
えびす湯が目玉だと言いましたが、併せてここを訪ねることができなければ片手落ちです。以前から気になっていた下関の居酒屋「まんなおし」です。初めてここに来た時、独自の措置により酒類の提供なしということで残念ながら辞去したのです。書き入れ時の明るく整然とした店内に先客が一人もいなかったあの光景は忘れられません。えびす湯からは目と鼻の先、細い路地を進んで行った先に現れるのも最高。風呂上りにすぐに居酒屋に入れるのもこれまた最高です。そう思い満を持して暖簾をくぐったのですが、満席御免でしたorz
長崎活動に続いて天気にも恵まれここまで概ね順調にきましたが、最後に落とし穴が待っていました。私とて人気のある店だからこそ風の噂に名を聞いたわけであり、こうなる可能性もある程度は覚悟していました。それでもえびす湯との組み合わせで考えていたこともあり、残念でなりませんorz
しかしこればかりは仕方ありません。肩を落としていないで別の店を探さねばなりません。まんなおしに入れなかったからといって「おかもと鮮魚店」へというのも芸がありません。しかし豊前田まで歩いたら、折角風呂に入ったのにまた汗を掻いてしまいます。近いところで屋号の上に関門鮮魚と書かれた店に飛び込みました。ここが悪くなかったのがせめて救いでしょうか。

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いよいよ今回の活動も終盤に入りましたが、目玉とも言える場所にやって来ました。この銭湯に入りたいとずっと思っていたのですが、遂に念願が叶いました。下関のえびす湯です。このために日帰りの汽車旅としては珍しく、着替え、タオル、石鹸を持参しました。この辺りは下関でも特に古い町並みが残りますが、緩く曲がった細い路地に郵便局と向かい合ってあります。風情満点です。本当は向かいの郵便局を訪ねた後にここで風呂に入れたなら最高だったのですが、流石に活動の時間が制限され過ぎるので見送りました。宿題としましょう。
中も良かったです。一方の壁に据え付けられているのは木製のロッカーです。一体何年前に作られたものでしょうか。一つ一つが大きく扉が厚く、たいへんに価値あるものです。
一日蒸し暑く汗を掻き続けた体を流すのは最高です。これも年代物の浴槽に張られた湯は熱め。短めに浸かってさっぱりし、夏の風呂はこれに限ります。入口の戸も脱衣所と風呂場の間の戸も開け放たれているので、風が通り抜けてこの上ないです。夏の夕方の銭湯というのはどうしてこうも気分がよいのでしょうか。下関には過去に何度か泊っていますが、次はこのえびす湯になるべく近い宿にしたいと思いました。

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