込まれたものを容器に盛り付けるだけでしたが、そのまま出てくるわけではありません。主人が柳刃包丁と蜜柑を手にしたかと思うと、見事な早業で皮を針のように細長く削ぎ、煮付けの上に添えたのです。口に近付けた瞬間ふわりと漂う蜜柑の香りとやや甘く濃い煮付けの味わいとの取り合わせが秀逸で、絶品です。これも直前に削げばこそでしょう。素晴らしい仕事です。
出されるものは全て文句なしの美味で、会計は健全な居酒屋価格。初めて訪ねた時に、教祖の古い推奨店であり自身何度か訪ねて紛れもない名店だと思っている「仁平」と「たにた」を差し置いて、次の松山では仁平でもたにたでもこの茜屋だとまで言いました。今回その思いを新たにしました。繰り返しますが、店構えはまるで目立たず地味です。手前味噌ですが、この名店を徒手で見付けるとは我ながら冴えていました。印象的だったのは、独酌の先客が二人もいて、私の後にはさらに常連風の一人客が入って来たことです。土曜の夜にこれとは、真に良い店の証しです。大いに満足したのですが、実は今回一つだけどうにも惜しいことがありました。自家製を謳う豆腐が売り切れだったのです。八時の法則のこれが代償でしょうか。豆腐を食べずには終われません。次に松山を訪ねた際には真っ直ぐここ茜屋に向かいます。

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何から何まで値上げ地獄の世知辛い世の中です。私は日頃新たに物を買う、買い替えることが殆どないので、飲食物の値上がりばかりが印象的です。様々な店でクーポンを配布するのが今は当たり前ですが、それも20円、30円のものが目立ちます。いい大人が20円のためにわざわざクーポンを提示するのも虚しい話で、20円の割引きならばあってもなくてもどうでもいい、せめて50円が最低単位ではないかと思います。
しかし、出血覚悟の大盤振る舞いが全くないわけではありません。そんな機会もめっきり減りましたが、稀にうまい話はあるものです。

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ピザハットで四日間限定で、1,990円のピザが590円という割引きが行われていました。実に驚きの七割引きです。前日までにアプリを介して要予約、持ち帰り限定といくつか制約はあるものの、ここまで安いのならば買わない手はありません。四日間が土日にかかっているのも良心的で、うち一日の夕食はこれしかないと思いました。最寄りの店舗は隣町の西新にあり、自転車を十分漕いで買ってきました。

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日頃の自宅での晩酌は、まず豆腐か厚揚げを食べ、次に野菜を食べ、それから魚か肉を食べるという三段構成です。最近は食事量が増えたのでこれだけでは足りず、その後につい麺やパンを食べてしまうことが殆どですが、流石に厚揚げ、牛蒡サラダの後はこのピザだけで十分でした。

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今年の福岡における開幕戦のうち、三連戦の中日である4月3日の切符をおさえたことは先日の活動中に報告した通りです。奇しくもマリーンズ戦なので、勿論ビジター応援席です。さらには毎年恒例のこんな物が投函されていました。地元の商工会が配布している、オープン戦の無料券です。単に球場がすぐ近くというだけでなく、このような物が貰えるのだから唐人町に住んでいる甲斐があるというものです。仕事が終わり次第駆け付けます。
さらにもう一つあります。去年観戦したマリーンズ戦のうち一試合が、ホークスが勝利したら翌年の試合に無料招待というキャンペーンの対象試合だったのです。この結果一試合に招待されました。私としてはマリーンズが負けた結果の事なので複雑な心境ではありますが、有り難く頂戴するのみです。対象試合は平日の何試合かに限られますが、折角なのでここは交流戦でしょう。友人が同様の招待で広島戦をおさえたので、私は6月11日のヤクルト戦を選びました。

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驚いたのは、てっきり外野席とせいぜいB指定席くらいだろうと思っていたのですが、S指定席まで無料招待の対象だったことです。なかなかの大盤振る舞いです。普段は外野席で応援しながら観る専門ですが、ここは勿論S指定席をおさえました。しかも六席まで招待を受けることができます。発券手数料が一席につき220円かかるのと、六席も取っても平日に同行する友人が五人も集まるとは思えないので、とりあえず四席おさえました。
この日だけでなく、六月は今年の野球観戦の山となりそうです。交流戦の最終節は福岡での阪神戦です。阪神戦が甲子園で行われることが続いていてもどかしかったのですが、今年は遂に福岡で、しかも金土日の日程です。待ちに待った試合が開催されるというわけです。これは久方ぶりに阪神の応援席で観るしかないでしょう。切符は争奪戦になりそうですが、それこそ発売時刻にパソコンの前に張り付いてしっかりおさえたいと思います。さらにはその翌週の土日はマリーンズ戦です。六月は活動に出ている暇はなさそうです。今から楽しみにしておきましょう。

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少々遅くなりましたが、先日の松山、広島活動を振り返ってみたいと思います。良い点も冴えない点も同じくらい、半々といったところでした。良かったのは、何といっても二日間快晴に恵またことです。青い瀬戸内海もあちこちに咲く梅や菜の花も美しく、これも晴れていればこそです。日曜朝の爽やかな空も、見上げているだけで文字通り心が晴れ晴れするものでした。居酒屋の部も、八時の法則を見出したことで「茜屋」を再訪するという宿願を果たしました。自力で見付けた名店はかけがえのない存在ですが、それだけに二回目以降は満席御免ばかりでもどかしい思いが続いていただけに尚嬉しかったです。一方で二日目の広島の居酒屋は報告した通り惨敗でした。「源蔵」は大衆酒場らしいありようは好ましいのですが、肴は玉石混淆、より直截に言うなら、注文してはいけない外れの品が少なからずあるということです。この点中洲の「酒一番」に通ずるものがあります。
風変りなところに興味を惹かれ、一度試してみようという気になった松山・広島割引切符ですが、この切符にいかほどの需要があるのだろうかという疑問は活動を終えても変わりません。目玉は高速船のスーパージェットへの乗船ですが、その船旅は期待外れのつまらないものでした。広島に着いてからの行程も少々間の抜けたものでした。五時ちょうどに野球の切符をおさえたいという事情があったものの、それにしても中途半端な時間の過ごし方をしてしまいました。折角岩国まで行ったのだから、本当は錦川鉄道に乗りたかったのです。しかし運転本数が少なく乗り継ぎがまるで噛み合わず、断念しました。これらを踏まえて練り直し、再挑戦するのも一興と考えています。

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先日の松山、広島活動の記事に写真を貼り付けました。二日間快晴に恵まれた割には見栄えのする写真が乏しいのが残念ですが、よろしければ改めてご覧下さい。下記のリンクより、記事を古い方から順に読むことができます。

一日目
二日目

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帰宅しましたorz
博多駅に降り立った瞬間驚いたのは、随分と気温が高いことでした。思わず上着を脱ぎましたが、ほんの一時間前までいた広島とこうも違うとは。気温を見てみると何と18度もあります。上着どころか半袖一枚で過ごせる暖かさです。一時間とはいっても新幹線で疾走しての一時間、広島と福岡は300km近く離れています。新幹線の速さを今更ながらに実感する出来事でした。

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うどんを食べて新幹線ホームに上がりました。のぞみ49号に乗って帰途に着きます。実はのぞみ55号の指定券を取っていたのですが、松山・広島割引切符は自由席にも乗れるのでこれを放棄して早仕舞いします。二軒続けて外れの店に入ってしまった結果、予想よりもずっと早く居酒屋の部が終わってしまいました。自由席に十分な空席があってよかったです。

49A「のぞみ49号」広島2028~博多2130

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