日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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この店を訪ねたのは恐らくこれで四回目です。前回は肉豆腐を注文したところ、一人には量が多過ぎる上に味付けも濃いものが出てきました。予想外の事であり、当店の品としては異色と言えますが、とにかく結果として大失敗でした。その反省も踏まえて臨んだ今回、素晴らしい美味と虚飾なき仕事に酔いしれる最高の時間を過ごすことができました。

席に着くなり威勢の良いおばちゃんが、お兄さん初めは貝でいいね、と言うと、たっぷりと盛り付けて出してくれました。当地では赤貝と呼ばれるさるぼう貝です。肉厚で弾力ある豊かな食感で、甘辛い味付けも酒の肴として絶妙です。続いて刺身の盛り合わせ、どのネタも文句のつけようがありません。前日に岡山の「もりもと」で盛り合わせを注文して後悔したばかりだったので、より印象的でした。刺身は盛り合わせこそが正解という居酒屋も少なからず存在します。清水の「新生丸」や長岡の「魚仙」など代表格で、むろんこのやまいちも含まれます。これらの店に共通するのは、最高の物、本物を出す誠実な店だということです。続いてお浸しと白魚の天麩羅を。どちらも目の醒めるような美味さです。白魚というやつはもっと身が細いものだと思っていましたが、これまで最上のものを食べたことがなかっただけのことでした。最後に蜆の味噌汁です。紛れもなくこれまでに食べた蜆の中で最高のものでした。身は厚く張って球体に近い形をしていて、瑞々しい食感、味わい、香り、何もかも秀逸です。
大衆店に比べれば会計は一回り高いですが、これだけのものが味わえるのだからむしろ格安と言い切れます。松江の象徴とも言える大橋川に架かる橋の袂にひっそりと建つ様も良く、この店を訪ねる為に山陰まで旅する価値があると言える、珠玉の名店です。

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