日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

 | ホーム | 

DSC03762.jpg
中野駅を出てすぐ、居酒屋の洪水の如くえんえんと続く中野の飲み屋街の入口にある。まさに中野の関所。白看板の中央に黒字で屋号を書いた看板は簡潔でたいへん好ましい。居酒屋は看板を掲げるのであればこうあって欲しいものだ。
店内は奥行きがありかなり広い。だが少しでも多くの客を収容できるように整然と席が配されているかというとそうではなく、少々珍奇な配置をしている。一方の辺は厨房とガラスケースを前にカウンターになっている。これはよくある光景だ。だがそれとは別に客席の中央に独立した島となったもう一つの刺場があり、その周りをぐるりと台形に囲むこちらもカウンターになっている。そこから仕切られて少し奥には四人掛けのテーブルが並び、さらに奥の方は小上がりになっている。
どうしてこんな風になっているかは知らないが、カウンターには一人客や二人客、テーブルには二~四人連れ、もっと人数が多ければ小上がりや二階の座敷と棲み分けが出来ていて、あらゆる客が気兼ねなく暖簾をくぐることが出来る。昼からの営業で聞けば食事だけをしに来る老夫婦や家族連れもいるそうで、これぞ健全な店である。

店内は清潔で、合板だが白木調でまとめられ実に明るい。旬の魚介でおよそ無いものはないであろう、筆書きされたビラがカウンターの頭上にずらりと並び壮観。この日は鰹にカワハギ、アサリ、蛤、煮物に天麩羅など。ネタの鮮度は抜群で、鰹も文句なし、カワハギの肝は醤油も要らぬというくらいの美味さ。
ネタだけではない。まずお通しに葉物を浅く煮て片栗粉を使ったものが出たのだが、これの美味さに唸った。久し振りにきちんとした良い出汁をとった料理らしい料理を食べた気がした。

居酒屋らしい、活気がありながらも品がある雰囲気、鮮度抜群の魚介に本物の仕事、老若男女誰もが肩の力を抜いて酒肴を楽しんでいる健全さ、どれをとっても素晴らしい。
唯一残念なのは、生ビールがドライなことと、あくまで居酒屋という括りで言うなら値段が若干高めなこと。だが、本物のネタと本物の仕事、適正な価格であることは間違いない。
またすぐにでも再訪したい、中野の関所の貫禄十分の名店。



第二力酒蔵
03-3385-6471
東京都中野区中野5-32-15
14:00~23:30
日曜休





にほんブログ村 酒ブログ 居酒屋へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ
にほんブログ村


  ↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)