日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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四ヶ月半振りに訪ねた長崎では「安楽子」に続いて「はくしか」を訪ねて大いに満足したわけですが、それでも尚欲張ってしまうのが旅先の夜です。とはいえ、歳とともに食が細くなっているのも事実であり、締めを何も食べなければ食べないでもよいという心境です。
そこで、これといった店と出会ったなら入り、なければそのまま宿に戻るという方針を立てました。思案橋横丁から銅座町一帯を、少し遠回りするけれどぐるぐる歩き回ったり引き返したりはしないと決めてのんびり進むと、無欲の勝利というやつでしょうか、見過ごせない佇まいの老舗があったのです。それがこの三八です。

老舗とはいっても、重厚なそれというわけではありません。間口が狭く簡潔な、町中華らしい構えに好感を持ったのです。壁もカウンターも白く、余計なものを置かずに小ざっぱりした店内がさらに好印象です。
しかし何より素晴らしかったのはちゃんぽんの味わいでした。魚介の風味が絶妙で、力強いながらにどこまでも上品なのです。豚骨の風味が支配的で力任せな印象がある福岡のちゃんぽんとは一線を画する美味です。次に長崎を訪ねる機会があったなら、また真っ直ぐこの店を目指すでしょう。その暁には再び絶品のちゃんぽんを注文するか、それとも他のものも試してみるか、大いに迷うことになりそうです。量が多過ぎて食べ切るのが闘いになりましたが、それはまあそれとして…

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8月15日の天文館、開いている居酒屋が僅かしかない状況ではラーメン屋にも期待はできません。案の定「のり一」は休みでした。しかし小金太が開いていたため、ほぼ迷わず入りました。しかしこれは不安な賭けでもありました。
長く愛用してきた名店ですが、一時大いに味を落としたからです。麺もスープも水っぽく気の抜けたような味わいに落ちぶれ、極め付けはつけ合わせの大根です。かつて皿に盛って供されていたのが、卓上に置かれた壺から好きなように取る方式に変わったのです。乾いてしまっていて、味も食感も台無しでした。絶望的な気持ちになりましたが、味を落としかけたけれど踏み止まり、復活した「坂内食堂」という例もあります。一度だけで見限るわけにもいきません。

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果たして坂内食堂と同様完全に復活していて、たいへんに美味なラーメンでした。大根も皿に盛って個別に供される方式に戻っていて、瑞々しくて美味いです。スープも麺も絶品で文句なし。名店の復活を心より嬉しく思います。これからもこの味を守り続けて欲しい。そうである限り、また必ず足を運びたいと思います。

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天気の良い休日、平日、活動のない休養日となれば、半額クーポンの出番です。やって来たのは通算四回目、半額クーポンの利用は二回目となるこの店でした。

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前回は店員の怠慢により、柔らかめの麺を希望したのにこれが食べられませんでした。今日は念を押しました。予想していた通り、こちらの方が美味です。これでもまだ固いくらいで、この強烈なコシは失われないだろうから、外側がもちもちの食感になるまで倍くらいの時間茹でたらさぞ美味かろうと思うのですが。しかしそれでは店の負担も大きくなってしまいます。ともあれ、すすり込むというより噛み砕くと言った方が似合う極太のこの麺、福岡流の豚骨ラーメンに使われることはあり得ないので、存在感が際立ちます。
また、関東の直系のラーメン二郎と決定的に違うのがスープです。あちらのスープは麺と具材のおまけのような存在で、飲もうという気にはとてもなりません。これに対して当店のスープは柔らかな甘味とコクがあって美味で、思わずレンゲを手に取ってすすりたくなるのです。

この手のラーメンを食べる目的は味だけでなく、体に悪いと承知で自身の下卑た欲求を解放することもあります。卓上のおろし大蒜を大量に盛り、さらに後半は真っ黒なラーメンタレをたっぷりかけて味を濃くしていただきました。頻繁に食べるものではありません。たまにはいいでしょう。店に近付いただけで怪しくも魅惑的な独特の匂いが漂ってくるもの印象的で、福岡では貴重な存在です。
半額クーポンの期限が来月末に迫りました。これを利用すると野菜増しができません。クーポンの期間内は他の店を訪ねることにして、次回は正規料金でいただくことになりそうです。

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本日の昼食は久し振りに半額クーポンの登場となりました。訪ねたのは二度目となる地元の寿司屋、高寅です。半額クーポンは一つの店について三回まで利用可能で、残り二回は季節を変えてそれぞれ夏の盛り、そして使用期限ぎりぎりの十月下旬に食べようと決めていました。今日から暑さもやわらぎ、暦の上でも既に秋です。しかしネタの旬という点では滑り込みで間に合ったと言っていいでしょう。

そして季節を変えて訪ねた甲斐あり、前回は見られなかったものを幾つか見ることができました。まずは席に着くなり、冷たい茶と温かい茶どちらにするかと訊かれました。寿司屋は黙って熱い茶を出すものと思っていましたが、流石にこの酷暑では冷たい茶を所望する客も多いのでしょう。
軍艦巻きに盛られた生しらすなど前回なかったネタも印象的でしたが、赤出汁が握りを一通り食べ終わった後の茶碗蒸しと一緒に出てくるところが寿司屋らしいと思いました。茶碗蒸しの上品な甘さと赤出汁の酸味の取り合わせが絶妙です。そしてこちらも前回はなかった菓子が最後に出てきて意表を突かれました。黒糖のくず餅です。甘いものは好みませんが、出されたからには折角なのでいただきます。ごく上品な味わいでくどさは一切なく、ごく少量だったこともあってこれならば美味と思えます。そして印象的だったのは、巨大な湯呑みに注がれた茶とはまた別に、このくず餅に添えて小さな湯呑みでほうじ茶が出されたことです。この辺りにも寿司屋の細やかな仕事ぶりが窺えます。次は秋も深まる十月の末です。今から楽しみにしておきます。

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やはりここまでの活動で疲れと眠気が溜まっていたのでしょう。いつもより大分早く酔いが回るのを実感しました。持ち時間からしても岡山での居酒屋は「鳥好」一軒のみ。最後にラーメンを食べて締め括ります。鳥好のすぐ近くに気になるラーメン屋があったからです。

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一番に訴えかけてきたのは屋号という外面的な要素です。隠岐の島を訪ねた時にいただいた、土地名物の藻塩を使ったうどんの味が印象に残っており、同じようにしてラーメンを作ったらと思うと興味を惹かれました。お世辞にも端正とは言えないものの下品になり切っていない店構えも妙に気になります。

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果たして絶品のスープでした。醤油を一切使っていないという触れ込みでしたが、どこまでも上品で、柔らかく、ほのかに甘く、そして豊かな味なのです。
誤解を恐れず言えばラーメンというのは麻薬のような側面があり、良くないと分かっていつつも勢いに任せて少々の背徳感と共にいただくからこそ美味いとも言えます。そのような観点から言えば、もう少し濃く強く、中毒性のある味でも良いのかも知れません。しかしこちらもこれは間違いなく正義です。そのような機会が巡って来るとも思えませんが、叶うことなら次は素面でいただきたいものです。

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