無為是人生

旅、居酒屋、プロ野球の応援、ラーメン二郎…好きなものを気ままに綴るブログです


居酒屋探訪(其の百九十八) ~京都 めなみ~ 

DSC07483.jpg
しっかりとした京料理の仕事を敷居の高くない居酒屋の雰囲気と値段で味わえるという、明快で健全な魅力と価値を持った店である。木屋町は京都らしい風情がありつつも新しいものも混在し、様々な力に溢れているが、店はそんな木屋町通沿いの近代的なビルの一階にある。それでいながら一歩中へ入ると何とも落ち着いた雰囲気になるのだから、このあたりが京の洗練というやつなのだろう。通りからカウンターに空きがあるかどうか覗けるのも有り難い配慮だ。
その落ち着いた雰囲気を醸し出す主役は白木の真っ直ぐなカウンターだ。そのカウンターの上には大皿に盛られたおばんざいが所狭しと並んでいる。これだけでも私を狂喜させるに十分だった。

迷いに迷った挙句お造りとともに最初に注文したのがみぶ菜と揚げ煮だった。小鉢に盛られたものが出て来るのかと思いきや、意外にも椀物だった。この出汁の素晴らしさたるや、余程特別なことをしない限りは東京では絶対に味わえないと言い切れる。どこまでも透き通って香り豊かでありながら、みぶ菜の青臭さが感じられるか感じられないか、ぎりぎりのところでわざと残してあるのだ。出汁、みぶ菜、揚げが三位一体となって甘く上品な香りに陶然となる。七年ぶりに京都を訪れた私に、この小さな椀が強烈にその実感を与えてくれた。出て来るものは全てきわめて上品で柔らかく、それでいながらしっかりと味があるまさに本当の仕事によるものだった。
惜しむらくは訪ねたのが21時半頃だったこと。おからに湯葉の春巻き、湯豆腐に出汁巻き…まだまだ食べてみたいものが沢山あったのだが、後ろ髪を引かれる思いで店を出た。

DSC07484.jpg
さてこの店ならば大人気に違いないだろうと、一人でも予約をしてくる客も多くいるのかと主人に尋ねてみた。返ってきた答えは果たして、沢山います、女性一人で予約をして来られる方もいますということだった。これは有用な情報を得た。次にいつ京都へ行けるか分からないし、他にも行ってみたい店が何軒もあるのが正直なところだが、それでもこの店はまた絶対に再訪したい。



めなみ
075-231-1095
京都府京都市中京区木屋町通三条上ル中島町96
17:00~22:30(L.O)
日曜休





にほんブログ村 酒ブログ 居酒屋へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ
にほんブログ村


  ↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!(^o^)




カテゴリ: 居酒屋探訪

[edit]

PAGE TOP

この記事に対するコメント

PAGE TOP

コメントの投稿

Secret

PAGE TOP

トラックバック

トラックバックURL
→http://kuda61.blog137.fc2.com/tb.php/3705-abd3ebc2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

PAGE TOP