
以前に絶賛した大塚駅前の吉野家が改装されてしまったorz
実際に店内に足を踏み入れてみるとちょっと変わった形のカウンターだけの席はそのままで、レジに自分で伝票を持って行って精算するファミレスのような不気味な吉野家になったわけでもない。遮断機の無い都電の踏切を越えて毎日やって来て朝から酒を飲んでいる爺さんも健在だ。
だったら何も変わってはいないじゃないか。そう思っていたら、そんな表面的な事よりも深刻な変化に蝕まれていたのだ。まず、この店の厨房に余りにもはまり過ぎていた脂多めのデブ男のアルバイト店員の姿が見えず、甲高く耳障りな声を張り上げる社員風の女店員が牛丼を作っていた。そのくせ何を言っているのか分からない中国人の店員は健在。逆だろ(怒)
デブを残して中国人をクビにしろよ。
そしてもっとも恐れていた、それでいてほぼ予想出来ていた事が現実になってしまった。
つゆが全然多くないつゆだく。
私の経験則から言って、古く汚い吉野家ではちゃんとつゆの多いつゆだくが供されて、新しくきれいな店ではその逆というのはほぼ間違いなく当てはまる。どうしてなのだろうかorz

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トワイライトエクスプレスの名は、鉄道に興味の無い方でも一度くらいは耳にしたことがあるだろう。その名の通りに日本海に沈む夕日に深い緑色の車体を輝かせ、大阪~札幌間1,500kmを22時間かけて結ぶ、日本最長の距離を走る旅客列車にして唯一無二の豪華寝台列車である。
先の予告の通りに次回の活動にて念願の初乗車の運びとなったわけだが、ここではその寝台券取得までの話。
トワイライトエクスプレスの切符が入手しにくいのは有名な話で、特に一編成に二部屋しかない超豪華二人用個室「スイート」と、一人用の同じく超豪華個室「ロイヤル」は乗車日一ヶ月前の午前10時の発売と同時に一瞬で売り切れ、年間を通して入手が難しいプラチナチケットと言われている。
そうなればB寝台の個室であっても一瞬で売り切れるのは想像に難くなく、実際のところ、後述するが私も二箇所の窓口に「10時打ち(発売日の午前10時0分0秒にマルス操作をすること)」をお願いしてB寝台個室シングルツインの寝台券を狙ったのだが、そのうち一つは満席で取ることが出来ず、もう一つの方で辛くも取ることが出来た。つまり一編成にこれも12室しかないシングルツインも発売と同時に1秒で売り切れたということになる。
(ツアー枠で予めおさえられている分があるという事だが、それはまあそれとして…)
開放B寝台でもいいのならここまで苦労する必要は無いのだろうが、24系客車のB寝台なんて過去に何度も乗っているし、折角特別な列車に乗るのならどうせなら個室に乗ってみたいではないか。
そんな訳でまず一つ目の網として、事前に発売日当日の10時打ちを受けてくれる旅行代理店を探した。JTBは会社の方針ですべての支店や窓口で事前予約を受けていないということなので、他をあたる。日本旅行は支店によって受けてくれるところと受けてくれないところがある。こういう緩い企業大好きだな(笑)
しかも発売日当日は出勤だったので、もし切符が取れた場合当日の営業時間内に取りに行って現金で支払うのが条件とされたので、それが可能な場所の中から探したところ一軒だけ条件を満たす所があった。しかも電話一本で受けてくれるというのは有り難かった。
有り難いのだが、電話一本で簡単に受けてくれるだけに気合を入れて10時0分0秒ぴったりに操作をしてくれるものなのか、どうも頼りない。

そこで勿論自分でもみどりの窓口でお願いするわけだが、これがまた難しい。事前に受け付けて10時ちょうどにマルス操作をしてくれる駅と、そうでない駅があるのだ。後者は、10時ちょうどに窓口に他の客が居なければやってくれるが、もし他の客が居たらそちらを優先する、という方針のところ。
家と会社から近くて事前受付をやってくれる駅を探す。武蔵浦和、与野本町、北浦和が駄目だったが、与野駅はやってくれると言う。「もし10時ちょうどに他の客が居てもですか?」と念を押して聞いてみたが「一瞬待ってもらってちゃんと10時ちょうどに操作をする」と明言してくれた。これで発売日当日の行動は固まった。
当日は5時半に起床して、出勤前にバイクで与野駅へ。なんと天気は最悪の雨。
冬の朝、早起き、夜明け前、雨、バイク…まさに艱難辛苦っ
活動への情熱が無ければ到底成し得ない。酔狂、道楽の極みである。仕事納めが済んだところも多いであろう年末、日曜日の早朝。道路は思っていたよりもガラガラで、あっという間に着いてしまった。
与野駅の階段を上る。通路を歩いてみどりの窓口へ近付く。ここで願う事は一つ。どうか先客よ居てくれるなよ。10時打ちを頼むからには、当日一人でも先に同じく10時打ちを頼む人が居るとその時点で終わりである。与野駅以外にアテが無いのでそれだけは困る。
幸い先客は居なかったが、まだ午前6時15分。みどりの窓口が開くまで45分もある。冷静に考えたら当たり前で、一ヵ月後の乗車日は普通の平日。幾らなんでもみどりの窓口が開く前から待っている馬鹿なんて他に居るわけがない。しかし、幸い風が通らない場所なので寒くなかったし、京浜東北線の列車が一時運転見合わせの大幅遅延になっていて駅が混乱していたので、その様子を眺めていたらあっという間に7時になってくれた。また、窓口が開く大分前から早々に待ち構えている姿を見られていたので、そうとなればみどりの窓口氏もいっちょ気合を入れて10時0分00秒に切符取ってやるぜ、と思ってくれるのではないか(^^;

