日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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ベスカラ。
遠い記憶が正しければ、かつてはおかずと飯が別の容器に入って二段になっていたような気がする。二段弁当の見た目によって、海苔弁より上位であることを実感した気がするのだが。
まあそのあたりはどうでもよい。前回、次は先ずマーボー茄子を注文し、時間がかかるようならベスカラを頼むと予告したのだが、これをしないでいきなりベスカラを注文した。理由は二つあって、一つは時間がかかると告げてくれるのは良心的な対応ではないかということ。今回は日本語も覚束ない外人の店員だったので、下手にマーボー茄子を注文すると何の予告も無く長時間待たされる恐れがある。それを避けたかった。もう一つの理由は、懐かしくも独特なその響き「ベスカラ」と言ってみたかったからである(笑)

それにしても、油まみれの唐揚げと共に食べるのがチーズハムサンド揚げというのだからこれまた今考えると恐ろしくジャンクな食べ物である。干からびたキャベツの千切りと気持ち悪く着色された漬け物に清涼感を感じてしまうのだから、完全にかつての感覚を取り戻してしまったようだ。
さて、久方ぶりのわせ弁通いが四度続いたわけだが、また暫く機会はなさそうだ。増量制度を筆頭に細かい変化は幾つか見られたものの、大局的には「二十年前と何も変わっていない」というのが感想だ。次の機会がいつになるのか分からないが、また楽しみである。





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「車が欲しいけれど欲しい車がない」
これは昔からよく聞く言葉だが、ここへ行きたいと強く思える場所が見付からないなんて世も末である。十二月に入るとまとまった時間がとれそうで、となれば中規模活動に出たいと思うのが当然だが、何処へ行こうにも決め手に欠けてパッとしない。本来ならば、行きたい所が多過ぎて一つに絞り切れないというのがあるべき姿なのだが…

厳密に言うと行きたい場所がないのではなく、移動の過程に問題があり過ぎるのだ。先ず思い浮かべたのは、真冬の北海道へ三度目の訪問を果たすことだった。三年前の一回目はトワイライトエクスプレスで、去年の二回目は北斗星で渡道をした。ところが今はどうだ。鉄路で北海道に上陸しようと思ったら高い、遅い、不便、景色が見えないという四重苦の北海道新幹線に乗るしかない。木古内で新幹線を降りて乗り継ごうにも、五稜郭までの区間は別途運賃が必要な別事業体に成り下がり、さらには新幹線との接続を一切考えていないダイヤで運行されているから函館へ行くだけで一日仕事になってしまう。
そんな屈辱に耐えて鉄路で北海道に上陸したとしても、根室本線が分断されているから釧路方面へ向かうのも簡単ではないし、日高本線に至っては廃止の大義名分が出来たとばかりに長期に渡って不通のまま放置されるという許し難い状況にある。まさに満身創痍であり、北海道は今や汽車旅どころの話ではない。これでは北海道フリーパスも絵に描いた餅である。
食を中心に考えて、この季節に訪ねたい所として先ず思い浮かぶ場所の一つに北陸がある。しかし北陸についても言わずもがな。フリー切符を使って効率よく移動し、様々な国鉄型車両への乗車で現地までの過程も存分に楽しめた汽車旅天国も今は昔。新幹線に高い金を払って現地までの点の移動で行って帰って来るしか事実上の選択肢がなく、こうなるともはや居酒屋と立山連峰の眺めくらいしか楽しみがない。富山と高岡、金沢などの間を移動しようとしても、JRとは別途の運賃を払った上で人を馬鹿にしたような車両に乗せられて行くしかないのである。
この季節の風情が良い候補地としてあと残るのは会津くらいだ。しかし翌朝、磐越西線か只見線への乗車は良いが、その先の新潟地区ももはや死に体と言っていい。となればこちらも北陸と似たようなもので、若松の居酒屋、翌朝の喜多方のラーメンくらいしか楽しみがないようなものだ。

改めて、全国を見渡しても我が国の鉄道旅行は瀕死の状態にあると言っていい。かといって九州まで行くのは話が大き過ぎる。青春18切符でぶらりと出掛けようにも、どちらへ向かっても張りぼてのような粗悪な車両に乗せられて、乗れば乗るほどに旅が嫌いになってしまいそうだorz
まったくどうしたものか。何か妙案はないだろうか。





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先日、仕事で佐野へ行った。それも、昼を佐野の市街地で食べなければならないという絶好の機会を得た。となればもちろんラーメンだ。そして佐野ラーメンといえば先ず思い浮かぶのが「おぐらや」である。
この日は移動の経路上の左側におぐらやがあるというまさに最高の展開だった。が、一つ問題があった。おぐらやが連日行列が出来る超人気店だということだ。多少待つのは構わないのだが、午後の仕事の時間が決まっている以上は、食べ終わるまでに何分かかるのかが分からないおぐらやに突撃するのは危険だった。仕方なくおぐらやは敬遠し、道沿いに見付けたラーメン屋に飛び込む方針に切り替えて車を走らせた。

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そして入ったのがこの店「ラーメン押山」だ。
結論から言うと、素晴らしく美味なラーメンだった。

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中でも特に良かったのはスープである。美しく黄金色に澄んで、鰹節の香りがかぐわしい。味わいは他の材料からもとったダシが渾然となり、甘い、深い、コクがある。一方で臭みやくせは全く無い。久し振りに感動する程美味いラーメンのスープを味わった。レンゲを持つ手が止まらない。
麺は佐野のラーメンらしい柔らかい手打ちのちぢれ麺。外側は柔らかくもちもちした食感ながら、芯にはしっかりしたコシがある。これまたとても美味い。チャーシューもしっかりと煮込まれて柔らかい。個人的にはもっとしっかりと味が沁み込んでいる方が好きだが、上品で薄味のこのスープにはこのくらいがちょうどいいのかも知れない。

厨房には主人と、弟子とおぼしき若者の二人が立ち、客席には給仕のお姉さん。あともう一人、双方を行き来して何でも手伝う位置付けのおばちゃんの四人体制で、客席の数に対して十分な陣容である。そして何より素晴らしいのは店内全体の雰囲気である。平日とはいえ12時半というまさに書き入れ時、地元客が入れ替わり立ち代りやって来るが、観光客の姿はまったく無い。私が入った時は満席で、席が空くのを五分待ち、そこからラーメンが供されるまでに十分弱待った。ただしこの時は二人連れだったのでテーブルが空くのを待ったのだが、カウンターは二席空いていて、もし一人だったなら即座に座れていただろう。そして店を出る時にも二人連れが二組待っていた。盛況ながらも大混雑、大行列になるでもなく、実に適度な客入りである。

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唯一残念なのは建物が無味乾燥な安普請なことだ。だがそれ以外は一切の死角なし。この美味さと健全な雰囲気ならば、佐野市によるラーメンのポスターにこの店が使われているのも大いに納得である。
今現在のおぐらやの味も気になるところだが、遠方からの観光客も含めた人が大挙して押し掛けるおぐらやと、地元客で適度な盛況ぶりのこのラーメン押山と、どちらの居心地が良いだろうか。それはともかくとしても、この店もわざわざ訪ねるだけの価値があることは間違いない。





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