日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

 | ホーム |  次の頁

IMGP0336.jpg
帰りのスキーバスに乗り、山形駅前へ。新幹線の発車する二時間も前に到着する。これまた毎年恒例となった、蕎麦屋「さん七」で蕎麦を食…もとい、宴会をするためである。
昨日の昼飯といい、あくまで酒が主役、スキーはツマである。

IMGP0343.jpg
先ずは生ビール6杯。とても蕎麦屋とは思えない(苦笑)

IMGP0345.jpg
酒一本目。このわさび漬けもたまらなく旨い。
他には天麩羅を一通り全部、鰊の甘露煮に鴨焼き。今日も「どこでも居酒屋」は絶好調である。

IMGP0348.jpg
酒二本目。

IMGP0350.jpg
酒三本目(笑)。
ちなみに四本目は燗で供されたのだが、用足しに行っている間に運んでこられたらしく、写真を撮り損ねてしまった。
それにしてもこの「さん七」の女将さん、商い上手というか、我々が酒をざぶざぶ飲み始めると、ここぞとばかりに酒が進む皿を小出しにサービスしてくれる。嬉しいやら困ったやら…

IMGP0352.jpg
〆めの板蕎麦。蕎麦も素晴らしく旨い。
女将さんの策略に気持ちよくはまり(?)、今回は会計が一人頭で四桁の後半までいってしまった。上客もいいところである。

IMGP0353.jpg
外へ出ると、もう日が暮れている(笑)

IMGP0355.jpg

IMGP0356.jpg
あとは新幹線もどきに乗って帰るだけ。お疲れ様でした。

それにしても、学生時分の仲間とこうやって馬鹿やって過ごすのは掛け値なしに楽しいものである。
日々の生活の中で、「充実していること」とか「幸せなこと」というのは、誰しも他にあることだろう。しかし、仕事の充実には困難や緊張が伴い、家庭の幸せには責任が伴う。ただただ楽しみに心躍らせるという事は、案外少ないのではないか。
来年もまたこうやって蔵王へ行けますように…





IMGP0330.jpg







にほんブログ村 酒ブログ 居酒屋へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ
にほんブログ村


  ↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)




IMGP0299.jpg

IMGP0300.jpg
絵に描いたような「旅館の朝メシ」である(笑)

IMGP0301.jpg
山形といえばこれ。さあ食べ始めようかという頃合に、女将さんが熱々の玉こんにゃくを運んで来てくれた。旨い。
昨日も思ったのだが、この「えびや旅館」、決して特別な料理が出るわけでもなく、分相応だ。しかし、女将さんがとても気を遣ってくれて、追加のビール一つにしても申し訳ないくらい絶妙の間合いで持ってきてくれるのだ。変に背伸びをせず、その代わりに心を込めるところがなんとも好感が持てる良い宿だ。

IMGP0302.jpg
部屋のテレビは今や滅多にお目にかかれなくなった百円投入式。今時こんなのあるか。
いつでも意味もなくテレビが付けっ放し、というのが大嫌いな私は個人的には歓迎だったが。

IMGP0305.jpg
宿のフロント…ではなく「帳場」と呼ぶべきだろう。味がある。




IMGP0306.jpg

IMGP0308.jpg
樹氷と並ぶ蔵王スキー場の名物「三五郎小屋」
大音量のヨーデルを流し続けていて、脇を通るリフトに乗っている間もずっと聴こえてくる。とにかくここまでやり切れば大したものである。一度泊まってみたくなる。
寒さに震えているのと、風が強いのとで、ブレてしまった。

IMGP0310.jpg
樹氷原から麓の温泉街を眺める。晴れこそしなかったが、この季節の蔵王でこれだけ視界が晴れただけでもかなりの幸運である。

IMGP0314.jpg

IMGP0322.jpg
樹氷原コースにて。
残念ながら今回は樹氷は発育不十分だった。

IMGP0327.jpg
昼前でスキーは終了。宿に一旦戻る。
通常だと、ここで〆に共同湯へ、となるところだが、今回は宿の内湯が素晴らしいので、昨晩に続いて内湯へ。結局今回は外湯に全く入らなかった。他の客がいなくてのんびり入れるのもいい。
温泉のph値は何と1.45!
ここまで強酸性の湯は蔵王の他には草津と、川湯の共同湯、あとはどこかあるだろうか。

IMGP0334.jpg
共同湯の「上湯」にはこんな看板も。外国人の観光客も多いのだろう。そういえば、大露天風呂にも青い目の外人さんが居た。手拭ひとつ頭に乗せて、下手な日本人より粋なものである。






にほんブログ村 酒ブログ 居酒屋へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ
にほんブログ村


  ↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)




