日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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福岡の居酒屋でこれまで最も多く訪ねたのがこの店です。が、定期的に顔を出したくなる、いや出さずにはおれません。真の名店のこれこそが証しと言えるかも知れません。まだ明るい時間に訪ねたのですが、入口に一番近い卓では三人組が早くも宴も酣の気配。真ん中の卓では宴会の準備が着々と進められていました。珍しいことですが、この日はカウンターへ。
こう書くと、独酌でありながら何故いつもカウンターに着かないのかと思われるかも知れません。しかしこの店のカウンターは基本的に大皿が並べられる所なのです。一応止まり木が用意されてはいるものの、言わば補助席のようなもので、二人も掛ければもう一杯です。ですがたまにはこれも悪くありません。

この日は胡麻鯖と胡麻鯵が両方ありました。深い味わいをとるか、それとも活かった身の食感を楽しむか。後者の気分だったので胡麻鯵を所望。素晴らしい美味さです。大好物の厚揚げ煮とこれだけで十分に満足ですが、目の前にいる若旦那からこの日も一皿振る舞われました。蕾菜です。
生まれて初めて食べました。淡く瑞々しい緑色が何とも美しく、体内の血液がきれいになっていくような清涼な風味。これに河豚味噌と桜の花の塩漬けが添えられていて、三位一体となった素晴らしい味わいです。ごく少量とはいえ、こんな贅沢なものを振る舞ってもらっていいものか。やはりここには一年を通し、季節を感じながら通い続けたい。その思いを新たにしました。

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博多駅の博多口は整備された広々とした空間が印象的ですが、反対側の筑紫口は対照的、駅を出るとすぐにごちゃごちゃとした庶民的な飲み屋街が広がっています。その中でも大衆酒場ということならこの店に止めを刺します。長い一直線のカウンターには、この日も独酌の先客が二人いました。福岡では珍しい独酌が似合う店であり、天神の「角屋」、中州の「酒一番」を加えて勝手に名付けた福岡三大大衆酒場でもあります。

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刺身やサラダの類は入口近くの冷蔵庫を開けて自分で取ります。安かろう悪かろうではなく、この刺身がたいへん美味。当店名物の豆腐の煮付けは出汁よりも醤油の味が支配的な簡潔な味付けで、どこか東京の居酒屋料理に通ずるものがあります。が、その醤油がとても甘いところがやはり福岡です。
カウンターで待ち構えるのは愛想、慇懃といった要素が皆無のおばちゃん。しかし却ってそれが気楽で心地好いです。この点は大宮の名店「いづみや」に似ています。そのおばちゃんが、私が初めの生ビールのジョッキを飲み干したのをちらりと見て、壁に貼られた品書きの中の一枚を黙って指差しました。芋焼酎一合350円とあります。無難な味わいの黒霧島。正一合でこの値段はたいへん良心的です。それにしてもおばちゃんは、私が芋焼酎好きだと何故分かったのでしょうか(笑)

「角屋」「酒一番」と決定的に違うのは客層です。広い小上がりの一番入口に近いところに、大きめの荷物を曳いたスーツ姿の三人組。一目でそれと分かる出張帰りです。言葉も関東のそれでした。筑紫口は新幹線乗り場に近い側で、この寿久はその筑紫口の目の前にあるのです。新幹線の時間を気にしつつちょっと一杯、そんな時にうってつけの存在です。勿論地元民でもこの店を訪ねない手はありません。

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この日は天神で用事を終え、もう夜も九時近くでした。翌日も早朝出勤で、早くも何時間睡眠が取れるのか気になります。居酒屋を訪ねることは言うまでもなく酒肴を楽しむ不急の贅沢ですが、この日は少し趣が違いました。家に帰って晩酌するのと、店で飲んで帰るのとどちらが時間を取らないか。答えは後者です。少しでも晩酌の時間を短縮して睡眠時間を確保するために居酒屋で飲んでいくことにしたと、こういうわけです。

そう決めた瞬間、訪ねるのはここしかないと思いました。こういう時にうってつけなのです。立ち飲みの店で、良い意味で広くないので提供が素早い。それだけでなく、酒も食べ物も安くて美味いです。
特に有り難いのはメガ生ビールとメガハイボールで、800mmlで600円という大盤振る舞いです。料理も徒に品数が多くなく、どれも美味いというところに好感が持てます。手早く飲める店があるだけで有り難かった状況で、内容にも大いに満足できるこの店を知っていたのは大きかったです。そして暑い季節になったらメガ生ビールの存在感がより増すでしょう。この先も定期的に訪ねることになりそうです。

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以前知人に連れられて訪ねたこの店は、「福岡名酒場案内」に載っている店でもありました。一人で再訪する機会を窺っていたのですが、満席またはそれに近い状態で入れないことが二回続きました。三度目の正直でカウンターが空いている時に通り掛かりました。

何より嬉しいのは飲み放題の存在です。生ビール無しなら二時間1,400円、生ビール有りでも1,700円です。良心的な値段ですが、これが一人でも注文できるし、コース料理と組み合わせるのも料理は単品で注文するのも自由。飲み放題を謳うことを目的とし、様々な制約を設ける店も少なくない中で、実に好感が持てます。
鶏料理の店で、刺身、たたき、焼きどれも美味です。中でも看板商品のもも、むねの炭火焼きは味も食べ応えも申し分なく、一皿390円とは有り難いです。全体的に感動して褒め称える程の切れ味は感じられないものの、十分に満足のいく良店です。機会があればまた何度も訪ねたいと思います。

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日本一周ブログも含めるともう何度もこの店を訪ねた報告をしてきましたが、取り立てて書く事がなくなってきました。感じるところ、評価はいつも変わらないからです。称賛すべきずば抜けた美味と良心的な価格、一方で若い店員が軽い感覚で接してくる、中年男の独酌には歓迎しないあしらいです。
しかしこれは良い意味で変化がない、喜ぶべき事だとも言えます。星の数程ある福岡の焼き鳥屋の中で、ここを超える美味が果たしてあるのでしょうか。もしあるとすれば是非とも訪ねてみたいものです。焼き鳥だけでなく海鮮も豆腐もこの上ないのですから、非の打ち所がありません。

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