
福岡に移り住んでから長崎を頻繁に訪ねられるようになり、その結果色々と変化を付ける余裕が出てきました。前回は先発におでん屋の「はくしか」を訪ねるという実験をしたわけですが、今回はそのはくしかを外してみました。ここ最近で自身の中での評価が急上昇したはくしかを敢えて外した理由は他でもない、長崎のおでん屋のもう一つの雄である当店を久々に訪ねてみようと思ったからです。去年当店を訪ねた際は閉まっていて諦めました。だからかなり期間が空いており、記憶が曖昧になっている部分もあります。こうなるとどうしてもはくしかと比較してしまいますが、好対照でした。
まず酒肴の質を客観的に評するなら、はくしかの完勝です。非常に美味な一番搾りプレミアムの樽生を出すはくしかに対して、こちら桃若は瓶ビールしか置いていません。しかも温度管理もいま一つで、添えられるのは小さなコップ。これでは端から勝負になりません。おでんは美味ですが、はくしかの出汁やつみれ、里芋などのように感動して褒め称える程のものではありません。
しかし、勿論この桃若にも良い点はあります。まず家族経営というのが素晴らしい。女将のあしらいも絶妙で、時に静かで落ち着いた雰囲気、時に喋り好きな若旦那が活気を添えます。思案橋横丁の端の方という立地も絶妙で、この店の暖簾をくぐれば長崎を旅した情景が鮮やかに心に刻まれるでしょう。

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表題を見て、野球の話題か、それとも他の競技かと思われたでしょうか。残念ながら布団の話です(笑)

今住んでいる家はほぼ真南を向いています。周囲に高い建物もないので日当たりは最高です。ところがとんだ誤算がありました。二階なのでささやかなベランダが付いているのですが、このベランダが屋根で覆われています。誤算とは、日が高くなる今の季節、昼間の時間帯に干した洗濯物や布団に日が当たらないことです。以前も長く二階の部屋に住んでいましたが、屋根で覆われたベランダはなかったので、これは予測できませんでした。
屋根のお陰で昼間に部屋に日差しが入らず、暑くなるのを防いでくれます。しかし布団を日干しできない不利の方が大きいと私は感じます。しかしこれも最近になって気付いたのですが、大逆転が起こりました。

玄関を出てすぐの所が、西日の時間帯に最高の日当たりなのです。それはもう、笑ってしまう程の日当たりの良さです。残業でない日は三時半頃に帰宅するのですが、ちょうどその頃から日が当たり始め、六時頃までしっかり日が当たります。おまけに幅や高さなどが布団を干すのにぴったりなのです。これからは帰宅後に頻繁に布団が干せると知り、大いに上機嫌でいます。

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今住んでいる家はほぼ真南を向いています。周囲に高い建物もないので日当たりは最高です。ところがとんだ誤算がありました。二階なのでささやかなベランダが付いているのですが、このベランダが屋根で覆われています。誤算とは、日が高くなる今の季節、昼間の時間帯に干した洗濯物や布団に日が当たらないことです。以前も長く二階の部屋に住んでいましたが、屋根で覆われたベランダはなかったので、これは予測できませんでした。
屋根のお陰で昼間に部屋に日差しが入らず、暑くなるのを防いでくれます。しかし布団を日干しできない不利の方が大きいと私は感じます。しかしこれも最近になって気付いたのですが、大逆転が起こりました。

玄関を出てすぐの所が、西日の時間帯に最高の日当たりなのです。それはもう、笑ってしまう程の日当たりの良さです。残業でない日は三時半頃に帰宅するのですが、ちょうどその頃から日が当たり始め、六時頃までしっかり日が当たります。おまけに幅や高さなどが布団を干すのにぴったりなのです。これからは帰宅後に頻繁に布団が干せると知り、大いに上機嫌でいます。

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平日の唐津を何度訪ねても必ず臨時休業にあたり、それを繰り返すこと四回。当店とは異常なまでの相性の悪さでした。教祖の推奨店でなかったらとうに見限っていただろうし、ここまで話が拗れると店の内容自体に対しても疑心暗鬼になるものです。しかしそんなわだかまりが一瞬で吹き飛ぶ程の名店でした。


