日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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今や俗な観光地でしかない国際通りから一つ角を折れるだけで、がらりと雰囲気が変わります。小路はその名も竜宮通り社交街、その一番入口に建つのが当店です。創業は実に67年前の昭和30年。つまり返還前から続く老舗中の老舗です。その当時の那覇の町や国際通り、人々の暮らしぶりがどのようなものであったのか、想像もできません。

一階は真っ直ぐ伸びるカウンター席のみ。この造りが良いです。当店の特徴は、刺身を出さないこと。なるほど鮮魚を扱うことをしない代わりに他の料理に集中し、その質を高めようということなのでしょう。この潔いやり方は好感が持てます。品書きには伝統的な琉球料理が並びますが、その種類もやや絞られています。期待が高まりますが、一つだけ残念なことがありました。島豆腐を注文したところ、初めから醤油がかけられた状態で出されたのです。これはまるで感心しません。豆腐を初めは生で食べないなど、私には考えられないです。良い豆腐を使っているのだから尚更です。また琉球民謡ではなく洋楽を流していたのも意外でした。古く味わいある建物と噛み合っていません。代替わりして若い店主がやっているからなのでしょうか。
かように物足りない点もあるものの、料理はどれも実に美味でした。値段も良心的で、さらにいくつかの料理について半分盛りが注文できるのも独酌には有り難いところです。長く愛される店には必ず理由がありますが、誠実な仕事ぶりが見て取れました。ここもまた是非再訪したい那覇の名店です。ただし次回以降は、豆腐をそのまま出してくれと願い出るのを忘れないようにしたいと思います。

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