全ての活動を終えて帰途に就きます。乗るのは自由席を連結した東京行の最終列車「はくたか578号」である。この一本後の全車指定席「かがやき518号」に乗れば、富山での滞在時間が40分伸びる。自由席と指定席の料金差は520円、久し振りの富山の夜が40分伸びるのであれば安いものである。状況次第ではこちらを選ぶにやぶさかではないと思っていた。
だが、がら空きの列車を臆面もなく全車指定席にして不当に料金を上乗せするなどというJRの薄汚いやり方に呑まれるなど、やはりあってはならない。ここで妥協してはいけない。500いくらとか40分とか、そういう問題ではないのだ。
東北新幹線に端を発したこの汚いやり方も、常磐線の特急やこの北陸新幹線など、徐々に全国に蔓延しようとしている。特に近年JR西日本がかつての孤高の姿勢を失い、東日本の「安く在る、取れる金は取る、いいんだよ嫌なら乗らなくても」という思想に毒され始めた感がある。
金沢からやって来たはくたか号の自由席は果たしてがらがらに空いていて、何処の席に座ろうかしばし迷った。
578E「はくたか578号」富山2041~大宮2258

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だが、がら空きの列車を臆面もなく全車指定席にして不当に料金を上乗せするなどというJRの薄汚いやり方に呑まれるなど、やはりあってはならない。ここで妥協してはいけない。500いくらとか40分とか、そういう問題ではないのだ。
東北新幹線に端を発したこの汚いやり方も、常磐線の特急やこの北陸新幹線など、徐々に全国に蔓延しようとしている。特に近年JR西日本がかつての孤高の姿勢を失い、東日本の「安く在る、取れる金は取る、いいんだよ嫌なら乗らなくても」という思想に毒され始めた感がある。
金沢からやって来たはくたか号の自由席は果たしてがらがらに空いていて、何処の席に座ろうかしばし迷った。
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好事魔多しとはよく言ったものである。今日ここまでの二軒の居酒屋訪問は文句なしの理想的な展開だった。ならばそこで終わりにしておけばいいものを、調子に乗ってラーメンで締めようなどと思ったものだから見事に落とし穴にはまってしまった。

富山での締めのラーメンといえばいつも「麺屋いろはCiC店」にばかり世話になってきた。富山駅の近くで、深夜まで開いていて、当地の名物である黒いラーメンを前面に掲げているという条件を全て満たす唯一の店だからである。だが本当は、以前からもっと気になっている店があった。それこそが駅の近くで目抜き通り沿いに戸建ての店を構える「西町大喜」だ。だがこの店は夜が早くて飲んだ後の締めには使えず、開店も11時だから富山を発つ朝に食べられるでもなく、これまで何度も前を通ったことはあるのだが全て暖簾が下がっている時間帯だった。
しかし今日はこんな早い時間帯に飲みを終え、新幹線の時刻まで少々の持ち時間があるというまたとない機会が訪れたわけだ。
出されたラーメンはまさしく富山名物の真っ黒なスープ、立ち上る魚醤の匂い。ここまではよかったのだが、いざ箸をつけてみるとこれがとんでもない代物だった。とにかく異様に塩辛いのだ。味も香りもあったものではなく、塩の塊を食わされている感じだった。これは幾らなんでも度が過ぎている。たまらず小ライスを注文したが、それでは全然足りない。そもそも締めのラーメンなんてものは、腹も満ちている状態でありながら酔った勢いで調子に乗って頼むものである。だからご飯を一緒に食べたいなどと普段なら絶対に思わないのだが、さらに追加でご飯をもう一杯頼みたいと思ったのだから、いかに塩辛かったかお分かりいただけよう。

これまでの人生で、美味いラーメン、不味いラーメン、客を小馬鹿にしたようなラーメン、色々食べてきた。だが今日のこれが史上最低の一杯だったと断言出来る。
もしかしたら私に出された丼だけ、何か調理上の重大な失策があったのではないか。そんな事も一瞬考えた。だが金曜日の20時台に私を含め客は僅かに三人。広い店内が閑散としていることからして、そんな事はないのだろう。この味ならばこの状況も納得である。

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富山での締めのラーメンといえばいつも「麺屋いろはCiC店」にばかり世話になってきた。富山駅の近くで、深夜まで開いていて、当地の名物である黒いラーメンを前面に掲げているという条件を全て満たす唯一の店だからである。だが本当は、以前からもっと気になっている店があった。それこそが駅の近くで目抜き通り沿いに戸建ての店を構える「西町大喜」だ。だがこの店は夜が早くて飲んだ後の締めには使えず、開店も11時だから富山を発つ朝に食べられるでもなく、これまで何度も前を通ったことはあるのだが全て暖簾が下がっている時間帯だった。
しかし今日はこんな早い時間帯に飲みを終え、新幹線の時刻まで少々の持ち時間があるというまたとない機会が訪れたわけだ。
出されたラーメンはまさしく富山名物の真っ黒なスープ、立ち上る魚醤の匂い。ここまではよかったのだが、いざ箸をつけてみるとこれがとんでもない代物だった。とにかく異様に塩辛いのだ。味も香りもあったものではなく、塩の塊を食わされている感じだった。これは幾らなんでも度が過ぎている。たまらず小ライスを注文したが、それでは全然足りない。そもそも締めのラーメンなんてものは、腹も満ちている状態でありながら酔った勢いで調子に乗って頼むものである。だからご飯を一緒に食べたいなどと普段なら絶対に思わないのだが、さらに追加でご飯をもう一杯頼みたいと思ったのだから、いかに塩辛かったかお分かりいただけよう。

