
光陰矢の如し。アルトワークスを買ってからもう三年が経つとは信じ難い気分ですが、現実です。車検を受けました。丸半日かかるので代車を借りたところ、現行型のアルトでした。凡庸で個性のないデザインは残念ですが、実によく出来た車でした。
車体の剛性は先代よりも明らかに高く、ドアを閉めた時の音や感触などまるで違います。視界が広く四隅の見切りが良く運転し易い。印象的なのは最近の車には珍しくボンネットフードが下がっていなくて、車体の前端が運転席から見えることです。これならば初心者も安心でしょう。初心者や不慣れな人に運転される機会も多い車種だけに、意図的にこの造りにしたのだとしたら評価すべきでしょう。

一方で駆動系には不満がありました。アクセルペダルの応答性が過敏で、滑り出すように発進することが難しいのです。とはいえこれはアルトに限ったことではなく多くの日本車に共通する不出来であり、AT車に共通する弱点でもあります。AT車を滑らかに走らせるのはつくづく難しいと思いました。肝心の車検ですが、一切の不具合や大掛かりな消耗品の交換もなく、出費は最低限でした。当今の軽自動車の信頼性と耐久性の高さには脱帽です。ただし、近々タイヤ交換をしなければなりません。こちらでまとまった出費となりそうです。
昔から述べているように、軽自動車の商用バンで寝泊まりしながら永続的な長旅をするのが人生の目標です。具体的には、ガソリン自動車として買えるぎりぎり最後の時機を狙ってスズキのエブリィを新車で購入するのが理想です。それまではこのアルトワークスを大切に乗り続けるつもりです。少なくとも二年後の次の車検も受けることになるでしょう。

にほんブログ村

にほんブログ村

↑ ↑ ↑
ランキングに参加しています。ぜひ三つのバナーをそれぞれクリックして下さい。よろしくお願いします!