日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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関内二郎を訪ねるのは原則として横浜スタジアムでの野球観戦の前に限られるが、昨年はプロ野球の日程に偏りがあり、後半にはこの機会が全く無かった。そのせいで半年以上もの間が空いてしまった。こうなるとどうしても味が落ちていないかという懸念を抱いてしまうが、杞憂に終わってくれた。

土曜日の真っ昼間、依然として豚Wが復活していないのが残念でならないが、豚増しすらなかったこともあるので、ひとまずは豚増しが注文出来て胸を撫で下ろした。

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これまでと全く同じように小豚少なめ硬め、野菜ニンニクカラカラ。野菜はキャベツの葉の部分が多い割には若干茹で過ぎの感があり、不味いという程ではないが決して美味くはない、相変わらずの凡庸な味。スープも同様で、良くもなければ悪くもないという、こちらも相変わらずのぼんやりした味わい。さあそして何といっても豚だが、この日はごく僅かながら煮込みが足りていない感じがして、とろけるような食感とまではいかなかった。しかし不満に思う程のものではなく、人によっては適度な歯応えがあるこのくらいの食感を好むだろうと思った。ただ個人的にはもう少し味が濃く沁みている方が好きなので、この点やや残念だった。脂の落ち具合、赤身と脂身のバランス、切り分けの厚さは完璧で、噛む毎に肉の旨味、甘味が口の中に広がって素晴らしく美味い。
そして今回、麺が美味かった。色、味がしっかりと乗っていて、かつての気の抜けたような味わいの麺とは別物だった。これは是非とも継続して欲しい。麺量も変わっておらず、少なめで一般的なラーメンの1.7杯分くらいの分量だった。これからも豚の味を絶対落とさないこと、そして豚Wが復活することを願って止まない。



麺    ★★★★
スープ  ★★★
野菜   ★★★
豚    ★★★★★
麺量   ★★★★





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自宅から近い二郎としてかつては頻繁に通っていた時期もあったが、実に四年半振りの訪問となった。現在は工事の影響で仮店舗で営業をしているが、仮店舗の方が大通り沿いにあって立地が良いというのは皮肉な話である。

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小少な目、野菜ニンニク。
豚増しが売り切れだったのは残念だったが、普通のラーメンでも巨大な塊を含む四枚(四個と言うべきだろうか)もが入っていて良心的だ。これならば豚増しは必要ない。その豚は食感は良いのだが若干煮込みが足らず、場所によっては僅かながら固さが感じられた。味の沁み具合もそこそこ。麺は中太で二郎らしいデロ麺。色や味の乗りはこれまたそこそこ。野菜もやや固めで悪くない茹で上がり。とにかく全体を通して良くもなければ悪くもない、これといった特徴のないぼんやりした出来だった。スープは微乳化でカネシの具合も頃合な、いかにも二郎らしいスープ。これはまあ良かった。麺量は多く、少なめでも一般的なラーメンの二杯分くらいはあった。

ところで、この店の店主の馴れ馴れしくてぞんざいな物言い、態度はどうも好きになれない。所詮はむくつけき男どもが集まって黙々とラーメンを喰らい、食べ終えたら即座に出て行くという店である。そんな二郎の店主に対して、慇懃であれなどと言うつもりはない。殆ど口をきかず無愛想の極みとも言える店主に対しても、私は何も思ったことはない。だがそれでもこの西台駅前店の客あしらいは愉快ではない。画竜点睛を欠いたラーメンの味わいといい、もうこの店に行くことはないだろう。



麺    ★★★
スープ  ★★★★
野菜   ★★★
豚    ★★★
麺量   ★★★★





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久し振りの二郎であるとともに、千住大橋駅前店を初訪問となった。店内の雰囲気は良くも悪くもいかにも二郎らしい店だった。助手がおらず店主一人でやっていたが、この店主が無口で愛想の欠片もなく、また客も全員が男の一人客なので店内には一切の会話というものがなく、ラジオの声と麺をすする音だけが響くという殺伐とした空間だった。個人的にはこういう女性客が寄り付けないような店は居心地が好い。

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小豚、野菜ニンニクカラメ。初訪問の店での常として、先客に供される丼をよく観察する。その結果野菜の盛りがかなり多いようで、卓上ダレは置かれていなかったのでカラメも加えた。
野菜はシャキシャキの食感で美味い。もっとキャベツが多かったら満点だった。豚は素晴らしい。かなり分厚く切られているのだが、十分に煮込まれていて柔らかく、とろけるような食感。味もよく沁みている。だが豚増しで四枚はやや寂しい。もう少し薄く切って五枚だったならこちらも文句なしの満点だった。横浜関内店の豚を絶賛するのは単に味が良いからだけでなく、切り分けの厚さも完璧だからなのだ。
麺は二郎らしい太デロ。味も色もよく乗っているのはいいのだが、柔らか過ぎて折角の良さを損なってしまっている。これは硬めにすれば最高だろうと思うのだが、店内には「調理の都合により麺硬めはお断りします」との但し書きが。店主一人でやっている弊害がもっとも肝心なところに出てしまっているのは実に残念だ。スープは写真からもお分かりいただけるかと思うが、まったく乳化していないサラサラのスープ。これは全然美味くなかった。一言で言えば醤油を湯で薄めたようなものだった。味が無いのに味がやたら濃いとでも言おうか。結果としてカラメは必要なかった。麺の量はかなり多かった。一般的なラーメン店のラーメンの二杯半分ほどもあり、後半戦はただ麺を平らげるための苦行だったorz
野菜と豚は美味い、麺は惜しい、スープは不味いと、ちぐはぐな一杯だった。



