日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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アルトワークスにはごく小さいながらも遊び心ある一つの仕掛けがあります。それが表題の機能なのですが、タコメーターの中にターボチャージャーを表す図柄が隠されているのです。アクセル開度小さく静かに走り、タービンが回っていない時は何も表示されません。過給圧が高まるとこれが浮かび上がるように点灯するのです。まず白く点灯し、さらにアクセルを踏み込んでいくと白から薄いピンク、濃いピンクと徐々に色が濃くなっていきます。全開走行で過給圧が最も高い状態では真っ赤になります。
ここまでやるのならむしろブースト計を付けて欲しいと思います。その方がより気分が盛り上がる。それとも余り物々しい走りの車にすることを避け、敢えてこれにしたのでしょうか。まあこれはこれで楽しいものです。過給圧が大きい時など目が付いて行かない程の加速をするのでこんなものを見ている暇など殆どないのですが、それはまあそれとして…

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仕事帰りに博多駅へ足を運び、明日使うよかよかきっぷを購入してきました。小倉まで往復するのに在来線を使うと2,620円。これに480円足すだけで新幹線で往復できるのだから、これを使わない手はありません。しかしこの割引切符、実に不可解な商品だと感じます。

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説明書きを読むと「JR九州の駅では発売しておりません。」と明記されています。しかし博多駅と小倉駅でこの切符を買うことができます。似たような例は他にもあって、たとえばみんなの九州きっぷはJR九州全線が乗り放題と謳われていますが、新幹線の博多~小倉間には乗車できません。一方で、関門海峡を越えて下関駅までが有効範囲になっています。

山陽新幹線の博多~小倉間はJR西日本であってJR九州ではない。
JR西日本とJR九州の境界は下関駅であり、下関駅までがJR九州である。
こう説明されれば誰しも納得するでしょう。しかしこれらの事情を全て呑み込んでいる私のような鉄道趣味人はともかくとして、一般の人に対して余りに説明不足、不親切です。特に「JR九州の駅では発売しておりません。」の文言に至っては、誤記であると批判されてもおかしくありません。
博多駅と小倉駅はJR西日本とJR九州の両方の機能を有しています。この切符を発売する側からすれば、博多駅と小倉駅はJR西日本の駅であり、誤記でないと主張するでしょう。しかし事情に詳しくない多くの人の感覚と乖離していると言わざるを得ません。切符の内容は良心的で有用だというのに、本気で売る気があるのだろうかと疑いたくなります。勿体ない話です。

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この店との最初の出会いには、少々複雑ないきさつがありました。趣味を通じて知り合った知人に、良い店があるから是非にと連れられてやって来たのです。ところがその知人というのが地元ではなく東京在住でした。ある土地に頻繁に通ううちに、一部の事について地元の人間より詳しくなってしまう。よくある話ですが、余所者が余所者に連れられて暖簾をくぐるというのが少々可笑しくて、それで鮮やかに印象に残ったのでした。
しかしそれももう七年も前の事になってしまいました。この店のことはずっと頭の片隅にあったのですが、結局足を運ばないまま月日が流れました。その理由は、独酌に使いづらかったからです。当店の看板は呼子直送の烏賊。素晴らしい美味だったと記憶していましたが、値段の方もそれなりに張ります。その上一杯をそのまま捌くから、一人には分量が多過ぎるのです。

そのようなわけで再訪しないままになっていたのですが、先日思わぬ機会が巡って来ました。学生時代の後輩が、遠路はるばる福岡まで来るというではありませんか。彼の宿は博多駅博多口の近くでした。そして海鮮を希望すると言います。さらには開いている店が限られる日曜日でした。これらの条件を全て満たす店がまさにここだったというわけです。
七年振りに訪ねてみてまず驚いたのは、内外の様子が一変していたことです。ビルの一階に入っているのですが、ビルごと建て替わったのか、それとも大掛かりな改装をしたのでしょうか。客席もかつては小上がりがあったと記憶していましたが、全てテーブル席になっていました。
そのあたりの事はともかくとして、大事なのは当店の主役たる海鮮の質です。果たして素晴らしいものでした。刺身、胡麻鯖、揚げ物どれも美味で、値段も健全な居酒屋価格です。他に開いている店が少ない日曜とはいえ、満席の盛況もこれならば納得です。何人もの店員がきびきびと働き、客席の専属も二人もいるので打てば響く心地好いあしらいです。
烏賊を注文するのは独酌に不向きだし、カウンターの席数も少なく、使い勝手は良いとは言えません。しかしこの店には何やら不思議な縁を感じます。一度は一人でも訪ねてみねばならないでしょう。空いていそうな平日を狙って近いうちに足を運んでみようと思います。

