無為是人生

旅、居酒屋、プロ野球の応援、ラーメン二郎…好きなものを気ままに綴るブログです


阪神戦との決別?! 

いよいよ三月となり、プロ野球の開幕までひと月を切った。ところが、今年はこれまでとは若干様子が違う。
先日、観戦仲間の一人から連絡が来て「東京ドームどうする?」と聞かれた。今年は開幕戦が東京ドームでの巨人×阪神戦で、しかも週末。言うまでもなくこの試合のことを指していた。だが、私はそんな事まるで考えてもいなかったのだ。もちろんプロ野球の日程は既に頭に入れてあるので、開幕カードが巨人×阪神戦だということを失念していたという訳ではなく、その事はちゃんと把握していた。それでもなのだ。

私は子供の頃から讀賣が嫌いだったが、大人になり色々な事を知っていくにつれますます大嫌いになり、今も年々どんどん嫌いになってゆく。だが、去年あたりからそんな中にも少し心境が変化してきた。契機は日本シリーズである。去年の日本シリーズの楽天×巨人戦を全七試合のうち実に六試合を観戦した。結果は楽天が勝利して事なきを得たが、これほどまでに立て続けに巨人戦を何試合も見たのは人生初の経験で、その過程で自分は一体何をやっているんだろうという疑問が沸いてきたのだ。
これは恐らく自分が歳をとったのが理由だと思う。野球の健全化と社会正義のために讀賣の存在を消したいとずっと思ってきたし、今もその思いはまったく変わらないが、自分自身については、こんな連中と関わりたくないという気持ちもまた強くなってきたのだ。球場へ行っても連中の姿を見るだけで不愉快で、もう疲れた。こっちはまっとうに野球に取り組んでいるというのに、何故こんな奴等と試合をしなくてはならないのかと、日本シリーズを連戦する間にそんな思いが強くなってきた。

讀賣を消したい、そんな思いを具現化するのにもっとも楽しいのが「阪神ファンという生き方」なのだが、それについても近年陰りが見られる。球団やチームの酷さは私が生まれた頃から何も変わっていないのでどうでもいいのだが、とにかくここ数年のファンの質の低下が酷い。野球を見ていない、野球を知らない奴が急増した。これでは結果だけを求める讀賣ファンと変わらない。それがよく表れているものの一つが野次だ。
本来野次というのは味方の選手に飛ばすものである。きつい言葉の中にもチームへの愛が込められていて、野球をよく見ていない人には決して言ない、且つ周囲の人間が思わずクスッと笑ってしまうような、そんな本物の野次がめっきり球場で聞かれなくなった。
外野スタンドの指定席化など外的要因もあるものの、ファンの凋落ぶりは目を覆いたくなるほどだ。球場へ足を運び阪神が快勝しても不愉快な思いを残したまま帰ることもある。
今年は阪神戦の観戦回数が激減するか、もしかしたらまったく行かないという事も有り得ると自分で思っている。





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カテゴリ: プロ野球

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アサヒ ザ・エクストラ 

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まずとにかく濃厚なビールである。いかにも限定醸造っぽい感じで、想像ではあるがきっと商品としては利幅が小さいのだろう。
そして全体的に甘めの味わいである。それも、重厚なコクある実に上品な甘さで、後から走る微かな酸味と僅かなアルコール臭がさりげなくて実に効果的(アルコール度が6.5%と高い)。エビスビールのような荒々しさがなく、全体を通してまろやかな味わい。これは佳作。たいへんに美味いビールと言える。

美味いが、他のビールのように何杯も立て続けに飲めるような代物ではない。飲むとしたら絶対に最初の一杯目に。それもたまにでいい(笑)





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カテゴリ: ビール評

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居酒屋探訪(其の百五十四) ~長崎 はくしか~ 

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思案橋のアーケードから少しだけ外れた静かな小路沿いという絶好の立地で、店構えも実に良い。大きな舟をコの字カウンターがぐるりと囲む、正統なおでん屋である。
出汁はごく薄味だが、アゴでとったそれは上方のおでん出汁とはまた違った風味があり、美味い。こうなると厚揚げを試さない手はないが、他にも特製揚げ、また長崎ならば魚のすり身を使ったネタは絶対に外せない。豆腐にはたっぷりの分葱と鰹節が乗り、他のネタとは佇まいが違っておでんタネというよりいの一番に出てくるビールのあてのようだ。次に暖簾をくぐったらまず豆腐を頼んで様子を伺うとしよう。おでんだけでなくカウンター上には大皿も乗り、白和えなども美味い。

ご主人は明るく親切でたいへん人柄が良く、それでいておっちょこちょいのお調子者ですぐに注文を忘れる。客は皆笑顔でわいわいと賑やかで、ご主人のそんなところも楽しんでいるようだった。
長崎にはもう一軒素晴らしいおでんの老舗「桃若」があるが、ちょっと襟を正して静かに味わいたくなる桃若に対して、こちらはそんなご主人のお陰か肩の力を抜いて和やかに寛げるざっくばらんとした雰囲気が魅力だ。おでんの味わいはどちらも文句なしだし、坂を登る路面電車の線路を挟んでこんなおでんの名店が両側にあるなんて、思案橋の夜のなんと贅沢なことよ。
長崎は名店がひしめきいつも迷ってしまうが、ここはくしかも一度は必ず足を運びたいところだ。



はくしか
095-824-3965
長崎県長崎市浜町11-3
17:00~24:00(LO23:00)
日祝休
(※銅座町と、あと博多にも支店あり)





