
やっぱり北陸といえばα-1でしょ(笑)
諸設備はそれなりに古さを感じさせるものの、しかしこれで十分。最近は安くても部屋が改装されていてきれいなホテルが多いので利用する側もどうしても基準が上がってしまうというか贅沢になってしまうのだが、所詮は一晩寝るだけの空間であるビジネスホテルにどこも新しくピカピカでなければ嫌だとか、そんな馬鹿な要求を私はしない。

大浴場があるのが嬉しい。また朝食は品数が絞られていて簡素なものではあるが、要点が抑えられているのでこれで十分と思わせてくれる。写真では分かりづらいが味噌汁は野菜がたっぷり入ったもの。また私は食べなかったがます鮨やホタルイカの漬け物など富山らしいものもある。
富山駅からはやや離れるが、駅の近くとなると同程度のホテルでも一回り料金が高くなる。今回私は一軒目の目当ての店がすぐ近くだったので、そういう意味では駅近くよりも立地が良かった。指定の駐車場は大通りを挟んで向かいなのでやや歩くが屋内なのが嬉しく、料金も無料。
大浴場と朝食が付いていることや駐車場が無料であることなど含めて考えると、料金に対する満足度はかなり高い。車で富山を訪れるという人には特におすすめ出来る。
ホテルα-1富山荒町
富山県富山市富山市荒町4-3
富山駅より徒歩20分、荒町電停より徒歩1分
コンビニ徒歩2分
大浴場:石造りの大浴場
朝食:簡素ではあるが満足できる内容
無料WiFi:フロントで無料でルーターの貸し出しあり

にほんブログ村

にほんブログ村

↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)

今回はカプセルホテルの紹介。
カプセルといっても最近全国的に増えている「個室状態になっている少し贅沢なカプセルホテル」だ。カプセルホテルとビジネスホテルの中間の需要に対応して顧客を獲得しようというのだろう。このキャビナス福岡は11階建てのビルという巨大ホテルで、昔ながらの蚕棚式のカプセル、個室カプセル、ロイヤル個室カプセルの三段階あり、今回私はもっとも上級のロイヤル個室カプセルに泊まってみた。ロイヤル個室で料金は4,400円だった。

そのロイヤル個室カプセルの様子がこちら。一畳分ほどの空間があり文字通りの完全な個室である。ここに荷物も置けるしロッカーには鍵が掛けられる。照明も十分に明るく机にはコンセントが付いていてパソコン作業も快適だった。WiFiも飛んでいる。
どうせならロッカーだけと言わず入口を仕切るシャッターに鍵が掛けられればいいのに、とも思うのだが、そこはカプセルホテルがカプセルホテルである所以で何かあるのだろうか。
しかしこれで十分過ぎるくらいで、ビジネスホテルの優位性は部屋の中にトイレがある事くらいしかない。
また今回最上位の「ロイヤル個室」に泊まったのだが、後から「個室」との差異は寝具しかない事が分かった。「個室」でもこの快適な個室空間は同じというわけだ。ちなみにロイヤル個室と個室の料金差は300円。あともう一つロイヤル個室を選ぶ決定的な要因となったのは「ロイヤル個室の階は完全禁煙」の謳い文句だった。この世で煙草の煙ほど忌み嫌っているものはない。とはいっても今時喫煙所から寝室の区画に煙草の煙が流れて来ることはないのだろうが、そのあたりはどうなのか、個室カプセルの階まで足を運んで確認して来ようと思ったのだが忘れてしまった。
トイレが共用な事に加えユニットバスが無いこともビジネスホテルとの差異だが、しかしもちろんカプセルホテルといえば大浴場である。これぞカプセルホテルという巨大で清潔な大浴場。24時間入れる。またタオル類が大量に置いてあり何度入ろうが常に手ぶらで行けるのも有り難い。
館内各所は広々としていて清潔。博多駅は目の前。これなら人気があるのも大いに頷ける。設備、きれいさ、広い大浴場、抜群の立地、充実した個室カプセル…これでこの価格の安さならビジネスホテルに対して大いに利がある。
ついでに言うと、博多駅前という立地は便利さとはまた別の利点がある。同じ内容、同じ価格だったとしても天神や中洲のカプセルホテルなど絶対に泊まりたくないからね(笑)
ただ、また利用したいかと言えば個人的には微妙なところだ。何故なら博多駅筑紫口から十分も歩けば同程度の価格と清潔さのビジネスホテルがあるから。私はトイレが近い上にたいへんな暑がりなので、トイレがそこにあって空調を自分で調節できるビジネスホテルも捨て難いのだ。十分や二十分歩くのは何の苦でもないし、大浴場さえ我慢すれば同価格帯で泊まれるビジネスホテルもいいかなと思わせる。
ただ、このキャビナス福岡はどうかと問われれば文句なしにお薦めする。
ホテルキャビナス福岡(カプセルホテル)
福岡県福岡市博多区博多駅前2−18−1
博多駅博多口より徒歩2分
コンビニ目の前
大浴場:これぞカプセルホテルの大浴場という、24時間入れる巨大で清潔な大浴場
朝食:未食
無料WiFi:個室カプセルに限りあり、共用部にはなし

