日本一周後の福岡での日常、居酒屋探訪記などを綴ります。

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この店との最初の出会いには、少々複雑ないきさつがありました。趣味を通じて知り合った知人に、良い店があるから是非にと連れられてやって来たのです。ところがその知人というのが地元ではなく東京在住でした。ある土地に頻繁に通ううちに、一部の事について地元の人間より詳しくなってしまう。よくある話ですが、余所者が余所者に連れられて暖簾をくぐるというのが少々可笑しくて、それで鮮やかに印象に残ったのでした。
しかしそれももう七年も前の事になってしまいました。この店のことはずっと頭の片隅にあったのですが、結局足を運ばないまま月日が流れました。その理由は、独酌に使いづらかったからです。当店の看板は呼子直送の烏賊。素晴らしい美味だったと記憶していましたが、値段の方もそれなりに張ります。その上一杯をそのまま捌くから、一人には分量が多過ぎるのです。

そのようなわけで再訪しないままになっていたのですが、先日思わぬ機会が巡って来ました。学生時代の後輩が、遠路はるばる福岡まで来るというではありませんか。彼の宿は博多駅博多口の近くでした。そして海鮮を希望すると言います。さらには開いている店が限られる日曜日でした。これらの条件を全て満たす店がまさにここだったというわけです。
七年振りに訪ねてみてまず驚いたのは、内外の様子が一変していたことです。ビルの一階に入っているのですが、ビルごと建て替わったのか、それとも大掛かりな改装をしたのでしょうか。客席もかつては小上がりがあったと記憶していましたが、全てテーブル席になっていました。
そのあたりの事はともかくとして、大事なのは当店の主役たる海鮮の質です。果たして素晴らしいものでした。刺身、胡麻鯖、揚げ物どれも美味で、値段も健全な居酒屋価格です。他に開いている店が少ない日曜とはいえ、満席の盛況もこれならば納得です。何人もの店員がきびきびと働き、客席の専属も二人もいるので打てば響く心地好いあしらいです。
烏賊を注文するのは独酌に不向きだし、カウンターの席数も少なく、使い勝手は良いとは言えません。しかしこの店には何やら不思議な縁を感じます。一度は一人でも訪ねてみねばならないでしょう。空いていそうな平日を狙って近いうちに足を運んでみようと思います。

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