日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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博多駅の筑紫口は福岡の繁華街の中で最も詳しくない地区です。駅の目の前には「寿久」という名店がありますが、大通りを渡った先の飲食店の密集地域は全くの未開拓です。先日、頃合いの時間帯に列車に乗って博多駅に戻って来るという機会がありました。折角なのでここで新規開拓に打って出ようと思い立ちました。とはいっても、店の数が多過ぎて徒手ではどうにもなりません。良い評判を聞いていた一軒の店に狙いを定めて向かいました。ところが満席御免でしたorz
何の手掛かりもない状態で飲み屋街の真ん中に放り出されてしまいました。十分に時間がある時ならば二、三周歩き回るのも楽しいものですが、翌日も四時台に起きねばならず、早く店を決めたいという思いが勝ります。少しでも良さそうに思えた店に即決で入ろうと、いつも以上に感覚を研ぎ澄ませてしばし歩き回りました。その結果飛び込んだのがこの店だったのです。

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ビルの地下にある店にいきなり入るのは勇気が要るものですが、そのビルの入口にあった看板が決め手となりました。店内の様子が何枚かの写真で紹介されていたのですが、そこから海鮮の店であること、カウンター席が充実していること、大皿に盛られた惣菜が並べられていることが分かったのです。いざ店の前まで行ってみるとやや高級そうな佇まいで、一瞬躊躇しましたが、意を決して中に入りました。
確かに自分が日常的に通っている居酒屋よりは上等な店でした。まず客層が上品です。着ている物や顔つきからして、余裕がありそうな人ばかりです。とはいえ、場違いという程ではありません。品書きの値段を見ても、大衆酒場よりは一回り高いですが怯むような額ではありません。

内容は文句なしの素晴らしさでした。お通しは細切りの大根の酢の物でしたが、味、食感、香り、見た目の美しさ全てが極上で、ごく小さな皿に完璧な仕事がなされていました。これを食べてあらゆる品が美味なのだろうと確信しましたが、果たしてその通りでした。刺身も揚げ物もこの上なく美味です。味だけではありません。厨房では凛とした表情の職人が黙々と働き、その厨房は隅々まで整頓が行き届き隙がありません。
一軒目としてやや軽めに飲み食いしても六千円は超えてしまいます。日参できるような店ではありません。しかし博多駅のすぐ近くで、奮発して本当に美味なものを味わいたいと思ったらここに来れば間違いがないです。良い店を見付けました。

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