7時と同時に顔を出したみどりの窓口氏は物腰も落ち着いた年配のベテランで、安心感がある。列車名や席種など必要事項を記入した紙を渡すと一瞬で「分かりました。一番に受け付けますので」という答えが返ってきた。さらに安心感が高まり、早朝から出向いた甲斐がある。この窓口氏は最後に同じ言葉を繰り返し、短いやり取りの中で「一番に受け付けます」という事を二回も言った。慣れているのだろう。やはりこのように朝一番で10時打ちを頼みに来るというのはよくある事なのだろうか。
そのまま出勤し、始業まで一時間もあるので寝て過ごした。
10時を回って少ししたら電話がかかってくる筈なので、10時近くなるとそわそわして仕事が手に付かなくなる。そこで車をコンビニに入れてしばし休憩。
そして10時4分に与野駅から電話がかかってきた。どきどき…
電話口は朝一番の落ち着いた物腰の窓口氏とはまるで対照的な、口調も声質も軽い男だった。
「〇〇さんでよろしいですか?トワイライトの切符を希望されてましたよね?あの~、取れましたんで」
キタ───(゚∀゚)───!!
もう一つの網、日本旅行の支店からはもう暫くしてから電話がかかってきたが、こちらは満席で取れなかったとの答え。しかし、こちらも取れてしまうと与野駅に加えて浦和にある日本旅行の代理店窓口にも行かなければならないし、どちらか一方の切符は結局払い戻さなければならなくなる。一つだけ取れたというのは結果的には万々歳、それも、苦労して自分で足を運んだ方で取れたのだから喜びもひとしおであった。
戦いはまだ終わらない。取れた切符は当日中に必ず受け取りに行かなくてはいけないとのことなので、昼休みに今度は電車で与野駅まで往復w
仕事が順調に終われば午後8時の終了時刻までに間に合う筈だが、年末の日曜出勤、それも雨の中の現場の配達の手伝いという不確定要素の百貨店のような当日の勤務である。ここは安全策を取って昼のうちに取りに行くしかない。お陰で昼飯が食べられなかったよorz
そんな紆余曲折を経て漸く手にしたのがこの一枚の切符である。しかも、出来たらでいいので、という程度の希望を出しておいた海側の部屋が。与野駅GJ
それにしても、B寝台個室でさえこのような戦いが展開されるのだから、A個室を取ろうとしたらもっと壮絶な劇になるのだろうな。

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静岡駅から歩くこと十数分。繁華街も途切れ、店もまばらになってきたところに突然姿を現すのが重厚な看板に品の良い白暖簾、そして店先に積み上げた斗樽も豪快な「鹿島屋」だ。創業八十年を超える静岡では有名な老舗である。
仕切られた座敷が主体の店内だが、入ってすぐ正面にカウンターもあるので一人酒でも安心して暖簾をくぐれる。
お通しはナマコ酢。柔らかく品の良い味わいで、いかにも老舗のきちんとした仕事という感じがして、その後の期待が高まる。その通りに出される肴は何でも美味い。桜えびのかき揚げはきちんと敷き紙が敷かれ、おろしと粗塩が盛られて出てきた。大衆的な雰囲気でやっていながらも全体的に上品で襟を正した感じがあるのがこの店の特徴なのだが、それがよく表れている。太刀魚の天麩羅も涙ものの美味さで、また一人と見てご主人がサービスしてくれた漬物の中で、山葵漬けの美味さには驚かされた。聞けば、店頭には出ない良いところの山葵漬けを仕入れているとのこと。いかにも老舗らしく、またいかにも静岡の店らしくて嬉しくなる。

実はこの日は私の大好物である鰹を楽しみにして来たのだが、残念ながらありつくことが出来なかった。日のおすすめの品書きの鰹の文字の上から×印が付されていたのだ。どういう事かと尋ねると、あるにはあるのだが今日のはいま一つ良い物ではないから、どうしてもと言われない限りは出さないのだと言われた。
本来料理というものは季節や材料に合わせるものなのに、無知な客の希望にへつらって何でも簡単に出す店が多いのは嘆かわしい。そういう店はこの鹿島屋の誠実な対応を見習うべきである。そして鰹が食べられなかったのは確かに残念だったが、他の出てきたすべての物が美味かったので何の不満も無かった。
これで価格は良心的な居酒屋価格なのだから頭が下がる。一人客へのご主人の細やかな心遣いも有り難く、まさに文句なし。静岡ではとりあえずここに入れば間違いのない良店である。
鹿島屋
054-252-3989
静岡県静岡市葵区上石町7-15
17:00~23:00
日曜休

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その名の通りに空港の中にあるモスである。看板は緑で、店内の造りなどにも特筆すべき点は無い。
しかし、この店には一つ大きな特徴がある。それが生ビールを販売している事で、実はこれは相当に珍しい。もちろん北海道といえば、のサッポロクラシック。店頭には堂々と旗が掲げられ、居酒屋などでよく見かけるクラシック販売店を示すプレートまである。
写真をよく見ていただくと分かるのだが、カウンターの奥左側にサーバーが置かれている。メニューにはモスチキン+ビールセットなるものまである。確かにモスチキンでビールは最高である。それもクラシックの樽生。これを味わってみたいという方はひとつ千歳まで飛んでみてはいかがだろうか(笑)

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