IMGP0289.jpg
昼食は大森ゲレンデのレストランで。
ここはエビスが生樽型のピッチャーで出てくるので、毎年決まって利用している。
この生樽もどき、格好だけと思ったら大間違いで、ちゃんとノズルを使って出加減を調整できるので、かなり旨いビールを注ぐことが出来る。もちろん小さなコップなどではなく、きちんとジョッキが用意されるところも偉い。
断熱材も入っているのでビールがずっと冷たいまま美味しく飲めて、秀逸である。
食べ物は、サラダに枝豆、唐揚げにポテトにソーセージにピザ。さらには焼き鳥。我々得意の「どこでも居酒屋」全開である。

IMGP0268.jpg

IMGP0269.jpg
これが今回の目玉。通常は冬季間は閉鎖されている、大露天風呂の二日間限定の特別営業である。しかも無料!
かなり以前夏場に入ったことがあるのだが、夏場にはそうとは分からないが、ゲレンデの真っ只中にある。そして冬はまさに雪の下に埋もれているのだが、こうやって営業できるのも、ここ最近の積雪の少なさも要因なのだろう(それでも、かなり大変な雪掻きをやったらしい)。

IMGP0291.jpg
会場に来ていた「ミス花笠」と記念撮影。
左の白い服の子がかなり可愛かった。

IMGP0296.jpg
宿の夕食は何とジンギスカン。驚いたが、聞くと、蔵王温泉の名物らしい。鍋も本格的なカブト型で、肉が柔らかく旨い。

IMGP0298.jpg
ここでもやっぱり酒。
ビールがドライなのがちょっと残念だが、旅館といえばスーパードライ、ここは仕方ない。文句を言いつつも最初に出ていた小さいコップを、大きなグラスに換えてもらった(馬鹿)
女将さん、わがまま言ってごめんなさい(苦笑)






にほんブログ村 酒ブログ 居酒屋へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ
にほんブログ村


  ↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)




IMGP0259.jpg
どこにでもある温泉神社。燈篭が味わいがある。

IMGP0256.jpg
これぞ、という典型的な旅館の乾燥室。広くて使い易かった。

IMGP0265.jpg
スカイケーブル乗り場にて。さすが老舗スキー場の蔵王、そこかしこに昭和のかほりがする。

IMGP0274.jpg
そんな蔵王だが、スノーパスは最新式。去年までは一般的な正方形で厚みのあるパスだったが、今年から汎用カードサイズに変更されていた。薄く、よくあるカードそのもの。当然各リフト乗り場のゲートも斬新なデザインの新型に。未だに紙のリフト券を使っているスキー場も多数ある中、これは画期的だ。

IMGP0281.jpg
蔵王といえばこのお方。山頂の地蔵尊。
余談だが、手動で露出補正をして撮ってみたら雪の質感が殆どトンでしまった。カメラの撮影モードを「スノーモード」に変えて撮ってみたら、プラスの露出補正を自動でやってくれて、こちらの方が遥かに綺麗に撮れることが判明。今までこの手の機能を馬鹿にしていたのだが、今回デジカメの性能の高さに恐れ入った次第だ。

IMGP0286.jpg
その「スノーモード」で撮影した、蔵王温泉スキー場の名物ゲレンデ「横倉の壁」入口に立つ看板。
最大斜度38度のコブ斜面は確かに上級者限定だが、ここまで必死に注意を促す所は珍しい。ちなみに、昔八方尾根の「黒菱ゲレンデ」にうっかり迷い込み、死にそうになったことがある(苦笑)
中国語表記の「高級者専用線路」の表現がかなり笑える。






にほんブログ村 酒ブログ 居酒屋へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ
にほんブログ村


  ↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)




IMGP0232.jpg
山形駅に到着した「ゲレンデ蔵王号」
昔取った杵柄ではないが、我ながら写真の撮り方が鉄だ。

IMGP0235.jpg

IMGP0238.jpg
山形駅からバスに乗り換えて蔵王温泉へ。バス停の標識にはさくらんぼの絵が。

IMGP0241.jpg
蔵王温泉のバスターミナルの建物の中に張ってある温泉街の案内図。古くて味がある。

IMGP0245.jpg
泉街の通りの片隅に立つ案内。

IMGP0250.jpg
今回お世話になった「えびや旅館」。高湯通りのどんつきにある。特に高級なわけでも、これといった特徴や味があるわけでもないが、この立地からして相当の老舗だろう。また館内についても然りで、古いながらもきちんと片付けられ清掃され、さっぱりと気持ちが良い。女将さんも大女将もたいへん親切な良い人で、気分のいい宿だった。
また、宿のすぐ向かいが共同湯の上湯と湯畑なのだが、この宿は自家源泉を持っていて、その湯がなんとも濃く、強酸性でありながらまろやかで、素晴らしい湯だった。

IMGP0249.jpg

IMGP0252.jpg
上湯と、その裏手の湯畑。
湯畑から源泉がこんこんと湧き出ては、そのまま温泉街の共同溝に流れ落ちてゆく。なんとも贅沢。これぞ温泉である。






にほんブログ村 酒ブログ 居酒屋へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ
にほんブログ村


  ↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)