
先日の阿蘇活動では帰宅する時間が大分遅くなり、20時近くにもなってしまいました。直接の原因は帰路の途中で予定外の長い休憩を取ったからです。
寄る年波で夜間の運転が重荷になってきました。元々私は乱視が強く夜間の運転の負担が大きいのですが、それでも二十代の頃は夜な夜な車を走らせていました。それこそ若さ故のことだったのでしょう。特にきつかったのは国道386号で北西へ走っている時でした。日もすっかり暮れ、この区間は街灯がない真っ暗な田舎道でありながら交通量はそこそこあるので、対向車が次々とやってきます。これで急速に疲労してしまいました。やがて対向車の光が目に入ると、目が眩むだけでなく頭までくらくらするように。このまま走行を続けるのは危険と思い、広い駐車場を構えるコンビニに飛び込みました。後部座席に座り、体を楽にして目を瞑り、時間を気にせず休憩しようと思いました。三十分か四十分はそうして休んでいたでしょうか。これで帰宅が遅くなったわけですが、無事に帰り着くためには必要な休憩でした。
阿蘇には今後も繰り返し足を運ぶことになるでしょう。帰路の負担がかくも大きいとは、これは改善しなければなりません。今回、往路、帰路共に高速を利用したのは福岡都市高の区間のみです。そこで日田から高速に乗って帰ったらいくらかかるのか調べてみました。日田インターから大分道に乗り、太宰府インターから直結する都市高に入ります。1,410円の追加で済むことが分かりました。この金額ならば絶対に乗った方がいいです。これが最大の反省点です。時間短縮もさることながら、真っ暗な片側一車線の道と高速道路とでは、夜間走行の負担は天地の差です。これが何より大きいです。
さて、今回日帰り活動としたのは前日が残業だったからです。しかし次の平日休みは前日が残業ではありません。そこで、天気が良ければ前日の退勤後に出発して阿蘇へ行くということをやってみようと思っています。前進基地として日田に泊まるか、それとも別府まで行ければしめたものですが、福岡からの距離は倍増します。それならば一気に阿蘇まで行ってしまい、内牧あたりに泊まるのも一興です。朝一番で外輪山に上り、日の出や雲海が見られたならこの上ないのですが。

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県道40号を進むと、繰り返し現れるのが「筋湯温泉あと何km」と書かれた看板です。ツーリングマップルを見ると、共同湯打たせ湯300円とあります。これは寄らない手はありません。



山間の川沿いにひっそりと開けた小さく静かな温泉街、谷の中腹に身を寄せ合うようにいくつかの建物が建ちます。その中心に建つのが共同湯で、背の高い昔ながらの湯屋造りです。絵に描いたような佇まい、素晴らしい風情です。浴室の九割方を占める大きな浴槽が良く、一番の特徴はむろん打たせ湯です。浴槽の一方の壁の真ん中あたり、3メートル程の高さから湯が落ちていて、それがずらりと並びます。十人くらいは横並びで湯に打たれることができるでしょうか。浴室は音が響き、湯気に煙り、浴槽の湯面に飛沫が当たって跳ねるという壮観な眺めです。
活動の疲れを静かに癒すという望みは叶いませんでしたが、これは一見の価値あります。何より温泉街の雰囲気が秀逸です。

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