日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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十日町の先から国道252号にそれ、暫く進んで17号も突っ切り、とにかくここからは移動、移動、移動…252号をひたすら進む。
越後特有の背が高く、玄関が半二階にあり、屋根の角度が変わっている家屋などを眺めながら進むうちは風情もあってよかったが、六十里越の険しい峠道に突入する頃には完全に日が暮れ、そこから先はもうただ無機質な走行を続けるのみであった。ただ交通量は皆無なので、終始自分の好きな速度で進めたことは快適だった。
会津若松までの残りの距離の意外な多さに国道の距離程の看板を見てうんざりすることもあったが、暗闇の中をひたすら駆け抜けてどうにか7時半には着いた。決して早くはないが特に問題のない時間に若松に着くことが出来て、よかった。

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二日目の宿は「中町フジグランドホテル」。会津若松の市街の一番いいところに昔からあるホテルだ。ネットの限定プランで一泊4,500円。

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この中町フジグランドホテルはとにかく巨大で、私の泊まった4階は部屋が40もあった。
建物はそれなりに古いが接客などはビジネスホテル然としたきちんとしたもので、なにより立地がいい。会津若松は城下町らしく駅や主要道路は市街の中心部から離れたところにあるのだが、大手チェーンのビジネスホテルはそういった駅前や表通り沿いにある。昨日の松本でも同じことを感じたが、市街の中心部のいいところに昔からの一軒営業のホテルが頑張っているのは良い事だ。

時間も遅めなので手早く風呂に入って(一応"中浴場"というくらいの風呂がある)居酒屋へ。

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今回若松での一番の目当ては「鳥玄」なのだが、鳥玄は閉店が早いので翌日に回すことにして、この日は「籠太」へ。もちろんこの籠太も会津に来たなら外せない良店であることを付け加えておく。この入口の佇まいが素晴らしい。

この籠太はかなり人気のある店で、そこへもってきて金曜の夜8時、飛び込みの一人ということで座れるかどうか不安だったが、運良くカウンターの端に座ることができた。やはり日頃の行いが良いのだろう。

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会津の旨い酒と肴、今回も堪能しました!







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前日に続いて最後は蕎麦切りで〆る。
籠太は蕎麦を出していないので、蕎麦屋へ移行したのだが、時刻はすでに夜10時近く。この時間で空いている蕎麦屋を探すだけでも大変なのだが、実は若松には夜10時半までやっている素晴らしい蕎麦屋がある。

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それがこの「吉兵衛」
この店は立地が面白く、スナックばかりが入るネオンきらきらの雑居ビルの3階にある(笑)
しかしそんな外見の雰囲気とは裏腹にここの蕎麦は素晴らしく旨い!

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薬味はおろかつゆも要らないくらい旨い。昨日の松本で食べた蕎麦もかなり旨かったが、今回は完全にこちらの勝ち。
この日は運悪く多人数の宴会とかぶってしまいかなり長いこと待たされてしまったのだが、その代わり打ち立てを食べることが出来た。おかみさん、ありがとう。
(ところで蕎麦屋で宴会はいいが、人の少ない時間帯にやってくれ)

ちなみに宮古とは喜多方市の外れの山中にある蕎麦で有名な集落の名である。





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翌朝は7時頃に起床。

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この日の会津地方の天気予報は晴れ。昼間はぽかぽか陽気になる、などと書いてあるが、朝の若松の町は霧に覆われていた。気温は2度。さすが盆地の秋である。いい雰囲気。

今回この中町グランドホテルにはネットで一番安いプランで予約して泊まった。プランでは朝食付きとなっていなかったので当然ないものと思っていたのだが、いざホテルに来てみると朝食をどうぞと言われた。フロント氏の口ぶりだと、どうやらプラン等にかかわらず全ての宿泊客に朝食が無料で付いてくるようだ。
この季節の会津、ビジネスホテルの朝食とはいえ米がかなり旨い可能性が…と悩んだが、結局予定通り喜多方ラーメンを食すため朝食を辞退してすぐに出発(大馬鹿)
この三日目からが食い倒れ旅の本領発揮である。霧に覆われた朝の会津盆地を走って喜多方へ向かう…







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何度喜多方へ来ても、何十杯食べても、朝の最初の一杯はやはりこの店から始まる。
坂内食堂

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多くの支店を構える坂内食堂だが、それらの店の取るに足らないラーメンとは一線を画して、依然として孤高の存在であり続ける喜多方の本店。これだけの有名店でありながら味を落とさないところがいい(全盛期に比べてチャーシューの切り分けが僅かに薄くなったような気もするが、まあそれはそれとして…)。
そして、ただ旨いに留まらず、あっさりした塩味のスープに同じくあっさり味のチャーシュー、そして柔らかめでもちもちした麺は朝食にぴったりである。

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注文するのは、もちろんチャーシューがびっしりと丼を覆い尽くした「肉そば」
やっぱり旨い!





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喜多方を散策、といっても蔵巡りではありません(^^;;;
きわめて偏った趣味的な散策ですのでご了承下さい。

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ヨークベニマルの中に入ったモスバーガー会津喜多方店。
モスの「緑化」が急速に進行する中でこの佇まいは今や貴重である。また最近は郊外の大型ショッピングモールなどへの出店が多く、同じスーパーマーケットへの同居型でありながらこのような昔からの地場系店舗との同居はそれらとは全く別物、いやむしろ対極と言ってもいいもので、様々な意味で古き良きモスと言える。

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喜多方北町郵便局。
煉瓦の蔵造りという素晴らしい局舎。しかしすぐ近くにさらに上をゆく局舎が…







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