日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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普段食べる習慣が全くないものを、理由も伏線もなく唐突に、無性に食べたくなる。そうして衝動に駆られるようにしてキムチを買って食べた。以前の記事でこんな報告をしたのだが、またも同じような衝動が湧き起こった。
今度はパンにたっぷりのレタスとハムまたはベーコンを挟んだものが食べたくなった。私は朝食はほぼ毎日自炊だが、必ず和食なのでパンを食べることが全くない。だからまずパンから買わなければならなかった。食パンなど何処にでも売られているが、問題はレタスだ。レタスはとても足が早いから、その晩のうちに食べ切れる量、即ち半個などで売られているものがなければ駄目だ。自宅近くのスーパーに立ち寄ったところ、上手いこと半個のレタスが、それも半額で売られていた。これは良い流れだが、レタスよりもさらに難しい問題があった。パンにレタスとハムを挟んだなら、そこには西洋辛子を塗りたい。これは絶対に「マイユ」の粒入りマスタードでなければならないのだ。ところがマイユのマスタードは取り扱っているところが少なく、店頭に置かれていなくても不思議ではない。もしマイユのマスタードが手に入らなければ、憧憬の「レタスハム挟みパン」は諦めなければならなかった。だがこれも首尾よく手に入った。

かくして食パン、レタス、ハム、マスタードと普段全く食べない食材を四つも買って上機嫌で帰宅した。
パンはトースターで焼き、まずマスタードをたっぷりと塗る。そこにたっぷりのレタスを挟む。並行してハムをフライパンで熱する。焼くという程ではなく、固くならない程度に軽く火を通して香りを立たせるのだ。これを乗せて、レタスがこぼれないようにしっかりとパンを二つに折って食べる。この二つに折るというのが肝要だと私は思っている。こうすることによって、一方の側は固い耳の部分をばりばりとかじる食感、もう一方の側は柔らかく歯を受け止めてくれる食感が味わえる。
市販のハンバーガーの大きな欠点に、円形であるが故にどこを食べても同じで、食感や味わいに抑揚が無いことがある。またコンビニなどで売られているサンドイッチはパンが不自然に柔らか過ぎて不味い。自宅でトーストを二つ折りにして食べると、これらの問題が一挙に解決されるのだ。
レタスとハムはその場で食べ切った。食パンは冷凍してしまえば長く保存出来る。問題はまだ沢山残っているマスタードだ。これはまた近いうちに同じものを食べるか、ソーセージを茹でて食べることになりそうだ。





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前回予告した通りに辛口黒チキンカレーのダブルを注文した。

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辛口黒チキンカレー(ダブル) 500円
冷奴 80円
味噌汁 80円
計 660円

名前の通りに黒いルーで、そしてかなり辛い。しかしその辛さは黒胡椒の刺激のみによる平板なもので、味も香りもあったものじゃない。鶏肉が気前良く沢山入っているが、これが味気ないムネ肉で、やはりカレーには、特にこのように味の強いカレーにはモモ肉でなければ合わない。残念ながらこのカレーは駄作と言わざるを得ない。
何より気になるダブルの量だが、当たり前ではあるのだがかなりの特盛りだった。ココ壱でいうなら600グラムに相当するのではないかと言ったが、そこまでではないものの優に500はあった。カレーというやつは美味いものならば不思議とどんどん腹に入るものだが、このように美味くない上にやたらと辛く、それでこの分量だから最後の方はとにかく平らげるための苦行という感じだった。量といい味といい、今回の注文は大失敗だったorz

そもそも、普通のライスカレーが330円であるのに対してこの辛口黒チキンカレーは250円、ここから味の程を予測すべきだった。まだまだ半田屋は奥が深い。とにかく次はめしと豚汁に回帰しよう。それにしても、大盛り380円などというのを設定せずに普通盛りかダブルしかないというのがいかにも半田屋らしい。
余談だが、半田屋で豚汁ではなく味噌汁を注文したのはもしかしたら初めてのことかも知れない。





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今季あともう一試合くらい球場で観戦を、ということで一昨日の試合を観に行った。そして球場に着いてびっくりした。開門の一時間半前である15時過ぎ、ライト外野席の入場列は遥か視界の彼方まで続き、最後尾が何処かも判然としないほどに長く伸びていたのだ。平日のこの時間は普段なら数えるくらいの人しか並んでいないし、それに加えて順位も既に確定した消化試合、さらにはこの日は雨の心配まであった。この長蛇の列は「最終戦特需」によるものに間違いないが、その特需がここまで大きいとは予想を遥かに超えていた。
私はべつに最終戦というものに興味は無く、同行の友人と日程の折り合いを付けたところたまたまこの日に決まっただけだったので、これは歓迎出来ない状況だった。しかし、終わってみれば結果としてこれでよかったと言える。