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訪ねてみたい店が多く宿題が溜まっている状態です。毎度新規開拓ばかりでなく好きな店の再訪も織り交ぜたくなるのでより悩ましいところですが、漸くこの店の暖簾をくぐりました。長崎の名店はくしかの支店が中州にあり、同じように一番搾りプレミアムの樽生を出していると聞かされれば、試してみないわけにはいきません。

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佇まいは内外ともに浜町の本店とは大分違いました。ごく細い裏路地に建ち舟を囲む正方形のカウンター席を構えた、小ぢんまりしたいかにもおでん屋らしいところが好ましい本店に対し、こちら中州店は幅の広い道に面してビルになっていて、店内も一直線のカウンターが伸びる広々した客席と、色々と対照的です。
おでん以外の品が充実しているのも中州店の特徴でした。このあたりはいかにも中州らしいとでも言いましょうか。胡麻カンパチをいただいたのですが、他の様々な肴も間違いのないものだろうと思わせるものでした。何より嬉しいのはおでんの味が浜町の本店と全く変わらないこと。絶品のつみれの味もそのままで、本当に美味です。

気になったのは、平日でありながら予約で満席だったことです。この日は開店一番の五時に入ったのですが、六時までならということで通してもらいました。店内を見渡せば、確かに予約席の札が全ての席に置いてありました。これでは気の向いた時にふらりと入るという居酒屋らしい使い方ができず、窮屈です。周辺に無数の選択肢がある福岡でわざわざここを訪ねなくとも、長崎へ旅した時にまた本店へ行けばよかろうと思えます。
とはいえ、一番搾りプレミアム樽生の魅力は抗しがたいのも事実です。五時から六時までの間ならば予約を気にせず使えるというのなら、極上のビールを飲むためにまた足を運ぶこともありそうです。

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車を所有するのは四半世紀振りのことです。その間の進化、特に細かい装備の進化には目を見張るものがあります。バイクで日本一周をしたわけだし、仕事で毎日車を運転しています。だから日々最新の車というものを目にしてきたわけですが、自分で所有してこそ改めて実感する事があるものです。

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たとえばドアミラーに内蔵されたウインカーランプです。かつてはこんな物はなかった。自動車の最新の装備はまず高級車やスポーツカーに備えられるものですが、今や軽自動車にまで普及しているというわけです。しかし最も驚いたのは鍵でした。

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何といっても運転席に鍵穴が無いのです。これは隔世の感があります。鍵を差し込んで捻ることによってスターターを回すのが自動車の当たり前だと思ってきたので、未だに慣れず少々不思議な感覚になります。

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このリモコンキーを身に着ける、または鞄などに入れ車内に在る状態でクラッチペダルを踏み、スタートボタンを押してエンジンを始動します。車内とはいっても運転席より内側に在ることが条件で、たとえば運転席ドアの手を掛ける窪みなどに置いている状態では始動しません。
また、車内に残したまま車を降りると警告音が鳴ります。阿蘇に行った時のように、景色の良い所で車を入れて写真を撮るような時がそれです。この場合もけたたましい音が鳴り響くわけではなく、さりげなく二回だけ鳴ります。実に良く出来ています。

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施錠、解錠はリモコンキーを持った状態でドアノブ横の小さなボタンを押すだけでできます。試しにズボンの後ろのポケットに入れてやや車から離れて立ち、腕を伸ばしてボタンを押してみたのですが、解錠されませんでした。リモコンキーが常に正確な位置を測っているのです。これまた実に良く出来ています。

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そのリモコンキーにはこのように「鍵」が内蔵されています。しかしこれは電池が切れた時などの非常時しか使わないことになります。それどころか、施錠、解錠のボタンすら非常用であり、使う機会はありません。繰り返しますが、隔世の感があります。

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