日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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「車が欲しいけれど欲しい車がない」
これは昔からよく聞く言葉だが、ここへ行きたいと強く思える場所が見付からないなんて世も末である。十二月に入るとまとまった時間がとれそうで、となれば中規模活動に出たいと思うのが当然だが、何処へ行こうにも決め手に欠けてパッとしない。本来ならば、行きたい所が多過ぎて一つに絞り切れないというのがあるべき姿なのだが…

厳密に言うと行きたい場所がないのではなく、移動の過程に問題があり過ぎるのだ。先ず思い浮かべたのは、真冬の北海道へ三度目の訪問を果たすことだった。三年前の一回目はトワイライトエクスプレスで、去年の二回目は北斗星で渡道をした。ところが今はどうだ。鉄路で北海道に上陸しようと思ったら高い、遅い、不便、景色が見えないという四重苦の北海道新幹線に乗るしかない。木古内で新幹線を降りて乗り継ごうにも、五稜郭までの区間は別途運賃が必要な別事業体に成り下がり、さらには新幹線との接続を一切考えていないダイヤで運行されているから函館へ行くだけで一日仕事になってしまう。
そんな屈辱に耐えて鉄路で北海道に上陸したとしても、根室本線が分断されているから釧路方面へ向かうのも簡単ではないし、日高本線に至っては廃止の大義名分が出来たとばかりに長期に渡って不通のまま放置されるという許し難い状況にある。まさに満身創痍であり、北海道は今や汽車旅どころの話ではない。これでは北海道フリーパスも絵に描いた餅である。
食を中心に考えて、この季節に訪ねたい所として先ず思い浮かぶ場所の一つに北陸がある。しかし北陸についても言わずもがな。フリー切符を使って効率よく移動し、様々な国鉄型車両への乗車で現地までの過程も存分に楽しめた汽車旅天国も今は昔。新幹線に高い金を払って現地までの点の移動で行って帰って来るしか事実上の選択肢がなく、こうなるともはや居酒屋と立山連峰の眺めくらいしか楽しみがない。富山と高岡、金沢などの間を移動しようとしても、JRとは別途の運賃を払った上で人を馬鹿にしたような車両に乗せられて行くしかないのである。
この季節の風情が良い候補地としてあと残るのは会津くらいだ。しかし翌朝、磐越西線か只見線への乗車は良いが、その先の新潟地区ももはや死に体と言っていい。となればこちらも北陸と似たようなもので、若松の居酒屋、翌朝の喜多方のラーメンくらいしか楽しみがないようなものだ。

改めて、全国を見渡しても我が国の鉄道旅行は瀕死の状態にあると言っていい。かといって九州まで行くのは話が大き過ぎる。青春18切符でぶらりと出掛けようにも、どちらへ向かっても張りぼてのような粗悪な車両に乗せられて、乗れば乗るほどに旅が嫌いになってしまいそうだorz
まったくどうしたものか。何か妙案はないだろうか。





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