日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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休みの前日で、且つ残業の日。さらに月曜か木曜であること。仕事帰りに居酒屋を訪ねるのは、この三つの条件が全て揃った日に限られると言いました。しかし理不尽極まりない悪者扱いによって飲食店がかつてない苦境に立たされており、そんな事を言っている場合ではありません。この日は休みの前日で残業でしたが、グリーンコープの食材が届く火曜日でした。しかし注文をしないでおいて居酒屋へ向かいました。そしてやって来たのはまたも春吉です。

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前回は二軒目にホルモン焼きの店を訪ねることを前提に、一軒目は淡泊な肴を少量味わえる店ということで当店を再訪しました。しかしその目当ての二軒目が閉まっていたのです。後で調べてみたところ、珍しい木曜定休でした。流石にそれは予想できません。今回こそは開いている筈なので、同じように二軒目ありきで一軒目は淡泊な料理を出す店にする必要があります。そこで鯖を中心とした魚介を出す店に狙いを定めたのですが、休業していましたorz
一時的なものか否かは分かりませんが、時期的に今回の騒動が原因と見て間違いないでしょう。残念なことですが、だからこそこうして居酒屋を訪ねる機会を無理矢理捻出した甲斐があるとも言えます。とにかくすぐさま代わりの店を見付けねばなりません。見付けると言っても、酒の提供は七時までです。二軒目のことも考えると持ち時間は一時間もなく、店を探す暇などありません。当店はその雰囲気からして企業がやっている店と思われ、どうせなら個人経営の店を選びたいものですが、とにかく時間が無いことには仕方ありません。かくして三度目の訪問と相成りました。

とはいえ、自身の満足という点ではこの上ないです。前回に続いて本日の色箱と揚げ出し豆腐を注文しました。これで同じ季節に三度いただいたことになりますが、五種のネタのうち二種がまたしても入れ替わっているのに感心しました。しかもどれもが絶品なのです。二切れずつ乗ってこれが890円とはまったく恐れ入ります。揚げ出し豆腐は毎日でも食べたくなる逸品です。
しかしこの店にも世知辛い御時世が反映されていました。これまでは開店から七時まではハイボールが半額という大盤振る舞いだったのですが、これがなくなっていたのです。酒が七時までしか出せない以上、そんな事をする余裕はないでしょう。そこで今回は生ビールの後に一合が800円を超える上等な酒を二杯いただきました。ごちそうさまでした。

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通勤で毎日通る道に突如新モスが現れて驚きました。
(※新モスには個人差があります)
しかも立地が凄いのです。先に紹介したミスタードーナツの名物店大濠ショップの斜め向かいで、行列の出来るパスタの人気店「らるきぃ」の向かい。よくぞここに出店したと気概を感じます。

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ともかく、家の近くにモスが出来たのは嬉しいことです。株主優待券が余っていることもあり、早速晩酌の肴を調達しました。酒の肴にまさしくぴったりなモスチキンを二本です。本当はサラダも買いたかったのですが、何故だか当店では販売していないとのことでした。
少々残念でしたが、ミスドの店内でメリーゴーラウンドが回る様を眺めながらモスチキンの出来上がりを待つのは印象的な場面でした。学生アルバイトと思しき若い店員が株主優待券の処理の仕方が分からずうろたえるなど、新モスらしい初々しさもありました。今後、休みの日の昼食にも出番がありそうです。

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目指していた店がここだったとは、驚かれたかも知れません。何処にでもありそうな大衆店だし、企業の経営であろうことは一目瞭然だし、ここまで品のない構えはとても感心できるものではありません。
それでも当店に執着していたのは、明確な理由がありました。昨春の非常事態宣言の際、町が死んだようになる中で、この店は来る日も来る日も明かりを灯し続けていたのです。言われたから休むという無責任な行いではなく、自らの考えと意志で営業を続ける姿は孤高であり、尊敬に値するものでした。早くこの店を訪ねなければと思いつつ、なかなかそれが難しかったのです。だからこそ繰り返し機会を窺っていたのですが、遂にそれを果たしました。言わば表敬訪問です。

看板の品であるホルモンはたいへん美味で、一皿580円は良心的です。しかし居酒屋として捉えるならば、特に安いわけでもありません。他の部位はそこそこといったところ。若い女性のアルバイト店員の応対はファストフード店のように機械的で、そのせいで店内の雰囲気がやや寒々しかったです。しかし今回の目的はあくまで表敬訪問であり、それが成っただけで十分に満足、これらの不足は些細な事です。厳しい状況だからこそ近いうちにもう一度訪ねたいと思います。

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久し振りに長浜の鮮魚会館で昼食をいただきました。日曜日だったので多くの店が閉まっていて、開いていたのは回転寿司の店とこちらの二軒のみ。迷わずに済んだので却って好都合でした。

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ずらりと並ぶ昼定食のうち、穴子天麩羅定食刺身付きを選びました。刺身が鮮度抜群でたいへん美味なことは言うまでもないでしょう。主役の穴子天は肉厚でふうわりと柔らかく絶品で、脇を固める南瓜、茄子、ピーマンの天麩羅も全て美味です。サラダに金平、漬け物が付き、これが880円で味わえてしまうとは。食べている間にも次から次へ来客があり、大盛況です。カウンターの一番端の席に着いたのですが、ふと目の前の壁に貼られた短冊を見れば、酒も良いものが揃っています。思わず喉が鳴りますが、原付バイクで来たのでそういうわけにもいきません。
夜に訪ねてゆっくり飲んでみたいものですが、それが叶わないのが残念です。しかし落胆することはありません。この長浜市場から直送された極上の魚介を安く出してくれる居酒屋が福岡には沢山あるからです。私が知っているだけでも「ほてい屋」「まんぷく屋」「ひかり」「角のうぐいす」と四軒もあります。

福岡の食といえば豚骨ラーメン、辛子明太子、もつ鍋といったところが有名ですが、真骨頂は玄界灘の幸だと言い切れます。世界でも有数の漁場と言われる玄界灘の魚介が、都市の中心部のすぐ近くに揚がるところが福岡の最大の美点なのです。何と贅沢な町でしょうか。その要が他ならぬこの長浜の鮮魚市場です。また近いうちに足を運び、いずれは全ての店を制覇してみたいものです。

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手羽元カレーなるものを貰ったので、パック入りご飯を用意して食べてみました。レトルト食品は熱湯で三分から五分湯煎せよと書いてあるものが一般的ですが、これは六分から七分とありました。手羽元の中心まで温めるのに時間がかかるのでしょうか。

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その手羽元はとても柔らかく骨離れも良く、美味です。しかし肝心のカレーがまるで美味くなくて、気の抜けたような味わいです。これでは本末転倒です。百円未満で売られているレトルトカレーの最も安い品に、手羽元をただ入れただけといった印象です。これでとても辛いならばそこそこ食えますが、中辛ではどうしようもありません。残念な品でした。

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