日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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阿蘇活動の際に泊まった肥後大津のAZホテルを振り返ってみます。大観荘やあそ兵衛のように火口原の真ん中に泊まれる風情こそないものの、立地の良さなら全く負けていません。何といっても国道57号とミルクロードの交差点の角に建っているのです。阿蘇観光の拠点としては最高の位置です。宿の隣りはコンビニ、車かバイクなら57号をほんの少し熊本方面に走るだけで様々な店が現れます。夜に酒を飲まない人なら尚更便利に感じるでしょう。一階にはジョイフル、しゃぶしゃぶ温野菜、居酒屋が併設されています。残念ながら居酒屋は休業中ですが、今回印象的だったのは、ジョイフルが宿泊客専用となっていたことです。しかし特に混んではいませんでした。これは有り難い措置であり、ジョイ飲みでよいのならば待つことなく快適に過ごせそうです。今回は飲み放題に釣られてしゃぶしゃぶ温野菜に入りましたが、なかなかどうして悪くはありませんでした。

朝食の不味さについては報告した通りです。このあたりは料金の安さに免じて割り切るしかないでしょう。設備も然りです。元々が安い造りの上年季が入っていてくたびれており、ユニットバスのカーテンにカビが目立つのも残念でした。壁も薄く、隣室のテレビの音が漏れ聞こえてきました。
かように細かい不満も少なからずありますが、これらとどう向き合うかでしょう。阿蘇活動の前進基地と割り切れれば及第と言えます。広い平面駐車場が無料というのも美点で、また泊まる可能性もあります。ただし常に混み合っていてなかなか空いていない印象です。この立地ならばそれも当然と思えますが、だからこそ不思議なのは六階建てであることです。もっと高いビルにして客室を多く構えても埋まると思うのですが、何故六階建てに留めたのでしょうか。

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定宿が決まっている町もあれば、そうでない所もあります。決まっていない所はその理由が二つに分かれます。まずは、これといった良い宿になかなか出会えないから。そしてもう一つの理由は、福岡のように慢性的にビジネスホテルが不足している町でどこも満室が当たり前、気に入った宿が見付かっても次にまた泊まれないから。福岡は移り住む前も頻繁に足を運んでいて、かつて数え切れないくらいの宿に泊まり歩いて来ましたが、同じ宿に続けて泊まれたことは一度もありませんでした。
長崎は前者で、長いこと次もまた泊まりたいと思える宿を見付けられずにいました。しかし数年前にとうとうこれだという宿に出会えました。それが表題のホテルであり、以後ほぼ毎回ここに泊まっています。

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最大の美点は立地です。長崎の繁華街のど真ん中、浜町の交差点から川を挟んだ向かいにあります。そしてそれを見せる造り、演出が完璧なのです。各階のエレベーター前は足下から天井まで全面硝子張りになっていて、路面電車が複雑なT字の交差点を行き交う様を見下ろすことができます。

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圧巻は最上階の大浴場で、エレベーター前がちょっとした部屋のようになっていてゆったりした椅子などが置かれ、同じく全面硝子張りで長崎の景色を一望できるのです。大浴場は浴室も脱衣室も広く清潔で文句なし。窓は小さいですが、そこから稲佐山が見えるという仕掛けです。
建物が新しいので館内各所は清潔で快適、落ち着いた色合いなどに趣味の良さを感じます。かように全ての条件が良いですが、ならば高いのではと思うのが当然でしょう。手頃な料金で泊まれる部屋が用意されているのです。部屋に入るとすぐにベッドの短辺があり、ベッドの脇に回り込むことはできません。手狭ではありますがベッドの幅は十分に広いので、不足はありません。部屋にシャワーはありませんが、大浴場があるので必要を感じません。むしろトイレと浴槽、洗面台が一緒になっているユニットバスなどより独立したトイレと洗面台がある方が心地好いです。この部屋が料金が一回り安く、これを愛用しているというわけです。

思案橋の飲み屋街はすぐ近く。長崎駅からは路面電車で行くもよし、歩いても15分で着きます。唯一の弱点は先に批判した朝食ですが、これは利用しなければいいだけのこと。この先も長崎に泊まるならまずここの空室を調べるでしょう。ただし一つ心配している事があります。この宿はもっと高い値付けでも集客できると思うので、早晩値上げされるのではないかということです。動向が気になるところです。