にほんブログ村

にほんブログ村

↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)

宮古直送の魚介と選りすぐりの銘酒を味わえる店。が、それ以上でもそれ以下でもない。
魚介はまさに極上のネタで、感激的に美味かった。訪ねたのは九月の末。特に良かったのは鰹、鯖、秋刀魚。どれも足の早い魚ばかりである。中でも鰹は凄かった。私は全ての肉類の中でもずば抜けて鰹が好きというくらいに大好物で、それ故鰹の味にはうるさい。そして手前味噌だが本当に美味い鰹の味を知っているつもりだ。それでもこの店の鰹はこれまでに食べたものの中でも最上ではないかと思える程に美味かった。
酒も、地元岩手のものを中心に本当に美味いものだけが揃う。酒肴に関しては非の打ちどころがない。
だが何度も再訪したいと思うかというと、そうもいかないのが居酒屋の難しく、また面白いところでもある。土曜日の18時、開店と同時に予約客だけで席が埋まってしまったのは、凄いな、この実力なら納得がいくなと思いつつも、興醒めな光景でもあった。当然これでは一人でぶらりと入るという使い方は望めないわけで、そうなってくるともはや居酒屋という呼称を使うのもためらわれてくる。
また、吟醸酒をワイングラスに入れて軽く回しながら供する光景は私の大嫌いなものだ。そんな無粋で格好悪い飲み方は見ている方が恥ずかしくなる。だいいち、最近多い「吟醸酒オタク」と言えるような人種は信用がおけない。何故なら、酒の質をとことん追求し、妥協を排し造り方を極めた結果の副産物として吟醸香を発する酒というならまだしも、近年は吟醸香ありきでわざとらしく甘ったるい香りを発する軽薄で本末転倒な酒が増えているからだ。そしてそういう酒に限って有り難がって群がるのが吟醸酒オタクであり、そういう人達が喜ぶのがワイングラスに酒を入れてくるくる…というわけだ。そんな事をしている暇があったら無臭の水の味を理解できるようになってから出直してこいと思う。
まあ別に自分がそんな酒をいただくわけではないからそこまで目くじらを立てる必要はないとも言えるが、目障りなものは目障り。折角しっかり味が乗って火が入った秋上がりの酒が出揃う一年で一番いい季節に、わざわざそんなものを飲まなくてもいいのにと思う。私はひやおろしを燗してもらって白磁の徳利と盃でいただいた。
かように雰囲気や居心地など含めた総合的な観点から言えば居酒屋らしい居酒屋とはとても言えない。気の向いた時にふらりと暖簾をくぐり飲み終えたらさっと席を立つという本来の居酒屋使いが出来ないことや酒のことなど、この店は一事が万事野暮ったいのだ。
だが二人以上で訪ね、予め時間を決めて予約をして向かうのならば一度は足を運ぶ価値はある。これ以上はないという極上の魚介が手頃な価格で味わえることはやはり何物にも代え難いのは確かだ。
海ごはんしまか
019-652-9123
岩手県盛岡市中央通1-11-16
18:00~24:00
日曜休

にほんブログ村

にほんブログ村

↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)

