日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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先の長電屋代線ツアーで最も印象に残った事を書いてみたい。

長野市での記念すべき居酒屋一軒目に選んだ「治右衛門」は居酒屋というよりはもっときちんとした料理屋、という感じの店で、後で居酒屋探訪の記事として詳しく書くが、実際値段も内容もやや高い上等な店だった。
その治右衛門でお通しに箸をつけた時のことだ。
お通しは、牡蠣とほうれん草を炊いたものだった。その味の濃かったこと。

見るにも色の黒い明快な醤油味で、それもかなり濃くてしょっぱい。
前の週に神戸と大阪で上品な出汁の効いた薄甘い物を食べてきたばかりだっただけに、尚のことその違いが際立った。信州のものは昔から味付けが濃く、東京の人間でも最初は驚くほどなので相当なものだ。
私は父が東京の下町、母が群馬の農家の生まれで、東京で育つという典型的な関東人で、当然醤油味の濃い食文化圏で育った。そんな私がかつて高校生の時分、北長野駅のホームの立ち食い蕎麦のつゆの味が余りに濃いものだからむせてしまった事がある。
安直な立ち食い蕎麦の味付けではなく、材料も調理も妥協のない仕事をしている板前の調えた突き出しの味付けがこうも濃いのだから、これはまさに食の文化の違い。旅の最大の楽しみは土地の文化に触れ、文化の違いを体感することだ。この一皿が美味いかどうかという以前に、なんだか嬉しくなってしまった。





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休肝日クルー

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車を長距離走らせるのは本当に久しぶりだったので(確か去年の7月以来)、疲れ方がひどかった…

それでも休み休みなんとか実家に到着。しかしさらにバイクに乗り換えて自宅まで帰らなければならない。あとちょっとの辛抱だ。
ちなみに今回の走行距離は568km。長野は近くて遠いという言葉がよく似合う。





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三才山、平井寺と二つの有料道路のトンネルを抜けて上田までやって来た。
これは松本から上信越道経由で帰る幾つかの経路のうち、もっとも安楽な上田菅平IC利用の際の経路なのだが、高速に乗る前に最後に温泉に入ってゆく。本日三湯目である。

「室賀温泉ささらの湯」
結構な寄り道になるが、湯が良いのとこうしているうちに高速が空いていくこと、そして、久々の車活動なのでマイカー移動の自由度の高さを満喫したいという思いがあったのだ。





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随分と中途半端な時間の食事となってしまったが、それで良い事もある。

というのも、この「メーヤウ」では個人的には前田敦子と大島優子、もといチキンカリーとポークカリーがツートップなのだが、チキンカリーはその激辛っぷりもさることながら、大ぶりの骨付きチキンがゴロンと丸ごと入っているのが最大の特徴なのだ。
しかし骨付きチキンはその大きさ故、一つのパンに入っていたとしてもせいぜい三本か四本。そこでこの店ではこれまで時に気高く、時に醜い"チキン争奪戦"が繰り広げられてきたのだ。
そう、不戦不敗にして無骨なる戦城の城下は現代の合戦場だったのだ!

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しかし、こんな中途半端な時間に入店すればチキン争奪戦に見を投じることなく悠々と食べることが出来るというもの。
今日は先客はあらかた食べ終った感じの二人だけだった。目論み通りである。
ポークカリーが無かったので完勝とは言えないが、それはまあそれとして…





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