日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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自力で偶然に見付けたたいへんな名店。自身の中で「武蔵」と並び立つ存在ですが、そのような店が二軒もあるのは全国でも小倉だけ。贅沢な話です。これまで訪ねてきた数多のおでん屋の中で、ここに匹敵する店が果たしてあるでしょうか。

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初めてこの店に入った時、おでんが素晴らしく美味いであろうと、箸を付ける前から確信しました。盛況で回転も早く、さらにおでん舟に付きっ切りで世話をしているので、どのネタも煮加減が完璧なのです。当店名物の春菊などは、提供されるまでの一部始終を見ているだけで肴になります。注文が入ってから舟に入れ、湯がく程度の短時間でさっと引き上げられます。間髪を容れず皿に乗せられて目の前に出されるのです。一方で長い時間煮込んだ方が美味いネタも、その加減は絶妙です。
今回、隣客の老夫婦が食べていた胡麻鯖が目に留まりました。前回はおでん屋に来てまで胡麻鯖もなかろうと気にもかけなかったのですが、これも一目見て美味と確信できるものです。すぐさま注文したのですが、素晴らしいものでした。

間口が狭く奥に長く、舟を囲む細長いカウンター。このような形の店が二つ並び、中で繋がっている独特の造りをしています。例えて言うなら双胴船のようです。居酒屋というのは窮屈では困りますが、がらんと広過ぎてもそれはそれで興醒めなものです。適度な緊密さが良い居心地の秘訣ですが、大太鼓はこの造りのお陰で絶妙の居心地が出来上がっているのです。
魚介もおでんも素晴らしい美味、素早い提供、良い雰囲気、良心的な価格。武蔵と並んでいつも盛況なのも宜なるかな。福岡にもこんなおでん屋があれば嬉しいのですが、そのためには町全体の居酒屋文化がもう少し洗練されるのを待たねばならないのでしょう。

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