日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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今回の活動では前回の反省を活かし、これを履いていった。
バイク用のゴアテックスのシューズである。結果としてはこれが大正解で、大いに力を発揮してくれた。それなりに重く、長時間列車に乗っている時などは暑くなってきて窮屈な場面もあったが、防水性という点ではそこはゴアテックスなので磐石だった。
今回は列車の先頭を撮影するためにホームの端まで行くことが多くあった。二本木駅はもちろん直江津駅などでもホームの先端部分は除雪されておらず、ただでさえ湿った越後の雪が踏み荒らされて半分溶け、水浸しの状態だった。そんなホームの端に、時に急いで向かわねばならないこともあったが、これを履いていたお陰で迷うことなく真っ直ぐと雪を掻き分けるようにして踏み込んでいくことが出来た。もちろん中が濡れることなどなく、ゴアテックスは透湿性も優れているので常に足は乾いてサラサラ、実に快適だった。
長岡や新潟の町を歩く時も同様で、融雪パイプから出る水も手伝って雪が半分溶けて水浸しになっている道を足元など何も気にせずずんずん歩いて行けた。
快速くびき野や普通列車に短区間乗車する地元の人の中にはゴム長を履いている人も多く見られ、印象的だった。

今回同行した友人は北海道の出身だ。北海道の雪は水分がなく文字通りの粉雪で、また融雪パイプで道路の雪を溶かすなどという文化もない。札幌の市街地など交通量の多いところでは歩道の雪は固く踏み固められ、さらには鏡のように磨かれてたいへん滑り易くなる。当然もっとも恐ろしいのは足が滑ること、転倒することである。私は昨年真冬の北海道を旅した時に使った雪靴も所持しているが、今回当然それは選択肢に入らなかった。
この靴は靴裏に固さやパターンの異なった多種類のゴムが使われていて、非常に滑りにくく出来ている。一方で靴本体の部分は普通の布などで出来ていて、暖かくはあるが濡れることには弱い。だが北海道の冬ではこの靴が正解なのだ。
ところが、何処もかしこも水浸しで滑らないことなどより濡れないことが大事な新潟の冬ではこんな靴はまるで役に立たない。同じ豪雪地帯でも北海道と新潟ではこうも違い、人の生活と雪との関わり方もかように違う。家を出発する前から、行き先を考慮して靴を選ぶ。その時点でもう旅は始まっている。旅の面白さが垣間見られる一幕だった。





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徹頭徹尾前回と同じ事の繰り返しとなり、傍から見れば何が面白いのかと思われそうだが、当の本人にとっては非常に有意義でわざわざ出た甲斐があったと思える充実した活動だった。
まずは前回残してしまった二つの課題、T18編成による下り列車と二本木駅で妙高号のスイッチバックの様子を見るというのを完全に消化することが出来た。前者は国鉄特急色のクハ481-1500番台が先頭となり四つの前照灯を灯して走る姿、それも「くびき野」よりもより嬉しい「北越」の運用に入ってくれ、後者に関しては二日目には待望の特急色が来てくれて、まさしく言う事なしだった。
初日は「妙高」があさま色、「くびき野」も「北越」もことごとく3000番台がやって来るという不運に見舞われ収穫がほぼ無かったのだが、二日目には一気に借りを返さんとばかりに次々と目当ての編成がやって来て、特に短時間の間に三本の国鉄特急色の編成が入れ替わり立ち代り発着して一時騒然となった直江津駅の様子は印象的だった。

また、黒姫で駅前にしっかりと店を構える蕎麦屋があるという僥倖に恵まれ、図らずも旬の美味い蕎麦まで食べることが出来た。この店は蕎麦だけでなく一緒に頼んだミニ揚げ玉丼、ご厚意でいただいた大根の煮物に白菜と大根の漬け物もとても美味く、値段も良心的という素晴らしい店だった。
二日目には幸運がさらに続き、黒姫から二本木へ戻る普通列車には湘南色の115系がやって来た。
居酒屋の部も、二日続けて完勝だった。初日は長岡で「魚仙」へ。過去に二度訪ねた時も素晴らしかったが、今回感動を新たにした。そして二軒目にも実に気になる店を発見した。魚仙で一通り飲み食いした後だったので実力の程を深く知ることは出来なかったのだが、次に長岡へ行った際には是非とも再訪したいと思わせる店だった(ちなみに当日の記事で「保の屋」だと書いたが「保可里」の誤りだった)。二日目の新潟で訪ねた「胡坐屋」も記憶通りの、いや記憶以上の素晴らしさで、出てくる魚介は一つの例外もなくことごとく素晴らしいネタばかり。その調理も、酒の揃えや扱いも文句なしで、二日も続けてこんなに美味いものばかり飲み食いしてよいものか、と思ってしまった。
今回唯一残念だったのはT13編成と出会えなかったことだが、そこまで言っているとキリがない。今回の活動の色々な面での充実をもって信越線通いは事実上の終了とし、これで次回からは北陸本線に専念できる。

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今回は直江津駅を何度も何度も訪れたわけだが、強く印象に残っているのは富山方面へ発着する普通列車の姿だった。413系に455系、国鉄急行色の編成も来た。内装がほぼ元のままの編成など、目下の活動を放り出して富山まで乗車したい衝動に駆られた(笑)
次回は北陸フリー乗車券を使うなどして直江津~金沢間の普通列車へ乗車することを主とした活動になるだろう。一方で「北斗星」廃止の報を受け、喫緊の課題が一つ増えてしまった。とはいえ北斗星には過去にもう何度も乗っているし、廃止間際の騒ぎの中で乗りたいかと言えばそこまででもないので、駄目で元々で切符の購入に挑戦し、駄目だったらその日程を北陸本線の活動に充てるという事になりそうだ。





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帰宅しましたorz






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終始前回の活動と同じ事の繰り返しだったが、図らずも最後の最後でまるで違う展開、新潟から上越新幹線で帰宅することとなった。

1348C「MAXとき348号」新潟1925~大宮2054






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日曜日、時間の制約がある、故に新潟駅の近くに限られる、と難しい条件が揃っているので、過去に日曜に訪ねてよかった「胡座屋」を手堅く再訪します。






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