日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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遅くなりましたが、改めて先日の活動を省みたいと思います。

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まず日程ですが、土日だったというのが唯一の難点でした。思わぬ幸運により連休が転がり込んできたわけだからそこまでの贅沢は言えませんが、これが平日の二日間だったら百点満点だったのに、と思うのが正直なところです。これによって初日の金曜日を小倉に充てるしかなく、その結果前回と同じ時計回りでの九州一周となってしまって新味に欠けました。さらに鹿児島では、天文館で開いている居酒屋がたったの一軒しかなく選択の余地もないという状況に陥りました。
次に天候ですが、これには恵まれませんでした。特に本活動の主題である宮崎を訪ねた中日はずっと本降りの雨で、青島に行くのもままならず、夜も居酒屋へ向かって歩くのに難儀しました。しかし今の季節に終日快晴だった元日の活動が出来過ぎだったとも言えます。

特急、新幹線の自由席の混雑状況について。初日の金曜日、小倉で飲んだ後1941発のソニック49号で別府まで移動しました。直前にホームに下りると長い列が出来ていて、小倉を出る時点では座れずデッキで立つ羽目に。しかし15分走って行橋に着いたところで多くの人が下車しました。通路側ではあるものの無事に着席できて、ひと眠りしたところで別府に着くという上々の展開でした。
翌日土曜の大分から宮崎までのにちりん5号、最終日の日曜の宮崎から鹿児島までのきりしま11号は自由席ががらがらに空いていて、快適な移動でした。最後の鹿児島から博多までのつばめ338号、まさに発車の直前に乗車したのですが、乗り込んだ二号車で一つだけ二席並んで空いているところがあり、そこに滑り込みました。一号車にもきっと同様の空席はあったでしょう。

宿について。初日に別府で泊まった宿は当たりでした。駅の目の前という極上の立地、系列の別館ではありますが温泉大浴場に入れて、充実した朝食が付いて四千円という安さです。建物は古いものですが部屋は効果的に改装されていて不足はありません。次に別府に泊まる機会があるなら候補の筆頭です。
一方で中日の宮崎は宿が混んでいて、何とかおさえられたのは一泊六千円の部屋でした。宮崎は宿代の相場が安く、日によっては四千円を切るビジネスホテルもあります。その宮崎で六千円もする部屋、想像通りの立派なものでした。広々とした部屋は何処もぴかぴかにきれいで、風呂とトイレが別々で、ゆったりした浴槽がありました。自分には過分でしたが、ぎりぎり許容の範囲内の金額でもありました。夕方と翌朝の二回風呂に湯を張って浸かれたこともあって納得しています。

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こんなところですが、今回の活動を通して今後の手掛かりを一つ得ました。終業後に博多駅に直行してすぐに移動すれば、九州の他の主要都市で夜を楽しめるということです。まず思い浮かんだのが長崎でした。博多1555発のかもめ27号に乗れば、ちょうど二時間で1755に長崎に着きます。市街地に投宿すれば、ひと風呂浴びて七時には居酒屋を訪ねられます。混み合う時間ではありますが、平日ならどうにでもなるでしょう。
翌日は島原鉄道や松浦鉄道の乗車を楽しむのもよし、昼過ぎまで長崎に滞在してから帰るのもよしです。最後は唐津で居酒屋を訪ねて締め括れるというわけです。ここでも旅名人の九州満喫きっぷが活躍してくれるでしょう。

早朝出勤の辛さや欠点にばかり初めは目が行っていました。しかし終業が早いことによって、このように一日だけの休みでも初日に地方で投宿し居酒屋を訪ねて楽しむことができます。次の活動は平日に長崎へ、というのが最有力です。

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帰宅しましたorz
最後の移動、博多から唐人町までの地下鉄区間も旅名人の九州満喫きっぷで乗れることを、何故か妙にお得に感じてしまいました。今回は優等列車の料金は出し惜しみせずに奮発したというのに最後にこれですから、自らの小市民ぶりを痛感します。

