無為是人生

旅、居酒屋、プロ野球の応援、ラーメン二郎…好きなものを気ままに綴るブログです


炊飯器を買い替えた 

つい先日の事だが、長年使ってきた電気炊飯器がとうとう壊れてしまった。いつもの通りに炊飯のボタンを押し、炊飯開始を知らせる電子音とランプが点いたのもちゃんと確認したのだが、ふと気付いたら途中で電源が落ちてしまっていた。いま一度炊飯ボタンを押し、改めて炊飯を始めてくれたかと思いきやまた数分で電源が落ちてしまい、完全に故障だと分かった。量販店に持って行って修理の話を持ちかけたのだが、色々と話を聞くに総合的に判断して新しい物を買った方が賢明だとの判断に至った。むろん店としては修理の仲介などするよりも新しい物を買わせた方がいいわけだからそういう方向に話を持っていくのだろうとは思う一方で、ある程度の修理代がかかることや再度その店に足を運ぶ手間が生じるのは間違いのないことであり、何より二十年近くも使ってきたものなので大往生と言ってもよかった。
それで結局新しい炊飯器を購入した。驚いたのはその価格がまさにピンからキリまである事で、一人暮らしの私はもちろん最も小さい3合若しくは3.5合炊きの炊飯器を買うわけだが、その大きさでも高いやつは10万円を超えるものまであった。その一つが象印製のその名も「南部鉄器極め羽釜」。職人が一つ一つ手作りで鍛えた南部鉄器の釜を使ったというもので、堂々たるその名前も価格も電気炊飯器の域を逸脱した存在感に満ちている。もともと私は南部鉄器が好きで、特に風鈴の王様は南部鉄器のそれだと思っているのでこいつには妙に心惹かれるものがあった。だがその一方で、10万円以上もする最高級の炊飯器を使っても、いや使うからこそ本当に美味いご飯を食べるためには米の研ぎ方から水選び、炊いた後の処置や食器、箸に至るまで全てを吟味しなければ勿体ないわけで、折角高い炊飯器を買ったところでそんな風にして極上のご飯を日々食べている人が果たしてどれだけいるのやら、どうせ多くは宝の持ち腐れだろうと冷ややかに考えていた。
もっとも私に10万円の炊飯器が買えるわけもないので、要らぬお世話も甚だしいのだが(笑)

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そんな私は店頭価格で約2万円のものを購入した。この価格帯は売れ筋らしく各メーカーがずらりと製品を揃えている。だが細かい機能の違いなど興味がないし必要もないので、幾つかの商品の蓋を開けて釜を取り出して手に持ち、厚みや重さ、表面の仕上げなどで釜の造りが良さそうなものを選んだ。
そうやって家にやって来た二十年ぶりの新しい炊飯器で初めて米を炊こうとした朝、炊飯ボタンの脇の画面を見て驚いた。炊飯コースとやらを選ぶのだが、「早炊き」や「おかゆ」などがあるのは分かるのだが「ふつう」と「本かまど」はどちらを選べばいいのやらまず戸惑った。さらには米の種類もボタンを押して選ぶようになっているのだが、「白米」と「無洗米」がある。普通の米と無洗米で火の通し方を変えるだなんて聞いたこともない話だが、この炊飯器はそうだと言っているのだ。説明書を読む時間もないのでとりあえず炊き方は「本かまど」、米の種類は無洗米であったのだが敢えて「白米」を選んで炊いた。結果は、折り悪く「ひとめぼれ」の新米の無洗米のちょうどよい水加減を掴めずに試行錯誤していたところだったのもあって、余り美味しくは炊けなかった。だが先代の炊飯器との炊き上がりの違いははっきりと分かった。米の表面の粘りが全然違うのだ。
それを好むか好まないかはまた別の問題で、私はどちらかというと表面がパラパラした食感の方が好きなのだが、それはともかくとしてこれは先代の炊飯器の時と比べてやや水を少なめにして炊くのがいいのかも知れないと思った。また、この「本かまど炊き」はこのような粘り気のある炊き上がりを人為的に演出するものかも知れないとも思った。ならば自身の好みに照らすなら「ふつう炊き」の方が美味しい可能性もある。いずれにせよ色々と試してみる必要があるわけで、新しい炊飯器とはいえこれはこれで美味しく炊くためには慣熟が必要というわけだ。だがその方が面白い。何でも機械まかせで簡単に上手くいってはつまらない。
少なくとも今後、同じ「本かまど、白米」炊きで水の量を減らして。それから「本かまど、無洗米」炊き、さらに「ふつう、白米」「ふつう、無洗米」炊きと少なくともあと四通りの炊き方を試さなくてはならないわけで、なんだか朝食にご飯を炊くのが楽しみになってきた。





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カテゴリ: 日常

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