木倉町の飲み屋通りのど真ん中に店を構える。
実は目当てにしていた「源左ェ門」が満席だったため少し歩き回り、何軒かの様子を窺ってカウンターに空席が見られたこの店に次善の策として飛び込んだというのが事の次第だ。この事からも分かるように店内は明るく外から様子がよく見えて、このようにカウンターの空席状況が事前に分かるのは一人酒にはありがたい。
源左ェ門の他にも満席の店がある中カウンターの半分が空いていたこの店に大して期待はしていなかったというのが正直なところだが、良い意味で裏切られた。魚介はどれも文句なしのネタで、他にも豆腐の料理や蓮根の天麩羅など素材も調理も確かなもので全て美味い。生ビールの注ぎ方も丁寧だし、酒も勘所をおさえた銘柄が様々と揃っていて申し分ない。価格も良心的で、店内の調度は特別趣があるというものではないが明るく清潔に手入れがされていてとても好感が持てる。接客も良く、ご主人や女将さん(?)はもとより給仕専属の若い店員も私の酒に関する質問に的確かつ親切に答えてくれて感心した。
事前情報なしの飛び込みでこれなのだから流石金沢の店は質が高い。そして木倉町に外れなしである。
かように実質本位の素晴らしい店なのだが、唯一にして最大の難点がある。それが刺盛りの盛り付け方だ。やや深めの皿に氷を敷いて、その上に刺身を乗せていた。どのネタも美味いのでそれぞれじっくり味わいながらちびちびやっていたのだが、そのうちに氷が解けてくるのでネタが水に浸かってしまう。さらにいけないのは皿の縁に盛られた山葵と生姜も水の中に落ちて溶けて広がり、見た目にもよろしくなかった。だいいち、鯉の洗いというならまだしも本当に美味い魚介は常温で食べた方がいいと思うのだが。
折角の良いネタなのだから普通に下駄の上に盛ればよいものを、何故こんな事をするのだろうか。他のあらゆる点が良かったのでここだけが本当に惜しく、堪らず最後に進言せずにはおれなかった。これが改善されればわざわざ足を運ぶ価値がある店なのだが…
わ食場はす家
076-255-3848
石川県金沢市木倉町1-10
17:00~24:00
水曜休

にほんブログ村

にほんブログ村

↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)

城下町金沢は駅周辺こそホテルが豊富にあるものの市街の中心部には少なく、選択肢が余りない。ビジネスホテルでは大手チェーンを避けてなるべく地場の一軒営業のホテルを選びたいところだが、こと金沢となるとそんな事を言っている余地もなく、なんだかんだで三回連続でこのアパホテル金沢中央を利用している。事実上の定宿となっている。
なんといっても立地が最高で、香林坊と片町の交差点の間という、これ以上ない場所に建っている。木倉町の飲み屋街も目と鼻の先だ。
館内設備はこれぞビジネスホテルという着実なもので、特筆すべき点はないがこれ以上望むものも何も無い。アパホテルというやつは玉石混淆で、中には古いホテルを居抜いた粗悪な店舗もあるが、ここはそんな事はなく、防音もしっかりしているし寝具も良い物が使われていてしっかりと休息をとることが出来た。
最上階の14階に大浴場があり、大きな湯舟の露天風呂もある。都市の真ん中のビルの屋上の露天風呂、それがどうかしたかと言われればそれまでだが、周囲に高い建物もないし天気の良い日の朝風呂などは確かに気持ちがいい。
この日は土曜日ながら二週間ほど前にネットで予約をしておいたら5千円ちょうどだった。この立地と大きな風呂がついてこの価格となれば、他のホテルが金沢の定宿候補に食い込むのは難しいかも知れない。
余談だが、夜にホテルに併設の形となっているラーメン店で食べたのだが店員の態度は悪いし味も悪いしで最悪だった。ここは避けた方がよいだろう。
アパホテル金沢中央
石川県金沢市片町1-5-24
金沢駅より徒歩40分、片町バス停より徒歩1分
コンビニ徒歩1分
大浴場:広さも十分で屋上露天風呂付きの大浴場
朝食:未食
無料WiFi:あり

にほんブログ村

にほんブログ村

↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)