雑多なポスターなど張られているところは感心しないものの、全体的な店構えは雰囲気があって悪くありません。中に入ると左手にカウンター、右手に卓。予約の大人数は二階へ上がって行き、一階は広過ぎず狭過ぎず、照明も明る過ぎない絶妙の居心地です。朱で縁取られた品書きの短冊が壁を埋め、別に当日のおすすめが白板にびっしりと書かれています。厨房では何人もがきびきびと動き、活気はあるけれど耳障りではない、これまた絶妙の按配です。
生ビールを飲みつつ、まずは刺盛りとざる豆腐を所望しました。刺盛りは九種のネタがそれぞれ二、三切れずつ乗り、そのどれもが素晴らしい美味。これで1,480円とは、格安と言い切れます。他のものもざる豆腐は480円、すり身天は巨大なものが二つ乗って580円と、健全なる居酒屋価格です。背後の卓に三人連れが入って来たのですが、彼等がすり身天を注文すると、即座に三個盛りにしましょうか、と。酒の揃えは多分に漏れず、銘柄が記されない安い酒と、とっておきの地元の蔵の良い酒があり、後者はどれも一合880円と高めの値付けです。これを三合飲んだので会計は結構な額になってしまいましたが、ここを抑えていけば何度通っても大満足間違いなしです。
そして、酒肴や雰囲気といった当店の質の高さの他に、もう一つ大切な要素があります。
唐津は古くからの要衝で、由緒ある港町であり、街道の終着点であり、城下町でもあります。これらの歴史が息づく町並みは独特の風情、趣があります。その中心部に建つ居酒屋で土地の酒や魚介を味わうことはこの上ない贅沢であり、美味だけでなく旅情に酔いしれるのです。これぞ居酒屋の愉しみ、居酒屋の鑑のような店です。次に唐津を訪ねる時、また臨時休業しているようなことがないよう切に願います。

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雑多なポスターなど張られているところは感心しないものの、全体的な店構えは雰囲気があって悪くありません。中に入ると左手にカウンター、右手に卓。予約の大人数は二階へ上がって行き、一階は広過ぎず狭過ぎず、照明も明る過ぎない絶妙の居心地です。朱で縁取られた品書きの短冊が壁を埋め、別に当日のおすすめが白板にびっしりと書かれています。厨房では何人もがきびきびと動き、活気はあるけれど耳障りではない、これまた絶妙の按配です。
生ビールを飲みつつ、まずは刺盛りとざる豆腐を所望しました。刺盛りは九種のネタがそれぞれ二、三切れずつ乗り、そのどれもが素晴らしい美味。これで1,480円とは、格安と言い切れます。他のものもざる豆腐は480円、すり身天は巨大なものが二つ乗って580円と、健全なる居酒屋価格です。背後の卓に三人連れが入って来たのですが、彼等がすり身天を注文すると、即座に三個盛りにしましょうか、と。酒の揃えは多分に漏れず、銘柄が記されない安い酒と、とっておきの地元の蔵の良い酒があり、後者はどれも一合880円と高めの値付けです。これを三合飲んだので会計は結構な額になってしまいましたが、ここを抑えていけば何度通っても大満足間違いなしです。
そして、酒肴や雰囲気といった当店の質の高さの他に、もう一つ大切な要素があります。
唐津は古くからの要衝で、由緒ある港町であり、街道の終着点であり、城下町でもあります。これらの歴史が息づく町並みは独特の風情、趣があります。その中心部に建つ居酒屋で土地の酒や魚介を味わうことはこの上ない贅沢であり、美味だけでなく旅情に酔いしれるのです。これぞ居酒屋の愉しみ、居酒屋の鑑のような店です。次に唐津を訪ねる時、また臨時休業しているようなことがないよう切に願います。

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春先に「やす」を訪ねた際に聞いた時には、いくつかの制限はあるものの今年は山笠が舁けるだろうという話でした。しかし結果は無情にも二年続けての中止です。携わっている人の無念は計り知れませんが、せめて飾り山笠を一通り見ていこうと思います。その飾り山笠も今年は二つを欠いてしまいました。


福岡ドームの前の飾り山笠は櫛田神社の正面を向いて立っているのが分かります。場所の制約でそうでないものの方がむしろ多いのです。


博多祇園山笠の公式HPによれば「櫛田神社に向いた面を「表」とし、その裏側を「見送り」と呼ぶ。「表」には武者物、「見送り」には童話やテレビアニメが題材になることが多い。」とあります。ところがここでは逆で、表にホークスの選手とドームなどが、見送りに武者物となっています。
そもそも他の飾り山笠は櫛田神社近辺の市街地中心部に立つのに対し、これだけが大きく西に外れた場所にあります。そもそもが変わり種だと捉えるべきなのでしょうか。もう少し勉強が必要なようです。

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福岡ドームの前の飾り山笠は櫛田神社の正面を向いて立っているのが分かります。場所の制約でそうでないものの方がむしろ多いのです。


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そもそも他の飾り山笠は櫛田神社近辺の市街地中心部に立つのに対し、これだけが大きく西に外れた場所にあります。そもそもが変わり種だと捉えるべきなのでしょうか。もう少し勉強が必要なようです。

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