麺    ★★★
スープ  ★★
野菜   ★★★★
豚    ★★★★
麺量   ★★★★★





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二郎の神田神保町店の酷い凋落ぶりに辟易したのはもう一年以上前のことである。単に味が落ちただけでなく、全く煮込まれておらず固くて味も無い豚が、それも豚増しにしたのにたったの二枚しか乗ってこなかったのだ。誠実さ、まともに仕事に取り組もうという姿勢が完全に失われていた。そしてこの店には二度と来ないと決めたのだった。

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この用心棒はそんなラーメン二郎神田神保町店の目の前にある。路地を挟んだ真向かい、まさに目の前も目の前である。ここで食べるのは当てつけがましいようだが、むろんそんなつもりはない(笑)
それよりも、俗にインスパイア系などと呼ばれる二郎亜流の店でありながら本家の目の前に構えるというその根性は凄いと思う。

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「ラーメン」に「豚二枚増し」を追加し、トッピングは二郎に無いものとして生姜や辛玉(説明書きを見た限りでは辛子味噌のようなもの)などがあったが、初回なので大人しく野菜とニンニクを所望した。
まず野菜だが、茹で立てのシャキシャキで食感は最高だった。だがこの時は開店直後の第二ロットで食べたので、一日を通してこの質で出されているのか気になるところだ。殆どモヤシばかりでキャベツが僅かしか入っておらず、味わいは単調で色味も寂しかった。スープは基本的な方向性は二郎と同じだが、汚れや脂がきれいに濾されている。二郎のスープはとても飲むもんじゃないと思っているが、この店のスープは味わうに十分だ。
豚はよく煮込まれていて柔らかいし美味いのだが、塊状のところが斜めに細長く切られていた。この切り方は良くない。この切り方はこの食材の美味さを引き出しているとは言えない。奇をてらわずに一般的な薄切りにした方がいいのに、これでは折角しっかりと煮込んだ肉の味を損なってしまっている。麺はコシがとにかく強いのが印象的。味と香りの乗りはいまひとつだった。麺量は一般的なラーメンの1.7杯分くらいの印象だが、麺が太くてコシが強いので見た目よりも腹に溜まる。

全体的に、麺やスープなどの各要素がそれぞれ勝手にきれいであろうとしていて、一杯のラーメンとしてのまとまりが無い味だった。その象徴がスープだった。確かにこの店のスープは二郎のそれよりも美味いのだが、一杯のラーメンとしての総合点を高める要素としては、あの二郎の雑で乱暴な作りのスープに対して正義があるとは言えないのだ。ラーメン730円に豚二枚増し180円で計910円という値段も高い。目の前の二郎のことはともかくとして、絶対評価としてわざわざまた食べに来たい店とは思わなかった。



麺    ★★★
スープ  ★★★
野菜   ★★★
豚    ★★★
麺量   ★★★





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これまでに訪ねた二郎の中でこの店だけが群を抜いて訪問回数が多く、店の外見の写真を色々と趣向を変えながら撮ってきたが、もう撮りようもなくなってきた。そこでもう外見の写真は省くことにした。

さて、前回は豚の味が落ちていないか確かめるべく恐る恐る食べたのだが、その結果は喜ばしいものだった。そして三週間振りとなった今回、豚の味はやはり素晴らしい美味のままだった。

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豚Wは残念ながら今回も売り切れだったので、小豚麺固め、野菜ニンニクカラカラ。いつもと同じ注文である。豚は一つが塊状で、あとの四つが薄切り(いや厚切りと呼ぶべきか)のチャーシュー。しっかりと煮込まれているので塊状のものでも十分に柔らかく、且つ適度な歯応えも残していて快感にすら感じる最高の食感。味の沁み具合、その味の濃さ、切り分けの厚さ、脂身と赤身のバランス、脂の適度な落ち具合…すべてが完璧でとにかく美味いとしか言いようがない。非の打ちどころのない味というのはこれを言うのだろう。
一方で相も変わらず豚以外はおまけのようなものだ。スープと麺は悪くはないが良くもなく、とにかく何の特徴も個性もない。野菜は今回特に残念で、茹で過ぎ、起き過ぎで過度に柔らかくて歯応えが悪く、色味も悪いしエグ味も出てしまっていた。
それでもこうして毎度足を運ぶのは、それだけこの豚が至高の味わいだということである。



麺    ★★★
スープ  ★★★
野菜   ★★
豚    ★★★★★+★
麺量   ★★★★





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