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私が並んでいた場所から見た入場列の様子である。列の先頭、入場門の辺りの様子はもうはっきりとは分からない。かつて土日も外野席が自由席だった頃に見て以来の光景であり、何だか懐かしかった。
このような位置だったので、どの辺りに座れるのか不安を抱きつつライトスタンドに入った。空席を求めてスコアボードの見えないセンター寄りへ、むろん通路際も望むべくもなかったが、野球自体は十分に観易く、雨の心配も要らない上段の方の屋根の下の席を首尾よく確保することが出来た。

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ライトスタンドはこのように満員。この写真だけをいきなり見せたら、夏場の土日のナイターか、と思われるだろう。ここまで人が多ければ当然ライトスタンドの応援は大声量で、自分達の声が反対側のスタンドに跳ね返って響いてくる感覚を久し振りに味わうことが出来た。

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また、試合は面白いように打線が繋がって快勝だった。先発投手の出来は楽天塩見の方が上であり、継投を失敗したのと打線が拙攻を繰り返して見殺しにしてしまうという明らかなイーグルスの自滅試合であり、気の毒だった。
ともあれ悪くない席をおさえられたこと、応援が熱く盛り上がったこと、試合が快勝だったこと。これらが結果として最終戦でよかったと思えた理由である。

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試合後には全選手の応援歌を背番号順に歌うといういかにも最終戦らしい、というかこの日ライトスタンドに詰め掛けた人の多くが試合そのものよりも楽しみにしていたであろうことが行われた。そこまではよかったのだが、私がもっとも楽しみにしていたレフトスタンドとのエール交換が何故だか行われなかったのだ。これにはライトスタンドでも応援団に対して疑問の声が多く飛んだが、結局やらずに終わってしまった。何故だったのだろう。





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毎年この季節になると、琥珀エビスの味が過去最高の傑作だった2011年版に及ばないことを嘆いてきたのだが、残念ながら今年も同じことを繰り返すこととなってしまった。

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今年の琥珀エビスは身の細い苦味が主体の味わいである。身が細いといっても悪い意味ではなく、ややもすると荒っぽさも感じる普通のエビスビールの苦味に比べてとても品が良い。その上品な苦味を微かな渋みや甘みがバランスよく下支えしている。酸味はごく僅かしか感じない。まとまりが良く落ち着きのある味わいで、たとえて言うなら身なりが上等な老紳士のような印象だ。ちなみにラベルには「コク深く、まろやかに。」と謳われているが、この形容はまったく的が外れている。
2011年版はきわめて上品な酸味と、主にその酸味から来るフルーティーな香りが特徴で、単に美味というだけでなく華やぎと明るい存在感があった。今年の琥珀エビスも美味いビールには違いないのだが、あれには遠く及ばない。いつまでも過去の傑作と比べていても仕方ないとも思う一方で、どうして同じ名を継いでいながらこうも違うビールに変わってしまったのか疑問に思わずにはいられない。共通しているのは色くらいである。これでは毎年同じ季節に限定品として出す意味がない。
そして何故日本には酸味が美味なビールがないのだろうかorz





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ド・リーグのCSはまさかの横浜の勝利で次へ進むことになった。去年こそ終焉の地が神宮だったものの、ここ最近はインチキ糞讀賣が本拠のインチキドームで恥を晒して終わるというのが秋の風物詩となっていて、実に晴れがましい気分だ。今日の試合も、どう見ても外野フライの当たりがふらふらとスタンド最前部に落ちるというインチキ糞どもの「いつものやつ」が繰り出されたわけだが、どんなに汚い手を使っても悪は最後には滅びるのだ。
それにしてもこれまで「巨人の犬」「よみぎん横浜支店」などと散々揶揄してきたベイスターズが牙をむくとは予想外だった。ともあれ、こんな反社会勢力どもが広島カープと試合をするなどというおぞましい事にならなくて本当によかった。これでファイナルステージは楽しく観戦できそうだ。横浜は戦力に偏りがあるからカープに勝つのは難しいと思うが、試合の間隔が空いているという不利もある。そして投手陣は筒香の一撃に震え上がっていることだろう。





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