
全活動を終了して、小倉駅より東京行き最終ののぞみ64号に乗車します。東京博多間を通して走るのぞみ号は品川や京都など全ての列車が必ず停車する駅の他に一つ何処かの駅に停まることになっているのだが、上りの最終であるこの列車は例外的にそれがなく、博多~東京間の所要時間は実に4時間47分というのぞみの最速列車である。のぞみ最速ということは、国内最速の列車だということだ。
断片的な要素を拾って見ていけば、こののぞみ64号よりも「速い」列車はある。だが1,200kmにも及ぶ走行距離といい、停車駅の多さ、乗降客の多さ、列車密度など総合的に考えた時、この列車こそが国内最速と呼ぶに相応しい。そんな列車にたまに乗るのも一興ではないか。
64A「のぞみ64号」小倉1915~東京2345

にほんブログ村

にほんブログ村

↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)
前回小倉へ来た時は酷い寝不足が原因で折角の武蔵での時間も十分に楽しめず、悔しい思いをした。それに対して今日は休養も十分で元気そのもの、武蔵はひと段落したところでそろそろ席を譲った方がよかろうと出たが、やや物足りない。良さそうな店を探し回る持ち時間もないまま近くの適当な店に飛び込んだ。若い人がやっている半立ち飲みのような安直な店で、内容もまさにその通りの程度のものだったが、もとより武蔵の後では生半可な店ではすべて見劣りしてしまうからこれはこれで不満はない。言ってみれば、前回の借りを返すべく早々に小倉を立ち去るのが勿体ないからぎりぎりまで粘りたかったというのが本心だ。
そのようなわけでいつもなら最終の一本前ののぞみ62号までには乗るのだが、今回は最後が面倒になるのを承知で最終ののぞみ64号で帰ることを決めた。

にほんブログ村

にほんブログ村

↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)
そのようなわけでいつもなら最終の一本前ののぞみ62号までには乗るのだが、今回は最後が面倒になるのを承知で最終ののぞみ64号で帰ることを決めた。

にほんブログ村

にほんブログ村

↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)
小倉駅に着いて、最後に慌てなくてもいいよう先に帰りの新幹線の切符や茶を買うなどの用足しをしている間にちょうど頃合いの時間になり、武蔵の前に4時半の開店の10分前に到着し、暖簾が出るを待ち構えることとなった。厳密に逆算をしたわけでもないのだが折尾駅構内やニッスイ社屋の見学をしないなど所々で活動を省略して先を急いだのが見事なまでに決まった。まことに手前味噌だが、これも長年活動を積み重ねることで培われた旅人の勘のなせる業である。
さて武蔵の前で開店を待ち構えて入った人は私も含めて実に7人もいて、土曜日ということもあってかいつも以上に席が埋まっていくのも早く、5時半にはもう肘つき合わせて飲むような満席となった。毎度小倉へ来る度に教祖のもう一軒のおすすめである「赤とんぼ」を訪問してみたいと思いつつ、結局それをしないまま武蔵詣でばかりを繰り返しかれこれ十年が経とうとしている。むろんこれには明確な理由があり、武蔵がとびきりの名店であること、もう一つは小倉を訪ねる際はほぼ例外なく飲んだ後東京行きの新幹線に乗るので持ち時間が少なく、たとえ三十分であっても先に開店する武蔵をどうしても選んでしまうというのがある。そして今回はこれに加えてもう一つ迷わず武蔵へ向かった理由があった。
教祖の著作によれば、かつて八幡製鉄所が昼夜を通して三交代制で操業していた頃はこの店もそれに合わせて13時に開店していたのだそうだ。やがて開店時刻は15時に繰り下げられ、今は16時半になった。石炭と製鉄で栄えた北九州の町を訪ね歩き、かつての栄華を偲び、斜陽化した現在の様子を見てきたわけだがそれがこの老舗の名酒場の姿と重なる。そんな一日の締め括りはやはり武蔵でなければいけないと思ったのだ。

にほんブログ村

にほんブログ村

↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)
さて武蔵の前で開店を待ち構えて入った人は私も含めて実に7人もいて、土曜日ということもあってかいつも以上に席が埋まっていくのも早く、5時半にはもう肘つき合わせて飲むような満席となった。毎度小倉へ来る度に教祖のもう一軒のおすすめである「赤とんぼ」を訪問してみたいと思いつつ、結局それをしないまま武蔵詣でばかりを繰り返しかれこれ十年が経とうとしている。むろんこれには明確な理由があり、武蔵がとびきりの名店であること、もう一つは小倉を訪ねる際はほぼ例外なく飲んだ後東京行きの新幹線に乗るので持ち時間が少なく、たとえ三十分であっても先に開店する武蔵をどうしても選んでしまうというのがある。そして今回はこれに加えてもう一つ迷わず武蔵へ向かった理由があった。
教祖の著作によれば、かつて八幡製鉄所が昼夜を通して三交代制で操業していた頃はこの店もそれに合わせて13時に開店していたのだそうだ。やがて開店時刻は15時に繰り下げられ、今は16時半になった。石炭と製鉄で栄えた北九州の町を訪ね歩き、かつての栄華を偲び、斜陽化した現在の様子を見てきたわけだがそれがこの老舗の名酒場の姿と重なる。そんな一日の締め括りはやはり武蔵でなければいけないと思ったのだ。

にほんブログ村

にほんブログ村

↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)