日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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昼ラーメンを食べたらあとは帰るだけである。日曜日なので全高速でもよいのだが、さすがにそれではつまらないし時間もまだ余裕がある。そこで一般道で南下していくことにした。
まずは県道を真南に走って会津坂下から会津高田、それから少し東へ移って国道118号を走る。この方が景色も良い。今回磐梯山を見なかったのが心残りだが、まあそれはそれとして…

去年開通したばかりの甲子トンネルを走っていなかったので、もちろんこの経路を選択する。
途中、道の駅しもごうまでは非常に規格の高い道路が整備されていて、快走できる。また道の駅から雪を被った那須岳の眺めが素晴らしかった(吹きっさらしで余りに寒かったので写真を撮るのを忘れたorz)。
肝心の甲子トンネルだが、ちょうど差し掛かるあたりで完全に日が暮れてしまい、なんだかよく分からないうちに通り過ぎてしまった。これでは意味がない。
また、甲子温泉に入っていこうと思っていたのだが、日が暮れた直後の目が暗さに慣れていない時で「大黒屋」を探すのが妙に面倒になってしまい、迷っている間に通り過ぎてしまった。とにかく道も温泉街も暗いものだから。

結局そのまま白河ICから東北道へ。宇都宮の先あたりまで断続的に渋滞が続いていてとにかくたいへんだった。実は千円化してから日曜日の高速を走ったのはこれが初めてで、こんなにも酷いことになっているとは思わなかった。これなら千円化とか全然必要ないんですけど。特にSAが大混雑して入れないのは酷いものだ。
渋滞している高速というのは、少し遅れて渋滞が解消した直後に走っていっても到着時刻が殆ど変わらない。こんなことならやはり甲子温泉か、または那須湯本あたりでゆっくり温泉に入っていけばよかったorz
最後の最後に後味の悪い思いをしてしまったが、それも次の活動への気概となるからまあいいだろう。

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最後は疲れ果てた状態だったが、実家に9時半という、特に問題のない時間には着くことが出来た。友人の一人に毎週のようにこのような車での一人旅に出かけては必ず最後が日曜深夜の午前様で帰宅という剛の者がいるが、まったく彼の体力には感服するばかりだ。
最後はバイクに乗り換え自宅まで帰って全行程終了。お疲れ様でした…







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津川駅からは真っ直ぐ喜多方の市街へ戻った。きれいな景色とのんびりした道を求めて、49号から再び459号を走る。
途中、蕎麦屋が密集していることで知られる宮古の集落を通る。昼飯を蕎麦にしようかどうか迷ったのだが、ちょうど昼時だけあって道沿いに何軒か見えた蕎麦屋は何処もかなり混雑している様子だった。
また、蕎麦は大好きなのでどうせ食べるなら今回のラーメンのように徹底的にやりたい。そこで宮古の蕎麦は次回の宿題にすることにして、今回はラーメンで押し通すことにした。ラーメンと違って蕎麦は旨い季節が限られる。今が旬だけに後ろ髪を引かれる思いもあったが、まあそれはそれとして…

そして喜多方では今回日曜にしか営業しない「黒はせ川」の調査をしたかったのだが、到着したのが2時半、営業時間は一応3時までとなっているがすでに売り切れ終了…
やはり「黒」の方もかなり人気があるとみた。これまた次回の宿題ということに。こちらはこちらで日曜日のみと、これまたハードルが高いが、それはまあそれとして…

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結局今回喜多方ラーメンでは初めて新規開拓をすることになった。
"ラーメンマップ"を適当に眺めて、なんとなく目に留まった「大安食堂」へ。一階は暗い駐車場、店舗はいかにも古く寂れたビルの二階にあって、その雰囲気からこれはもう失敗だろう、と思っていた。

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ところが驚いたことに外の雰囲気からはまるで想像できないくらい店内は大盛況。3時だというのに満席になっている。そしてラーメンも旨かった!
全体の味わいは濃い目の醤油味、沢山乗ったチャーシュー、太く柔らかいちぢれ麺という、いかにも正統的な喜多方ラーメンの本流系。スープは脂の浮くやや濃厚な味わいだが、醤油の辛味が巧みに抑えてあってバランスが絶妙。チャーシューも柔らかく煮込まれ、麺も旨い。これなら大人気も納得である。私が食べている間も来客が続き、テーブルを片付けるのも追いつかない様子だった。

喜多方ラーメンを食べ歩いてかれこれ十数年以上、数十軒の店をつぶしてもう喜多方ラーメンは知り尽くしていたと思っていたのに、こんなに旨い店がまだ埋もれていたとは、奥が深いとしか言いようがない。







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日出谷から先は鉄道がトンネルで突っ切っている山の北側を大きく回り、沿線最大の難所ともいえる山を越えて鹿瀬の駅に出る。ここまで来ると山は開け、集落も結構大きい。

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鹿瀬の駅舎はなかなか味がある。

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津川駅は新建材の安っぽさは否めないものの、端正でまあ好感が持てる。
磐越西線はこの先新津まで続くのだが、一番景色の良い区間はここで終わりだし、キリがないのでこの津川駅までで終わりにして、喜多方方面へ戻る。







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磐越西線の非電化区間の中でもっとも存在感があるのがこの日出谷駅である。いや、存在感があったと言う方が正しいか。この駅は蒸機時代には広大な構内を有し給水塔も置かれ、列車の停車時間が長いため駅弁も販売されていた。
私が初めて訪れた高校生の時にはまだ広い構内に給水塔も残り、細々とだが駅弁の販売も続いていた。それが今や見る影もない。
広い構内はつぶされ新しい建物が建ち、給水塔の姿もない。ホームとの間が不自然に離れた駅舎や周辺の様子から、かつてこの駅が広大な構内を有していたことがかすかに見て取れる程度である。こういうのを見ると寂しく思わざるを得ない。

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駅の周辺は出歩く人も見かけない静かな山間の小集落だ。いかにも雪国らしい民家の佇まいが素晴らしい。







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面白くもない駅舎が続くが、沿線は風光明媚な景色が続き、活動自体は非常に楽しい。
特に徳沢駅から先はさらに深い山の中に入っていき、駅巡りも交通量の殆どまったくない山間の狭路459号を走るようになる。この区間は全線に渡って景色の良い磐越西線の中でも白眉といえる区間である。

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