これまでの人生で、美味いラーメン、不味いラーメン、客を小馬鹿にしたようなラーメン、色々食べてきた。だが今日のこれが史上最低の一杯だったと断言出来る。
もしかしたら私に出された丼だけ、何か調理上の重大な失策があったのではないか。そんな事も一瞬考えた。だが金曜日の20時台に私を含め客は僅かに三人。広い店内が閑散としていることからして、そんな事はないのだろう。この味ならばこの状況も納得である。

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二軒目へ移行します。飲むのも食べるのも六分目というところで「あら川」を辞して、向かうはもちろん「親爺」である。だが金曜の19時台だ。満席で入れなかったとしても何ら不思議ではないと覚悟をして店に近付くと、僥倖が舞い降りた。目の前でまさに二人連れが店から出てきたのだ。流行りの言葉を借りて言うなら、これぞ「神展開」というやつだろう。
普段は暖簾をくぐる前に写真を一枚撮ってから入るのが習慣だ。まして雪が強くなってきていて、情緒のある画が撮れそうである。だが今日ばかりはそんなことをしている場合ではない。この先客が出たことによる二席が唯一の空席に違いないと、勘が働いたのだ。写真など撮っている間に他の二人連れに先に入られてしまっては元も子もない。そして結果はまさにその通りだった。ちょうど片付け終わったばかりのたった二つの空席の一つに通され、首尾よく着席することが出来た。
それにしても、富山は名店揃いで店選びに迷うと言ったが、やはりここが一番だ。同様に美味いものを出していながら「あら川」や「やつはし」よりも一回り以上安い価格、ざっくばらんな雰囲気、広過ぎず狭過ぎず実に適度な緊密さのあるカウンター席…久方ぶりの規模の大きな活動の最後をこの店で締めくくれたことを嬉しく思う。

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それにしても、富山は名店揃いで店選びに迷うと言ったが、やはりここが一番だ。同様に美味いものを出していながら「あら川」や「やつはし」よりも一回り以上安い価格、ざっくばらんな雰囲気、広過ぎず狭過ぎず実に適度な緊密さのあるカウンター席…久方ぶりの規模の大きな活動の最後をこの店で締めくくれたことを嬉しく思う。

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いよいよ今回の活動も最終局面を迎えた。最後は富山の居酒屋で飲んで締め括ります。
富山は名店が何軒もあって毎度店選びに迷うという何とも贅沢な所だが、今回は駅の近くという条件を加えたので「やつはし」と「真酒亭」が消え、残る中から栄えある先発に「あら川」を据えた。そして今回唯一予約をして臨んだ。以前にも平日でありながら少ないカウンター席の半分が予約で埋まり、辛うじて着席出来たことがあった。さらには師走の金曜日である。最終日に空振りをしたくないという思いも加わって、昨日のうちに予約をしておいた。また、この店の人気や雰囲気からして予約をして行く一人客もそう珍しくはないだろうと思ったのだ。

そして、この行いはまさしく奏功した。中へ入ってみるとカウンター十席のうち六席は既に埋まり、残り四席のうち三席は私のものも含む予約席となっていた。つまり、18時の時点で既にカウンターの空き席は僅かに一つだけという状況だったのだ。そしてその唯一の空き席、即ち私の隣りの席も、私が最初の生ビールを飲み干す前に同年輩の一人客が入って来てすぐさま埋まった。まったく予約をしていなかったら危ないところだった。次からもここを先発にする時は一人でも臆せず予約して行くことに決めた。
さて、二軒目に「親爺」に移りこちらでも首尾よく着席出来たなら理想的な展開だが、はたして万事上手くいくだろうか。

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富山は名店が何軒もあって毎度店選びに迷うという何とも贅沢な所だが、今回は駅の近くという条件を加えたので「やつはし」と「真酒亭」が消え、残る中から栄えある先発に「あら川」を据えた。そして今回唯一予約をして臨んだ。以前にも平日でありながら少ないカウンター席の半分が予約で埋まり、辛うじて着席出来たことがあった。さらには師走の金曜日である。最終日に空振りをしたくないという思いも加わって、昨日のうちに予約をしておいた。また、この店の人気や雰囲気からして予約をして行く一人客もそう珍しくはないだろうと思ったのだ。

そして、この行いはまさしく奏功した。中へ入ってみるとカウンター十席のうち六席は既に埋まり、残り四席のうち三席は私のものも含む予約席となっていた。つまり、18時の時点で既にカウンターの空き席は僅かに一つだけという状況だったのだ。そしてその唯一の空き席、即ち私の隣りの席も、私が最初の生ビールを飲み干す前に同年輩の一人客が入って来てすぐさま埋まった。まったく予約をしていなかったら危ないところだった。次からもここを先発にする時は一人でも臆せず予約して行くことに決めた。
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