日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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居酒屋探訪の二回目は、前出の「やきとん みつぼ」から歩いて百メートルと離れていないところにある「かぶら屋 池袋1号店」です。

店名からも分かるように都内に複数の店舗を展開しています。とはいってもそんなに規模の大きなチェーン店というほどではなく、池袋に4店、新宿に1店、あと都内及び近郊に10ほどの店舗が散在しているようです。
その中でも今回は中核とも言える「池袋1号店」を訪れました。
この「かぶら屋」では、どの店舗でも基本的にメニューや価格等は一緒ですが、この池袋1号店は広々とした通り沿い、それも角に面していて二ヶ所の入口は常に大きく開け放たれ、いかにも間口が広く入り易いところに好感が持てます。


前出の「みつぼ」に引き続き、この店も「やきとん」の店です。この店のやきとんの最大の特徴は、とにかくタレが旨い!
なので、一通りの部位が揃う中でもよりタレに合うシロモノの人気がとりわけ高いようです。
やきとんのタレというと甘辛く僅かなトロみがあるものが一般的ですが、この店のタレは甘くないのが特徴です。色もややドス黒い感じで、どうやら赤ワインを使っているのが秘密ではないかと推察されます(私の舌がどこまでアテになるか)。あとは生姜の風味が目立ちます。甘さよりも渋味と風味の利いた大人な味です。

このタレの味には新進の気鋭を感じます。
それもその筈で、店員は皆若者ばかり、厨房を仕切る責任者と思われるお兄さんも、接客を務める女の子も、皆二十代と見えます。
接客係りの女の子は皆ざっくばらんな私服を着ていて、それぞれ思い思いのエプロンを軽く掛けている程度なので、一層店内が若々しく明るい感じです。まあ、この雰囲気が好きかどうかはそれぞれの好みでしょう。
狭い店内を忙しく動き回るのが暑いのか、皆Tシャツ一枚にジーンズなどの格好をしているので、特にスタイルの良い子などは飲みながらつい目がいってしまいます。


閑話休題。
やきとんと並んでこの店のもう一つの看板が「黒おでん」です。
これはいわゆる静岡風のおでんで、黒い出汁、粉状の細かい鰹節と青海苔をかける食べ方、具の黒はんぺんと、静岡の街のおでん屋で食べられる物そのままです。この黒おでんも文句なしの旨さです。

この店で唯一残念なのはビールがドライであることと、ホッピーが無いことです。
初めて訪れた時に「ホッピーはないんですか?」と聞いたところ、
「よく言われるんです」という答えが返ってきました。


料理も、価格設定も最高の店なので、現状でも満点評価に近いですが、今後は酒にも力を入れて欲しいところです。



かぶら屋 池袋1号店
東京都豊島区南池袋2-24-1

営業時間   16:00~23:00
定休日   日曜日
TEL 03-3987-8562







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「土佐っ子ラーメン」と聞いて、すぐ「環七」と思い浮かぶのは、年季の入ったラーメン好きとお見受けします。
遡ること約15年前、今よりも駐禁なんかうるさくなかった頃のことです。

「ラーメンブーム」などと言えば、日本はもういつでも恒常的にラーメンブームみたいなものですが、当時特に人気を博していたのが、「環七」+「深夜」+「ラーメン」の図式です。
読んで字の如し、環七通り沿いに店を構える深夜営業のラーメン店に人気が集まり、旨い店の前ではラーメンを食べる客の車が路上駐車の列を作り、渋滞を招くこともしばしばでした。

そんな環七ラーメンブームの中にあって、特に人気のあった二大巨頭が代田の「なんでんかんでん」と常盤台の「土佐っ子ラーメン」でした。「なんでんかんでん」は本格的な九州とんこつ風、「土佐っ子ラーメン」は背脂しょうゆ味と、ラーメンの成り立ちも味もまさに対極。

