
限定醸造はけっこうだが、コンビニ限定販売はいかがなものか。
私は普段コンビニを余り利用しないので、この手の限定ビールを買いそびれてしまうのが怖いのだ。
さてジョッキに注いでみるとエビスビールのように色が濃いのがまず特徴的。
肝心の味だが、ホップの香りや刺激よりも味本体が前に出る。僅かな甘味とコクがあり、しっかりした味わいで、軽快さは無い。個性的だし、今の季節には合う味と言える。
しかし特別美味いわけでもない。限定ものだからとりあえず一杯おさえておけばいいのでは。

あとは缶に印刷されたかつての開拓使麦酒醸造所の写真と説明書きがたまらん。日本の麦酒の歴史は北海道に在り。

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この店を訪れるのは数年ぶり。随分ご無沙汰してしまった。
東京の老舗の名酒場といえば、必ず名前が挙がる店の一つだ。大きく大衆酒場と抜かれた暖簾が素晴らしい。
十条駅から歩いて僅か15秒という極上の立地ながら、裏路地に面しているので喧騒とは無縁だ。そして店内に入ると尚一層静かに落ち着くことができる。
三和土の床に形も大きさも様々な木の大卓が五つ並べられ、カウンターは無い。つまり、客は皆相席で座る。勿論この店は一人客の姿が多い。


印象的だったのは、私が訪ねた時は店内は空いていたというのに、三人組の若者の目の前、顔をつき合わすような位置に一人の初老の男性が座り、文庫本を読みながら煮凝りをつついては酒をちびちびやっているのである。きっとつい先刻まで混み合っていたのだろう。最初に見た時はどう見ても連れ合いに見えたが、そうではなかった。そんな光景もこの店では絵になってしまうのだ。

酒肴自体は正直言って感激するほどのものではないが、値段の安さは驚きである。この日は生ビールに酒二合、奴に煮込みにまぐろぶつに串カツといただいたが、勘定は1,710円だった。安っ!
もちろん紙の伝票に鉛筆で手書きである。
もし十条に住んでいたなら仕事帰りに毎日でもここに寄りたくなるだろう。
斎藤酒場
03-3906-6424
東京都北区上十条2-30-13
16:30~23:30
日曜休

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