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カテゴリ: 居酒屋探訪

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居酒屋探訪(其の百五十五) ~長崎 朱欒~ 

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繁華街でもなければ住宅地というわけでもなく、バスや車が忙しなく行き交う通り沿いにぽつんと建つ。だがその佇まいは味があり、なによりきわめて品が良い。店内も同様だ。観賞用の様々な小物が置かれた様子は個人的に好むところではないが、古いガラス細工など長崎らしい物も多く、何よりいちいち上品なのでまるで嫌味がない。
付かず離れずの女将さんの接客は素晴らしく、薦められるままに先ず刺身を盛ってもらった。鰯、鰤、しめ鯖。どれも目の醒めるような美味さだった。特にしめ鯖は土地によって個性の出る食べ物だ。私は関東人でありながらしっかりしまった江戸前の仕事よりも上方のきずしの方が好き。だがこの店のものはかなりきずし寄りながらも酢加減などが微妙に違うし、透き通るくらい薄く切られた昆布が乗ったままだ。バッテラに乗るそのままということか。
まあそんな理屈はさておきこのしめ鯖の美味さにはとにかく唸らされた。

女将さんがつけてくれる燗の具合も絶妙で、すり身揚げの美味さも言うまでもない。そして大根の煮物は感激的だった。余りの美味さにどうやって出汁をとったのかと思わず尋ねたところ、出汁などとらず水で煮るだけだという答えが返ってきた。確かに言われてみれば、大根の本来持つ旨味を完璧に引き出したこの料理に出汁などは邪魔だということが分かる。素晴らしく甘く、一点のエグ味も雑味もなく、爽やかで品が良くて…
大根という野菜はこうも美味いものだったのかと目から鱗が落ちる思いだった。これは弘前は「しまや」で南瓜を食べた時に味わった感動と同じ類のものだ。

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また、女将さんが漬けた自家製のからすみも同様に人生で初めて体験する美味だった。これまでからすみなどという食べ物にはまるで縁が無かった。地元に食べる習慣が無いしそもそもが高価な物だし、だいたい魚の卵巣の塩漬けなど、まがい物や粗悪品が横行する典型の食べ物ではないか。そんな物に手を出さなくとも世の中に他に美味い物は幾らでもある。
だが、この朱欒のからすみだけは死ぬまでに一度は食べた方がいいと思った。素晴らしい味わい、香り、ねっとりとしてそれでいて歯切れの良い極上の舌触り、美しい色合い…まさに非の打ちどころがない。からすみとはこんなに美味い食べ物だったのか。

出されるものはすべてが本物で素晴らしく美味、女将さんのあしらいも最高、品の良い佇まいに良心的な価格。大人の酒飲みがじっくりと長崎の真実を味わいたいなら一度はこの朱欒の暖簾をくぐるべきだ。ただし決してどやどやとは行かずに、一人か二人くらいで静かに訪ねて欲しい。


朱欒
095-822-3574
長崎県長崎市下西山町1-7
17:00~22:00
土日祝休





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カテゴリ: 居酒屋探訪

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居酒屋探訪(其の百五十六) ~博多 寿久~ 

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博多駅の目の前にこんな店が残っていたとは驚いた。ここは正統派の大衆酒場らしい大衆酒場である。店の前で開店を待っていたのだが、17時を待たずに何人もの客が店内に吸い込まれていった。常連客なのだろう。自分は暖簾が出、看板に明かりが灯るのを待って入ったが、既に皆始めている。入口は狭いが店内は京の町屋のように奥に長く、左手は小上がり、そして右手は遥か奥まで一直線に続く長い長いカウンター。このカウンターを見るだけでもこの店が只者ではない事が伝わってくる。
そのカウンターに近付くと、給仕の女性がこちらへどうぞと言いながらやや乱暴な、えらく素早い動きでカウンターの三分の一ほどを占めていた予約席の札をなぎ払うようにして撤去してくれた。ここで居酒屋慣れした人なら色々な事を想像するだろうが、行き着くところは同じ「とにかく大衆酒場らしい店だなと感じる」ことだろう。

まず胡麻鯖を所望すると、入口付近のガラスケースを指差され、あちらからどうぞと言われた。刺身やサラダ類は自分で取ってくる仕組みだ。この胡麻鯖が素晴らしい美味さ。私は福岡へ行った際は基本的に必ず胡麻鯖をたのむようにしているが、どの店で食べても画竜点睛を欠く味で、これまでに文句なしに美味いと思った胡麻鯖は柳橋食堂のそれだけだった。だがこの寿久の胡麻鯖もそれに負けない文句なしの美味さ。しかも一皿430円だ。
次いで福岡の店には大抵どこにもある豆腐の煮付け、一皿230円の酢モツ、どちらも秀逸。壁を埋め尽くす膨大な数の品書きはまさに壮観で、ポテトサラダに卵焼き、ソース焼きそばに焼きベーコンまで、およそ無い物を探す方が難しいくらいだ。分野毎に色分けされた厚紙に書かれている上、どの席に座っても見易いようになっていて、それを眺めているだけでもアテになる。
美味さ、価格、雰囲気すべてが満点。博多駅の近くで飲むならここしかない。駅の目の前なので新幹線の時間までに少しある時に軽く一杯という使い方も出来るのも嬉しい限りだ。



寿久
092-431-0209
福岡県福岡市博多区博多駅中央街5-24
17:00~23:00





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