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繁華街の中心からやや東に外れた大通り沿い、勝山町電停の近くにあります。旧館と新館があるのですが、新館の方を利用しました。建物が新しいので各所が清潔で快適、大浴場はさほど広くありませんが、こちらもごく清潔で混んでさえいなければ快適に入れるでしょう。他はこれといった特徴はなく、可もなく不可もなしといったところ。しかしビジネスホテルというのはそういうものであって、むしろ長所と捉えるべきでしょう。むろん新館の方が料金が高いわけですが、五千円台の前半でした。この快適さでこの額ならば一切不満はありません。
注目すべきは立地で、「仁平」が目と鼻の先です。当店が松山での不動の先発の地位を確立しつつある以上、再びこのホテルを利用する可能性が高いと言えます。大浴場があるからその機会はないのかも知れませんが、道後温泉を訪ねるにも良い場所です。

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徳島駅から歩いて五分かからない、絶好の場所にあります。一方で建物は年季が入っていて、館内も相応にくたびれていました。戸を開けて部屋に入った瞬間、これで6,100円も取るのか、と思いました。これが正直な感想です。それだけ地の利は大きいといったところでしょうか。予約をした時も、とにかく徳島駅から近いことを条件に探したのです。少ない選択肢の中でぎりぎり許容できる料金だったのがここだけだったと記憶しています。ようは消去法で決まったのです。
とはいえ、際立った不満点があったわけでもありません。居酒屋で飲んで戻って来て寝るだけ、次の日も起きたらただちに出発という状況ならば割り切れます。阿佐海岸鉄道のDMVを外から見るという宿題があります。その際には再び徳島駅を五時半に出る列車に乗る可能性が高いです。このホテルももしかしたらまた利用することがあるかも知れません。

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定宿だった下関ステーションホテルが大浴場を休止しているのを受け、代わりに世話になったのがこちらでした。下関駅の近くで、大浴場を営業していて、ステーションホテルよりは高いですが手頃と言える範囲内の料金。これらの条件を全て満たす恐らく唯一の選択肢だったかと思います。

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印象的だったのは、徹底的な改修が行われていて清潔で快適なことです。ただし居心地満点というわけではありません。聞けば築26年だそうで、古さも散見します。ユニットバスまでは改修の手が回っていないようで、ややくたびれています。とはいえ大浴場のある宿ではここは気になりません。気密性がやや落ちているようで、窓をしっかり閉めても僅かに冷気が入り込んでくるのです。これを改善するには窓を枠ごと交換せねばならないのでしょう。暖房をつけたまま寝るのは好まないのですが、そうせざるを得ませんでした。

大浴場はとても良かったです。石造りでごく清潔、壁に古地図が描かれているのも趣味が良いです。朝五時から入れるのも好印象で、休日でも五時には起きる私にとって、六時からしか入れない宿とは評価が大きく違ってきます。
部屋は最も安いエコノミーシングルを選びましたが、部屋もベッドも狭さは感じず、これのどこがエコノミーなのかと思いました。これで五千円ですから、全体的には十分に満足できるホテルでした。

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ただし、駐車場には注意する必要があります。入口が急坂で且つ折れ曲がっているのです。これではホイールベースの短い車しか通れないでしょう。聞けば、プリウスが入れないのだそうです。高さも1500mmまで。アルトでぎりぎりでした。今流行っている、人気がある車はSUV、軽ではハイトワゴンと呼ばれる背の高い車です。これらにプリウスを加え、売れ筋の車が全く入れないことになります。部屋が満室だったとしてもこの駐車場は埋まらないのではないでしょうか。
そして噂に聞いたのは、タワー型の駐車場はかなりの電力を消費するのだそうです。ここに入れない車は市井の時間貸し駐車場を案内しているのだそうですが、目と鼻の先にあります。いっそのことこの駐車場は閉鎖してしまって、その代わりに宿泊料金を少しでも安くして欲しいとも思うのですが。

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