その土佐っ子ラーメンの最大の特徴を一言で言えば、ズバリ「あぶら」。
とにかく滅多やたらと脂が多い。なにせ、一通り盛り付けを終えたラーメンの上から、最後に豚の背脂を平ザルで叩いて濾しながら「パタパタ…」と振り掛けるのだからたまりません。真っ白な固体状の背脂が乗ったラーメンは見た目にも尋常でない姿で、酔った最後のシメに勢いで食べるか、はたまたネタとして食べるか、そのどちらかに限られます。

学生時分の仲間とはよくこの土佐っ子に通いました。(なんでんかんでんにもよく通った)
ネタなのだからよりネタらしくということで、行くと決まって注文したのが「脂多め」です(!)
これは半端な覚悟では食べられないシロモノでした。なにせ、背脂が真っ白な層としてドンブリの表面を覆い、パッと見ただけでは果たしてこれがラーメンなのか、それとも山掛け丼なのか分からない状態。「メタボ度星五つ+もう一つ」くらいの脂量です。

そんな土佐っ子ラーメンもその人気からか経営者が何度か変わるうちに味がどんどん落ち、次第に忘れ去られた存在になっていきました。
常盤台の土佐っ子ラーメンはなくなったものの(同じ店舗を使ってラーメン店が続いているようだが、不味くて話にならないし、いつもガラガラのようだ)、暖簾分けだか兄弟店だか、はたまた当時の人間が再出発したのか、とにかくよく分からないのですが確かに「土佐っ子ラーメン」の看板で当時の通りの背脂ラーメンを出している店が幾つかあります。

そのうちの一軒が池袋西口の飲み屋街の真っ只中にあります。
写真は「脂多め」ですが、往時の環七の土佐っ子は、このくらいが「普通」でした。なにせ「脂多め」は先述の通り、真っ白なドンブリだったのですから(笑)




土佐っ子ラーメン 池袋店
03-3981-4423
東京都豊島区西池袋1-39-4 佐久間ビル1F
営業時間:不明だが深夜まで開いている
定休日:不明だがなんだか無休っぽい







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愛車スーパーカブ号の走行距離が11111kmに達しました!
あと数百メートル早く気付けば完璧なキリ番撮影ができたのですが、残念ながら出勤途中だったようです。
これに気付いたのも昨日、職場からさあ帰ろうという時でした。
金曜日でなかったら、帰り際でも気が付かなかったかも…
(心のゆとりって大事ですね)


ところでスーパーカブといえば、バイクに何ら興味のないおばちゃんでさえ、知らない人は居ないというほどの存在。累計1億台を超え、ギネスに名を刻むその姿はまさに「世界のカブ」です。
その素晴らしさについてはもはや語りつくされている感があり、今更ここで熱く語るつもりもないですが、最近では週に一度しか乗らない私にとってさえ、スーパーカブが手元にない生活は考えられません。

生協に勤める私は、金曜日に「職場班」に大量の食材が届くため、この日だけは普段の250ccのバイクに代わってスーパーカブ号の出番となります。ホームセンターで購入したコンテナを荷台に取り付けているため、この中に70リットルほどの荷物がゆうゆうと収まります。もちろん雨の心配もなし。

片道6.5kmの通勤距離、それも、都内なので走ったり止まったりの繰り返しで、途中1箇所の踏切と12箇所の信号があります。信号のうち3/4は引っ掛かります。その状態での燃費は平均45km/lくらいです。(ちなみに私のカブは90ccです)
これでもスーパーカブにとってはかなり燃費の悪い方なのです。

現在乗っているスーパーカブ90は私にとって3台目ですが、かつてはこのカブで宗谷岬まで走って行ったこともあります。
北海道ツーリングの時の平均燃費は70km/lでした。それも、キャンプ道具はじめ荷物満載(というか過積載)状態。加えて、時速60kmを超える速度での巡航はスーパーカブにとっては実は余り燃費が良くないのですが、さすがに北海道を走っているとそんなこともしばしばでした。
それでいてこれだけの燃費を叩き出すのですから、驚くほかありません。

ここ最近は下落してきたとはいえ、まだまだ一時期に比べれば相当高いガソリンの価格。
登場から50年を越えて、今ようやくカブの時代がやって来たといってもいいでしょう。







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