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はしごなど望むべくもないので、件の焼き鳥屋で気の済むまで飲み食いしました。余勢を駆って最後にラーメン屋に飛び込み、然る後に鹿児島中央駅へ向かいました。いよいよ帰途に就きます。

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今回もむろん800系が充当される列車に乗って博多に戻りたいところです。1733発のつばめ338号に間に合うかどうか、ぎりぎりの際どい間合いになってしまいました。これが素面の状態なら、電停から新幹線乗り場に向かう間に早足や小走りを交えて着実な結果を得にかかるところです。ところが酔っている時にありがちな、そこまでするのも面倒だ、間に合わなかったらそれはそれでいいやという心境になっていました。熊本までN700系に甘んじれば、僅かな時間で800系に乗り継げることが分かっているからです。
ホームに上がる階段を半分まで登ったところで発車ベルが鳴り響き、間もなく発車する旨を告げる音声放送が。そこで一念発起して階段を駆け上がり、何とか間に合うという顛末です。結果的に鹿児島から博多までの全区間を800系で乗り通せることになり、喜ばしいです。

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そこまで800系に執着するのは、単に車両が素晴らしくて乗っている時間が充実するからだけではありません。ここにおいては博多行の列車に乗ることが肝要なのです。いや博多止まりと言うべきか。簡単な話で、新大阪行の列車に乗って寝過ごそうものなら取り返しのつかない事になるからです(笑)
800系が充当されて博多行のこの列車は一石二鳥の存在なのです。

5338A「つばめ338号」鹿児島中央1733~博多1920

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開いている居酒屋が少ない方が却ってありがたいくらいだなどと言いましたが、まるで的が外れていました。歩けど歩けど開いている店が一軒もないのです。日曜日の午後三時とはいえ、まさかここまでとは。大誤算でした。

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電車通りの北側と南側、両方合わせて三十分は歩き回ったでしょうか。漸く一軒だけ開いている焼き鳥屋を見付けました。ご丁寧にお昼から飲めますとの字が踊っています。選択の余地もなく飛び込みました。わざわざ鹿児島まで来て焼き鳥屋とは少々冴えませんが、とにかく他に開いている店が無いのだからそんなことを言っている場合ではありません。むしろこの店が開いていてくれて感謝したい気持ちで一杯です。

詳しいことは後日居酒屋探訪記に譲るとして、ここまで印象的だったのは鹿児島の暖かさです。いや暖かいと言うと語弊がありますが、全然寒くないのです。今日は風があるのですが、その風が全く冷たくありません。暖かい風とまでは言いませんが、強いて言うなら常温の風といったところでしょうか。風が吹き付ける時と止んでいる時で体感温度が変わらないのです。どんよりした曇り空ながらに、南国らしさを実感します。

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市電を天文館電停で降りました。今日旅名人の九州満喫きっぷを使ったのは、日南線で宮崎~志布志間を往復するのにその方が安上がりだったからです。副産物として指宿枕崎線や鹿児島市電にも好きなだけ乗れます。そこですぐに思い浮かんだのが、指宿枕崎線に谷山まで乗り、少し歩いて谷山電停から市電に乗って市街に引き返して来るという小活動です。しかしこれは取り止めました。
いかにも中途半端だし、この区間の市電の車窓はそう面白いものでもないし、過去に何度も乗っているし、谷山駅から谷山電停まで歩くのも億劫と、消極的にさせる条件が揃っていたからです。それならば天文館周辺をゆっくり歩いて回り、昼飲みとも言える時間から始めるのも一興だろうと思いました。明日はまた早朝に起きなければならないことがそろそろ気になり出したというのもあります。
日曜日であってもそれなりに賑やかな天文館ですが、流石にこの時間では開いている店は少ないでしょう。あてもなく新規開拓をしなければならない目下の状況では、迷わずに済むので却ってありがたいくらいです。

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